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主
主
主
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遥香
遥香
10歳だったかな、
ピアノの発表会があった
完璧にできた!
って思ってたけど、両親はお気に召さなかったらしい
叩かれ、怒鳴られ
めんどくさくなり、私は家を飛び出して近くの公園に行った
ボディガードやメイドを連れて行かなかったから、親にとても怒られてしまったことも覚えている
そんな時に私を励ましてくれた
凛
遥香
遥香
凛
同時は同い年とはお前ないほどに凛は大人びていた
おっとりした優しい声、
態度、
遥香
凛
凛
遥香
凛
遥香
凛
この時の笑顔が、不気味で
なにか嘘みたいで
怖かった
遥香
凛
遥香
凛
凛
遥香
その時は馴れ馴れしくしてくるコイツに腹が立っていた
どこかふざけて
笑って
ヘラヘラしてて
でも、何かを押し殺しているその笑顔が私は大嫌いだった
なぜ私に声をかけたのか、なぜ私はコイツに名前を言ってしまったのか
私も少し混乱していた
凛
遥香
凛
凛
遥香
いくら褒められても、その頃の私は"人間"という
『皮を被った偽物』としか思っていなかった
人間が嫌いな私に、友達なんて要らないと思っていた
凛
凛
遥香
ふと頭をよぎった
なぜか安心できるコイツになら、言ってもいいのでは?っと
遥香
凛
凛
ほら言っても変わんないよ
いつも言われてきた
凛
初めて言われた
遥香
初めて言われた言葉に対し、驚きが隠せなかった
悲しくないのに込み上げてくる涙、
初めてこんな気持ちになり、初めて言われた言葉がどれだけ私の救いになったことか、
遥香
凛
凛
たっくさん泣いた
初めて泣いた
人前で
いつもは部屋で、一人で泣いていた
私が泣いているのを知っていても、メイドや執事は見て見ぬふりをする
親だってそう
いや、なんなら『泣くなみっともない』とか、『泣くぐらいなら努力しろ』だとかだったかな笑
ずっと泣いた
"凛"の優しさに、人の暖かさに、
初めて気がついた
凛
凛
遥香
遥香
凛
凛
遥香
凛
凛
、、、私は短期記憶障害者だった、
今は手術をしてマシにはなっているけど、まあまあやばかったらしい
遥香
凛
遥香
凛
凛
凛
遥香
凛
遥香
凛
凛
凛
遥香
凛
凛
遥香
凛
遥香
凛
遥香
凛
遥香
凛
中学生に上がり、凛と同じ学校になった
まさか近くに住んでいるとは知らなかった笑
しかもその時同い年と気づいた
凛や蓮香、白布と楽しい時間を過ごしていた、
過ごしてた、
過ごしてた、はず
だけど、私がいじめられるようになって仲が良くなくなった、
助けてくれるみんなの手を、私は振り払い続けた
勿論辛かったし、差し伸べてくれた手を取ろうか悩んだ
でも、迷惑はかけられない
そんな時でも、ずっと
ずーっと毎日毎日話かけてくれた凛
告白もしてくれたし、何度も好きと言ってくれた
でも、もっと恨みを買うだろうし迷惑はかけられない
それに、仲が悪くなってしまうなど
余裕がなかった私、
そんな時、凛が転校するらしかった
生徒
生徒
生徒
人気者の凛、
そんな私が一言言えば雰囲気は台無しになるだろう、
凛
私の方を見ないで、
そう言いたかった
だって苦しいから、
私だっていいたいよ!!でも、雰囲気を壊すよりはマシだ
そんな悲しそうな目、しないで、よ
心が痛かった
凛
生徒
生徒
生徒
その後、クラスのみんなは凛を見送った、
家に帰ろうとすると、
凛がいた、
遥香
目線を合わせられなかった
凛
無視して家に入ろうとする私の腕を掴んでどこかに走り出した
凛
遥香
凛
凛
遥香
凛
凛
遥香
その後も雑談をし、
色々な思い出を語った
修学旅行や、文化祭
普通の日常のことも、
色んなことを話したね、
気づけば夕方になっていた
凛
遥香
凛
遥香
凛
凛
凛
凛
遥香
遥香
凛
遥香
凛
凛
凛
遥香
遥香
大きい鼓動がした
痛かった
今まで、『ばいばい』とか『明日〜!』とかだったから、
前に凛が言っていた
『またね』を最後に言う時はもう会えないかもしれない、もう会える時、関わることが出来なくなる意味、らしい
一人で泣いた
たっくさん泣いた
悲しかったから
もう、会えないの?
やめてよ、
満更でもないこと
遥香
凛
凛
凛
遥香
凛
凛
遥香
凛
凛
遥香
)))遥香〜!
遥香
遥香
遥香
凛
凛
遥香
主
主
遥香
主
遥香
主
遥香
主
主
主
遥香
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主
主
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主
遥香
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