テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
クオン
クロヴン
ノイズ
ライベリー
ヴァザール
アクロス
クオン
想像以上に力が強く、子供であるクオンに抗うことはできなかった。 がくんと頭が揺れて、そのまま背後の影に引っ張られる。
銃を取り出そうとし、指が銃創に触れる。
異形
背後から 内臓に来るような、確かな重力を持った悪寒が蹲る。
あ、間に合わない
__瞬時にそう悟った。 小さな体というハンデは、想像以上に大きい。
異形
クオン
突如、背中で蜷局を巻いていた重苦しさが飛散する。 解放されたように息を吸った途端、体が浮いた。
ノイズ
ライベリー
すぐ下で、クロヴンとライベリーが戦っているのが見えた。
唖然としている内、腹に回された腕に気付く。 あの瞬間ノイズに抱え込まれて、天井近くの配管に避難してくれたらしい。
あの悲鳴、ダガーで切られたからか……
クオン
ノイズ
クオン
クオン
ノイズ
そう笑うと、彼は目の前から一瞬で消えた
彼のオリアビ、”スピード”の効果だ。 安直な名の通り、熟練度によっては音速で動くことができる。
クオン
ミスを減らしたい。 いつまでも、みんなに頼っていては……__
クロヴン
クロヴン
ライベリー
ノイズ
先程の墨のような触手は体の一部。 本体はもっと悍ましく醜悪な見目をしているはずだ。
クオン
ライベリー
ノイズ
クロヴン
そして、クオンのオリアビは”インシャドウ” そのままの意味で、影の世界に潜伏できる。
彼らが階段に駆けていくのを見届けると、視線が肌に突き刺さる。 それと同時に、クオンは影へ溶け込んだ。
相手は熟練じゃない……まだ異形としては幼い、殺気が露わだ
クオン
指定の階に辿り着き、彼らに呼び掛ける。 影から出れば、眼前に平たい影が迫っていた
クオン
何度か引き金を引けば、鋭利な黒は一瞬で退いた。 懲りずに現れては襲い来るそれを対処しつつ、飛退いて部屋の隅に背中をつける。
ライベリー
ライベリー
ノイズ
クロヴン
暗殺を請け負っているノイズにとって、隠密行動は十八番だ。 それに加えオリアビが相乗効果を果たし、この状況には有効な手段である。
ダガーを両手に構え、一瞬でこの場から消える。 それは速さのせいか気配がないからか、最早判別がつかなかった。
ライベリー
クロヴン
クロヴン
ライベリー
ノイズ
ノイズ
この場に動くものはなかった。 埃だけが舞い、静寂に深く沈んでいる。
部屋の角に迷いなく歩を進める。
ノイズ
ノイズ
異形
セメントのような薄汚れた皮膚。 縮こまり、膝を抱え、頭部らしき部分を守るようにした手……
まるで頭から布を被ったように、腰部分から引き延ばされた表皮。 それが地面に釘で縫い付けられていた。
__隠れたがっているかのように
視線から、逃れる様に
ノイズ
殺したくなんてなかったので、重い一撃でその体躯を貫く。
途端異形は掻き消え、墨を垂らしたような煙が緩慢に渦巻いた。 頬に付着した炭色の液体を拭う。 ぬるさが伝う。
ノイズ
殺したいわけが無い 殺して済ませるわけが無い
ノイズ
異形が消えても、雁字搦めになった重さは確かに残っていた
ノイズ
ノイズ
扉からへらへらと笑って現れたノイズに、三人は振り向く。
ライベリー
クロヴン
クオン
ライベリー
ライベリー
クロヴン
ノイズ
クオン
ライベリー
ノイズ
クロヴン
ライベリー
クオン
ノイズ
一級
帰宅後 寝室
クオン
枕に顔を埋めて、やっと緊張の紐を解く。 胸が重い。重力以上の何かに引っ張られていた。
……あぁ、通知確認しなきゃ
クオン
煌々と光る白い板が目に痛い。 明るさを下げてから既読をつける。
クオン
文面はいつもと変わらない、優しくて朗らかなものだった。 むくりと上半身を起こしてから、通知ボタンに指を置く。
……何て謝るのが正しいかな