テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

人間関係(後編)

第1話 - 人間関係(後編)

2020年01月13日

#恋愛

#嫉妬･やきもち

#幼馴染

K.O

こんにちは、人間関係後編です！いいねしてくださった方ありがとうございます！後編もお楽しみください

チリン

華海

はぁ、はぁ

華海

羽鶴が！

華海

喋れる....

華海

あ、あぁーーー！
白狐様に術かけてもらうの忘れた！

華海

やばいやばいどうしよ、

華海

.....とりあえず黙っとくか

華海

(羽鶴たちを探さなきゃっ)

羽鶴

まさかひながあんなこと言うなんて

羽鶴

僕、どうしたらいいんだろう

羽鶴

とりあえず華海に連絡しなきゃ

羽鶴

家帰っているかな、

羽鶴

やっぱ僕、華海のこと好きなのかもしれない

羽鶴

でもなー、もし告って失敗したらやだしなー

羽鶴

ひなともどうしていいかわかんないし

羽鶴

なんか、もう面倒くさくなってきた

羽鶴

とりあえず連絡するか

羽鶴

華海〜

羽鶴

家帰ってる？

羽鶴

事故とかにあったりしてない？大丈夫？

羽鶴

おーい

羽鶴

繋がんないなー

羽鶴

どうしたんだろう

ピロリンッ

羽鶴

？

羽鶴

ひなだ

羽鶴

どうしよう、

羽鶴

まぁいっか

妃那

羽鶴〜

妃那

今日の事なんだけどさ、華海には絶対に言わないでね！

妃那

2人だけの秘密だよ

羽鶴

う、うん

羽鶴

僕も今日のこと話したいと思ったんだけど

妃那

なにっ？

妃那

もしかして、返事くれるの？

羽鶴

そうなんだけど

羽鶴

やっぱさ、付き合ったりすることは出来ないよ

妃那

なんで？

妃那

まぁ、確かに羽鶴は華海のこと好きだけどさ

妃那

別に良くない？私とでも

羽鶴

それでもダメ

羽鶴

だって僕、ひなとは付き合いたくないもん

妃那

なにそれ

妃那

まぁいっかー

妃那

その言葉忘れないよ

羽鶴

え？

華海

羽鶴もう帰ったのかな

華海

今何時だろ

華海

あっ、羽鶴からだ

羽鶴

おーい

華海

ごめん！返事遅れた！

華海

どうしたの？

羽鶴

あっ、やっと連絡ついたー

羽鶴

まぁ、特にはないんだけど

羽鶴

今日一緒に帰れなかったからさ、心配で

華海

なにそれ笑親じゃないんだからさ笑

華海

羽鶴こそ大丈夫だった？

華海

帰り1人だったよね、

羽鶴

え、うんまぁ

羽鶴

大丈夫だよ！

華海

そう、それなら良かった！

華海

また明日ね！

羽鶴

うん

華海

はぁー、

華海

普通にできてたかな？

華海

メールで助かったー

華海

明日どうしよう

華海

でも、知らないでいないと

華海

ひなとも話せないや

華海

(はぁ、何とか昨日は乗り越えた)

華海

(今日どうしよう)

羽鶴

(ヤバっ華海だっ)

羽鶴

(自然に自然に)

羽鶴

華海おはよ！

華海

(ニコッ)

羽鶴

学校行こっか！

華海

(コクッ)

羽鶴

(平然に、、)

妃那

........

妃那

おはよー！羽鶴！

羽鶴

お、おぉー

華海

.......

妃那

ねー、羽鶴さ、今日"も"一緒に帰ろう！

羽鶴

ごめん、今日は

妃那

じゃあまた放課後〜

羽鶴

はぁ....

華海

.....

羽鶴

あ、ごめん！昨日言ってなかったね

羽鶴

ひとりじゃなかったんだ帰り

華海

(フルフル")

羽鶴

今日は一緒に帰ろうね！

華海

(ニコッ)

華海

(まぁ、もう全部知ってんだけどね)

華海

はぁ

羽鶴

！？

羽鶴

え、今

華海

(しまった!)

羽鶴

喋ったよね？

華海

(？😅)

羽鶴

気のせいか

羽鶴

華海帰ろっ

華海

(コクコク)

羽鶴

(ひなに会いませんように)

妃那

いたっ！

妃那

羽鶴〜！

妃那

かーえろっ！

羽鶴

え、華海がいいなら

華海

(ニコッ)

妃那

じゃあ帰ろっか！華海にも話したいことあるし

妃那

2人ともちょっといいかな？

華海

？

羽鶴

なに？

妃那

これは、華海に話すことなんだけど

妃那

私たち付き合ってるんだよね！

羽鶴

え？

妃那

だからさ、それ以上羽鶴に近づかないでくれる？

羽鶴

な、何を言っているんだよ！

羽鶴

そんなわけないだろ

妃那

どうしたの？恥ずかしいの？笑

羽鶴

からかわないで！

華海

.....

妃那

華海、そういうことなの

妃那

だからこれからは、2人はもちろん3人で遊ぶことは無いからね！

華海

(ダメだ、耐えれない!)

