朝行くと、下駄箱の 中身が汚いもので あふれていた
由奈
(なに…これ。)
私は、見なかった事にして 静かに閉め
帰りに、捨てよう
そう思った
美香
唯〜!
唯
……。
美香
おはよ!
唯
うるせぇ
由奈
……。
怖い
そう、思った
由奈
ゆ、唯…おはよ。
唯
おはよ
美香
……。
美香
唯!一緒に
おひるだよ?
おひるだよ?
唯
嫌だ
美香
3人で!
唯
嫌だ
唯
もう、消えてくれ
美香
嫌だ!
由奈
……。
ちゅ
唯
っ!!
唯
やめろ!
美香
いいじゃーん。
唯
お前とは終わったんだ
美香
終わってない
唯
俺は由奈だけなんだ
唯
もう、裏切れない
美香
裏切れば?
唯
…は?
美香
だって、あの子
美香
嫌われてるじゃん笑
美香
恥ずかしくない?
唯
うるせぇ!
唯
俺は由奈が好きなんだ!
唯
俺達の勝手だろ!
由奈
……。
由奈
唯……。
美香
(ムカつく。)
美香
いいよね?
美香
由奈!
由奈
え、え?
唯
いい。
唯
受け入れんな
美香
ね?
由奈
……。
威圧が……。
でも。
由奈
ごめん。
美香
あっそ
美香
まーいいや
ー昼ー
美香
唯ー!
唯
……。
美香
ちょっとお話したいんだけど
唯
うるさい
美香
いいじゃん!
唯
……。
唯
由奈、先行ってて。
由奈
…うん。
美香
(ニヤ。)
美香
ここ!
唯
は?
ー体育館裏ー
唯
…んだよ
美香
好きだよ!
唯
だから無理だって
美香
いいもん
ちゅ
唯
んっ!
美香
ね?
唯
…やめろ
美香
やめない
美香
唯が振り向いてくれるまで
美香
私の事好きになって
くれるまで
くれるまで
美香
やめないから
唯
いい加減にしろ!
唯
俺は、由奈が
好きだって言ってるだろ!
好きだって言ってるだろ!
美香
だから、奪うんだよ
唯
……。
美香
ね?
唯
なっ!
唯
やめろ!
唯
おい!
美香
久しぶりだなー
美香
唯の体見たの
美香
前より筋肉
付いた?
付いた?
唯
触んな!
美香
ちょっ!
美香
いいじゃん!
唯の頂点を含む
唯
んっ!
美香
耳とここが
弱いんだっけ
弱いんだっけ
唯
やめっ
美香
やめなーい
そのまま行為に 陥り
唯の理性も 限界だった
唯
はぁはぁっ
唯
どけっ!
美香
きゃっ
美香
ゆ、唯?
唯
…これっきりだからな
唯
これ終わったら
唯
俺らに
関わんな。
関わんな。
美香
……。
唯
くっ//
美香
あっ//
ーーーーーーーーーーーーー
由奈
唯、遅いな。
由奈
……。
嫌な予感がする
由奈
探しに行こ。
私は校内をくまなく 探す
が、どこにもいない
仕方なく校舎を出て 探す
由奈
……え?
絶句した。
あれだけ、好きだと
もう、悲しませないと 誓ったのに
元カノと、行為をしている
唯
はぁはぁ!
美香
唯!
美香
好き!
……。
裏切られた?
ねぇ。
やっぱり、嘘だったんだ
唯
くっそ!
美香
はぁはぁっ
唯の声なんて 聞きたくなかった
私は2人の邪魔を するかのように
目の前で、大きな声で
由奈
唯なんて知らない!!
由奈
もう、大嫌い!!
由奈
裏切り者!!
唯
由奈っ!!
美香
(クスっ)
唯
あ、あぁ!
走って、その場を去った
もう、会いたくない
声も聞きたくない
姿も見たくない
唯なんて
唯なんて!
大っ嫌い!!






