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友情暗号

第1話 - 友情暗号

2018年10月12日

#友情

flower

優華

みんなーおはよぉ

凛

おはよー今日も眠いね！

香夜

いや、もう13時なんだけど？

春

今日もいい天気だね！

香夜

会話になってない！

優華

私今起きたから朝なの！

香夜

それ、どんな理屈なの？

凛

まぁ、朝昼夜は人それぞれって事だよ！

春

私は6時〜11時が朝で12時〜15時までがお昼16時〜5時までが夜かなぁ？

香夜

えっ？1時超えたら朝でしょ？

凛

私は24時間夜だ！

香夜

それただずっと寝てたいだけでしょ！

優華

そーだよ凛ちゃん！ずっと夜ならご飯食べれないよ！

香夜

いや、そこじゃないだろ！

春

優華は食べるのが好きだもんねぇ〜

優華

うん！食は正義なり！

香夜

いや、確かにその通りだけど…食べ過ぎたら太るよ？

優華

言わないで！最近気にしてるんだから！

凛

そう言えばこの前太ったって泣いてたな…

春

大丈夫だよ優華は美人さんだから太ってもモテるよ？

優華

春ちゃんありがとぉ…

香夜

いや、太ってたらブスになるって聞くよ？

優華

香夜酷い！

香夜

酷くない真実

凛

愛のムチだ優華

春

香夜なりの愛だよ！

優華

そんなに太ってないよ！

香夜

太ったって言ったんじゃないのかよっ！

凛

因みにいくら太ったんだ？

春

凛、そこは聞かないのがルール

凛

私にはルールはない！

香夜

だからどんな理屈だよ！

優華

600ｇ…

香夜

少なっ！グラム単位かよ！

香夜

てか、言うんかい！

凛

グラム単位なら大丈夫だろ

春

食べるのを辞めれば痩せれるよ！

優華

ほんと！？

香夜

死ぬわ！優華も間に受けんな！

優華

冗談だよっ！私痩せるより死にたくないからね！

香夜

いや、それは皆同じでしょ？

凛

私は寝れるなら食べなくてもいいな！

香夜

永遠の眠りにつくからやめなさい！

凛

眠り…いい響きだ！

香夜

実行しないでよ！？

春

凛、実行しちゃったら私達と話せなくなるね…

凛

………実行しない絶対にだ！

香夜

当たり前だ！つかすんな！

優華

今日も賑やかだね！

香夜

いや、元はと言えば優華が出した話題だろ！

春

えっ？凛じゃない？

凛

五分五分だね！

香夜

いや、ボケたのに突っ込んでよ

香夜

明らかに私じゃん！

凛

いや、ついな

春

いつもは香夜が突っ込み役だから

優華

突っ込み方が分かんなくて

香夜

まるで会議したかのような説明ありがとう

優華

どういたしまして？

凛

感謝しろ！

春

2人とも嫌味のありがとうだよ

春

分かってる？

香夜

絶対分かってない…

優華

(*´▽｀*)ｴﾍ

彼女達はいつも仲がいい

どんな事も相談出来る

どこの誰よりも信頼している

まさに

『親友を超えた仲』

っと呼ぶに等しいのだ

8月18日

凛

明日って再登校日だったよな？

春

そうだっけ？私宿題してないよ！

香夜

20日が再登校日！

香夜

提出物はちゃんとだしなよ？

春

香夜手伝って！

香夜

絶対やだ！私の移すつもりでしょ

凛

香夜減るもんじゃないよ！

香夜

減るわ！優華も何か言ってあげてよ！

凛

あっ、この際優華でもいいか

春

優華は学年トップの優等生だもんね！

香夜

宿題は自分でやりなさい！

香夜

自分の為にならないでしょ！

凛

香夜お母さんみたいだよ！

春

友達におかん女子現る！いいね！