妃那

そゆことで、バイバイ！

羽鶴

ちょっと待てよ！

妃那

なに？

華海

！！

羽鶴

華海こんなの嘘だから、ごめんだけどホントのこと言うね

妃那

なに、ホントのことって

羽鶴

実は

華海

いいよ

華海

言わなくても

華海

もう全部知ってるから

羽鶴

え？

妃那

華海？

華海

なに？

羽鶴

喋れるの？

華海

元々はね

華海

いろいろあって喋れなくなったの

妃那

そんなことはどうでもいい

妃那

全部知ってるってどういうこと？

華海

実はね、私

華海

過去からきたの

羽鶴

どういうこと？

華海

私は江戸時代の人間なの

妃那

ならむしろちょうどいいじゃん

妃那

帰れば？

華海

帰るんだけど、2人にも来て欲しいの

華海

私と手を繋いで目をつぶって

羽鶴

？

妃那

？

華海

すうっ

チリンッ

妃那

え、なにこれ？

羽鶴

どどどどどういうことー！

妃那

？

妃那

学校じゃん

華海

昔のね

羽鶴

江戸時代からあったの？

華海

ううん

華海

今は昭和

華海

江戸まで行かなくても会えるから

羽鶴

誰に？

白狐様

ワシじゃ

華海

白狐様

何しに来た

華海

やっぱホントのこと話してあげないと

白狐様

すきにしろ

華海

これが私を今現在へ送り出した人、というか神様

妃那

神様？何を言ってんの笑

羽鶴

ホントなの？

華海

うん、

妃那

で、なんで未来に来たわけ？

華海

それは、特に理由はない

妃那

はぁ？

妃那

あんたどんだけ雑なの

白狐様

お前が妃那か

妃那

そうですけど？

白狐様

全然態度が違うな

妃那

いつの話？

白狐様

私はこの3人を毎日見ている

白狐様

普段のひなとは全くの別人じゃな

妃那

まぁね

羽鶴

ところで、華海はこれからどうするの？

華海

...

白狐様

わしはどっちでもいい

華海

ホントにどっちでもいいの？

白狐様

あぁ

華海

なら、私はそっちの世界へ行く

羽鶴

ほんとに！

妃那

残ればいいのに

華海

だけど、今の町からは離れるよ

羽鶴

え、なんでだよ？

羽鶴

戻ってこれるのに、なんでわざわざ

華海

戻るんじゃないよ

華海

行くんだよ

華海

私にとってのホントの家はここだから

華海

旅立つだけ

羽鶴

そんな

妃那

いいじゃん

妃那

そうやって決めたのはあんたでしょ？

羽鶴

じゃあ、せめて僕の気持ちだけでもっ

華海

もう知ってるよ

羽鶴

え、ええぇぇえ！

華海

白狐様と一緒に昨日のことは見た

妃那

なんだ、もう分かってんだ

華海

うん

華海

だから私も気持ちを伝えようと思うの

羽鶴

う、うん

妃那

.....

華海

私も羽鶴のこと好きだよ

妃那

チッ

羽鶴

ほ、ほんとに？

華海

うん！

羽鶴

やったーーー！ほんとに信じていいの？

華海

信じられないの？笑

羽鶴

ううん、信じるよ！ありがとう！

妃那

はいはい、どうぞお幸せに

羽鶴

ひなはいいの？

妃那

別に私には関係ないでしょ？

羽鶴

そっか、ありがとう

妃那

なんでお礼なんか言うの、おかしいんじゃないの？

白狐様

話は済んだか

華海

うん

白狐様

華海、向こうの世界へ行くのは構わないが

白狐様

1つ条件がある

華海

？

白狐様

今はこうしてしゃべれるが、もう一度その声を貰う

華海

、、、

白狐様

それが条件だ

白狐様

それが出来ないならお主は行けぬ

華海

分かった

羽鶴

え、でも

華海

言葉がなくても気持ちは伝わるでしょ？

妃那

はぁ

妃那

そうね

華海

ひな

妃那

私もよくわかっている

羽鶴

そうだね

華海

じゃあお願いします

白狐様

ほれ

スっ

華海

ん！

華海

っ！っ！

羽鶴

ほんとに出なくなった

白狐様

さぁ、お前た向こうの世界へ行くがよい

羽鶴

はいっ

白狐様

そうそう、華海

白狐様

向こうへ着いたら出来なくなることがあるからな

白狐様

それだけ気をつけておけ

華海

コクッ

チリンッ

羽鶴

うおっ

羽鶴

すげー

妃那

華海、街を出てくって嘘でしょ？

妃那

丸わかりよ

華海

(ギクッ！）

羽鶴

ほんとに！？

華海

コクっ

羽鶴

よかったー

妃那

それから私からも

妃那

お幸せに

華海

妃那

最初から羽鶴を奪うつもりなんてなかったよ

妃那

ちょっとしたイタズラさ笑

羽鶴

なんだよー！

羽鶴

僕も真剣に考えたんだからね！

妃那

笑笑

妃那

それはごめんなさい笑

華海

(ニコッ)

妃那

じゃあ帰ろ

羽鶴

そうだね

華海

(うん！)

妃那

華海おはよう！

華海

ニコッ

羽鶴

おはようひな

妃那

おはよー！

後日、私は元の世界へ帰れないことに気づいた

少し寂しいけれど、私は今とても幸せだからなんでもいいけどね

白狐様今日も見てくださっていますか

最後までありがとうございました！またの機会がございましたら、よろしくお願いします！

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

K.O

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

人間関係(後編)

第1話 - 人間関係(後編)

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説
一覧

関連するタグ

人間関係(後編)

第1話 - 人間関係(後編)

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説一覧

関連するタグ

#恋愛の新着小説
一覧