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エレン
じゃあ次です
リヴァイ
なんだ？
エレン
指1本でもいいので力入れて上げてください
リヴァイ
ん…
ｽｯ…
リヴァイの指は震え上がらず、リヴァイは目に涙を浮かべていた
エレン
兵長泣かないでくださいよ…頑張りましょうよ…
リヴァイ
もう…無理だ…
エレン
だから諦めないでくださいって
リヴァイ
何しようが手は震える。もう何も出来ねぇ
ﾎﾟﾛｯ……
リヴァイの目から涙が落ちた
エレン
兵長………
リヴァイ
俺一人でなんとかする
エレン
え！？ちょ、待ってくださいよ！
リヴァイ
もう無理だ…絶対に…
エレン
ﾊｱﾊｱ…
エレン
兵長…危なっかしいですよ…
エレン
リハビリに戻りますよ
リヴァイ
ﾁｯ…
エレン
はい。兵長これ持ってください。
リヴァイ
ん……
ｽｯ…
ｶﾗﾝ！
リヴァイ
！？
やはりリヴァイの手には力が入らず、エレンから渡されたものを落としてしまった
リヴァイ
だから言っただろ！
エレン
どうしても…兵長を助けてあげたいんです…元の…兵長に戻って欲しいんです…だから…だから…こうしてるんです…
リヴァイ
エレン…悪い…
エレンとのリハビリを何ヶ月か続け…
エレン
兵長！震えなくなりましたね！
リヴァイ
あぁ…良かったな…
エレン
？？？？
リヴァイ
こんな姿で誰に会えるか…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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