香夜

やめい！春もネタにしない！

春

えぇ？まだ何も言ってないよ！

香夜

言わなくても分かるわ！

凛

香夜まさか能力者だったのか！

香夜

そんな訳ある訳ないでしょ！

香夜

何年一緒にいるのよ考えてる事ぐらい分かるわ！

春

長く一緒にいるからこそ分かるんだねー

凛

長い時繋がる絆硬い愛！

香夜

それまさか表現語の宿題に書かないよね？

凛

えっ？ダメなのか？

香夜

いや、テーマ『いじめ』でしょ！全然違うじゃん！

凛

テーマなんか無視だ！

春

おぉ〜誰にも囚われない私が全てを決める！的なアレですか！

香夜

減点させられるわ！

香夜

そして春はゾーンに入らない！

凛

いじめか…ムズいな

春

私はもう出来たよー

凛

流石未来の小説家！

春

(*¯꒳¯*)ｴｯﾍﾝ

凛

未来の小説家の春さん！私を助けてくださいな！

香夜

いや、何人に宿題やらそうとしてんの！ダメに決まってるでしょ！

凛

な、なぜ分かった！

香夜

誰でも分かるわ！

春

あはは(^_^；

別グループ

春が凛を招待しました

春が香夜を招待しました

凛が参加しました

香夜が参加しました

香夜

春どうしたの？

春

うん…なんか変じゃない？

凛

何が？

春

優華だよ変だよ最近ずっと連絡ない

香夜

そうだね私が優華に助け求めても返事来ないし

凛

既読は着いてるんだけどな

春

何かあったのかな？

香夜

優華が返事をしたことないもんね

凛

個人LINEでもしてみる？

春

私昨日したんだけど既読だけで返事来ないの…

凛

インフルエンザとか？

香夜

優華ならLINEで報告するでしょ

春

だよね……

優華

皆ごめんねっ！LINE出来なくてちょっと忙しくて返事出来なかった！

香夜

そっか！大丈夫？

凛

忙しくてもご飯は食べてね！

春

倒れちゃったら元も子もないからね！

優華

うん！ありがとう！

優華

それでねみんなにお願い？があるの

凛

なぜに疑問形？

優華

てへっあっ！そうだ聞いて！

優華

結構どうでもいいんだけど

優華

一刻も早く言いたくて！

優華

さいきん面白い夢見てさ！

優華

つい言いたくなって！

香夜

へぇ、どんな夢？

優華

ニッシーが夢に出てきて

優華

ホットココア飲んでたの！

優華

海で！ビックリしたよ！

優華

ココアだよ？しかも海で！

優華

苦笑したよ（苦笑いね）

優華

死ぬかと思った！笑

優華

て、そんなことより！

優華

来週の日曜日南街のボロ倉庫に来て欲しいの！人気のない所でグレーの屋根で窓が少ないヤツ！結構大きいからすぐ分かるよ！皆で肝試ししよ！

香夜

肝試し…

凛

いいねぇ！夏だねぇ！

春

その日部活もないからいけるよ！

香夜

肝試し…

凛

香夜は怖いの苦手だもんな(^_^；

春

どうする？やめとく？

香夜

何行言ってんの！ぜんっぜん怖くないから！行くに決まってるでしょ！

優華

じゃぁ決定だね！

凛

もちろん！任せといてよ！準備は私がしとくから！

香夜

私も手伝うよ懐中電灯とか家にいっぱいあるし

春

私は…藁人形作っとく！

香夜

何故に！？

春

雰囲気作り？

香夜

やらんでいい！

凛

それ、肝試しじゃなくて呪いだよ

春

(*ˊꇴˋ)ｴﾍｯ

香夜

もぉ…じゃぁ日曜日にグレーの倉庫で！

凛

りょーかい！

春

はーい

優華

うん待ってるね！

日曜日

香夜

優華、着いたけど

香夜

何処にいる？

優華

あっ、ごめんね！ちょっと待ってて！！

凛

りょーかい

春

急がなくていいよ(*´˘`*)

