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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

……

家を追い出されてから数十分

すぐにあたりは暗くなった

そろそろこさめくらいの年齢は…

いや、1人で車椅子に乗っているこさめは補導されるであろう

…おとぉ‪…さん、

補導されたらお父さんの所へ行けるのだろうか

こさはお母さんの所へは行けない

だから…もしかしたら、、

お父さん、こさのこと忘れてるよね…笑

これはお母さんから聞いた話

お母さんが19の頃 付き合っていた彼氏が居たんだって 彼氏さんはまだ17で成人はしていなかった。

出会いはあんまり話してくれなかったから分かんないけどバイト先…?の後輩だって。 大好きだった って言ってた

お母さんがこさを妊娠するまでは。

お母さんはこさを妊娠した。 成人していたから親に相談せずに産む選択が出来た。 お母さんは産むつもりだって言ってた。 でも…

彼氏さんの親が猛反対したんだって。 『まだうちの子は成人していません。高校生なんです。誰にでも1度の過ちはあります、産むのは考え直してもらえませんか?』 って。

お母さんは産むつもりだったんだって。 お母さんのお母さん、こさのおばあちゃんが酷い人だったから。 お母さんを産んだ後、放置し…挙句には暴力。 次の子の妊娠が分かったが独断で下ろす。

おじいちゃんは海外赴任等がよくある人で家にはほとんどいなくて。 おばあちゃんもお金目当てで結婚したって言ってて…

そんな家庭だったからこそ、お母さんはちゃんと産んでちゃんと育てたいと思っていたんだって。 でもその夢は叶わなかった。

彼氏さんが別れを切り出したから。 最初はもちろん親の考えに反対して、自分でやってしまった過ちだから償う… そう言っていたのに、、 『ごめん。』 そう言い残してお母さんの前から居なくなった。

それでもお母さんはこさを産んでくれて、ここまで育ててくれた… 10年も姿を表さない彼氏さん…、 こさのお父さんとは違って。

ねぇ…君、

何してるの?

あぁ…補導か、

そう思ってこさは後ろを振り向いた

すると、

…ッ!?

見覚えのある瞳がこさの目に映った

𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭

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