私
何故あなたが謝るのだろう
そんな必要は無いはずだ
いつしかの少女
いつしかの少女
いつしかの少女
呪われた?
私達?
私
いつしかの少女
いつしかの少女
いつしかの少女
いつしかの少女
言われてみればそうだ
朝焼けだか夕焼けだかは色を変えていないし
僕はここへ来た記憶がないし
何より
死んでいない
いつしかの少女
いつしかの少女
いつしかの少女
いつしかの少女
成程
僕達はあの日いつも通りを願った
だから
あの日を繰り返すのだろう
あなたはあの日人々が死なないよう願った
だから
人が死なない生き返る世界に取り込まれたのだろう
願いは思わぬ形で叶い
それ故に呪いと呼ばれる
私
いつしかの少女
結局はそこに落ち着く
諦めるしかないのだろうか
いつしかの少女
いつしかの少女
私
突然視界が歪む
何が起こっているんだ
いつしかの少女
いつしかの少女
どうやら夢から醒める時間が迫っているらしい
あなたの顔も霞んで見える
いつしかの少女
いつしかの少女
もう音も聞こえない
またあなたの話を最後まで聞けなかった
本当にすまない
口にする間もなく
体はストンと地に沈んで行った
続々続々