優華

ありがとう！

香夜

「殆ど森ね……」

凛

「なんだ怖いのか？」

香夜

「……まぁ、ね…」

春

「珍しく素直だぁ…」

香夜

「春の中の私はどんなイメージなのよ」

春

「ツンデレ？」

凛

「あ〜確かに」

香夜

「…それ最近彼にも言われたわ」

凛

「リア充め！」

春

「それにしても…… 優華ちゃん遅くない？あれから15分ぐらい経ってるよ？」

香夜

「そうね……」

凛

「LINEしてみるか」

男A

「その必要はねぇよ」

香夜

「！？だ、誰！？」

森の影から10人ほどの

男がニヤニヤしながら出てくる

3人はバッ振り返った

男B

「名乗る程のもんじゃねーよ｣

男C

「お3方俺達と遊ばない？っつても拒否権はねぇーけどなっ！｣

ニヤニヤと笑いながら言う男C

春

「ごめんなさい…… 私達、友達を待ってるから……」

凛

「そう言う事だ他を当たってくれ」

男A

「だから、最初に言ったろ？」

男A

「『その必要はねぇー』ってよ」

香夜

「……どう言う、意味？」

男B

「言葉の通りさお前らの待ち人は優華ちゃんって子だろ？」

凛

「！？……なんでお前らが優華を知ってるだっ！」

男C

「まぁまぁ、そんな睨むなって心配しなくても後でちゃんと合わせてあげるから！」

そう言って他の男達が

縄やガムテープを持って

3人に近づいて行く

凛

「私達を、どうするつもりだ……」

凛は男達を睨みながら言う

男C

「楽しい事をするだけだよ〜？」

香夜

「私、MSとか興味ないんだけど？」

男A

「奇遇だね俺もだ」

香夜

「だったら何で私達を拘束しようとしてるの？」

男A

「途中で逃げられたりしたら面倒臭いからな」

香夜

「大丈夫よ大切な親友を見捨ててまで逃げるつもりはサラサラないわ」

男C

「ヒュー熱い絆だねぇ〜？」

凛

「……馬鹿にしないでもらえるか？」

男C

「馬鹿にしてはないよただ、おかしな人だなぁっとは思うけど」

男C

「自分の身を案じてまで親友を助けるなんて俺には出来ないね」

凛

「そうか、お前は可哀想だな本当の友を知らないとは」

男C

「チッ…… 早く連れて行こうぜ」

男B

「そうだな」

春

「香夜ちゃん…… 凛ちゃん…」

凛

「春、もう直ぐだから安心しろ」

香夜

「そうよもう直ぐで優華に会えるわ」

春

「うん……」

男A

「ほらっ、さっさと入れ！」

男達は無理矢理3人を

倉庫へ誘導した

凛

「優華！」

倉庫に入って数分歩くと

腕を縛られ倒れている優華の姿があった

優華

みんなっ！

凛

「優華！無事で何よりだ｣

春

「優華ちゃん…… 良かったよぉ…｣

優華

「皆、なんで来ちゃったの！？」

香夜

「優華が肝試ししたいって言うからでしょ！でもまさか、こんな事になってるなんて……」

優華

「えっ？」

春

「あのLINE 優華ちゃんが打ったんでしょ？私達には分かるよ」

凛

「何年一緒にいると思っている誰が打ったのかぐらいすぐに分かる」

優華

「あははっ、流石だね！」

香夜

「とーぜん！」

男A

「さて、再開のお話は終わったか？」

凛

「……」

香夜

「……」

春

「……」

男B

「そう睨むなって」

男C

「これから楽しい事するんだからそんな顔してたら後持たないよ？まぁ、俺はそっちのが好きだけど」

優華

「何言ってるの？楽しい事なんてする訳ないよ」

凛

「悪いな、私達にはそんな時間はないんだ」

春

「ごめんなさい… 私達用事があるから早く帰りたいんです」

男A

「はぁ？何言ってんだ？お前ら手足拘束されてんのに、ここから出れる訳ねぇだろ」

男が不思議そうに言う

香夜

「拘束されてても問題ないわ」

香夜はフッ笑って言う

男達はさらに眉間にシワを寄せる

男B

「どうせここから出る事は出来ねぇーんだよ、お前らは」

男C

「大人しくしとけ」

凛

「それは、こっちのセイフだ」

男達

「「「「はぁ？」」」」

その直後急に明るいライトがその場に居た物達に当たり

その場に居たものが目を瞑った

男D

「なっ、なんだ急に！？」

警察官

「動くなっ！」

2、3台ほどパトカーが止まっている

警察官

「誘拐、レイプの未遂で警察までご登校願おうか…」

男D

「くっそっ！なんでサツがここにいんだよっ！」

香夜

「私達が呼んだからよ」

男A

「なっ！？どうやって……」

男C

「いつのまに……」

凛

「この場所に来る前だ」

男B

「はぁ？」

春

「さ、最初から分かってました！あなた方が私達をれ、レイプ……しようとしてた事！」

男D

「なっ！？なんでだっ！お前らは今日は肝試しって理由で来たはずだろっ！」

香夜

「私達には秘密の暗号があるのよ」

優華

「私達だけが知ってる秘密の暗号が、ね？」

凛

「余り、私達を見くびらないでもらおうか……」

こうして事件は無事に解決

友情暗号のお陰で、ね？

秘密の暗号

お分かりになりましたか？

まぁ、有名な暗号なので

分かる方も多いでしょうが

一様、ヒントを…… ヒントは

漢字をにひらがなに

文字の頭を……っと

危ない危ない……危うく

答えを言ってしまう所でした

それでは皆様

また、次の物語で

お会いしましょう

SeeYouAgain

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第1話 - 友情暗号

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