ぷちひなしゅんさん歌

この小説ではぷちひなしゅんはさんとが好きです(恋愛対象)

このタイトルの色は歌詞です！

𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭

雨が降っています

さんど(さんはそう言っていた

梅雨時ずぶ濡れのまんま

部屋の前で泣いていた

夏が始まったばかりと言うのに

さんど(さんは酷く震えていた

そんな話で始まる

あの夏の日の記憶だ

殺したのは隣の席のいつも虐めてくるアイツ

※机です バカ 生きる資格ない とっとと消えろ 死ねやw 自殺しろやww

もう嫌になって

方を突き飛ばして

打ち所が悪かったんだ

雨が降っています

そんなさんど(さんに俺(私は言った

いらないものは全部

壊していこう！

あの写真も

あの日記も

今となっちゃもういらないさ！

人殺しと

ダメ人間の

さんど(さんと俺達(私達の

旅だ!!

そして俺達(私達は逃げ出した

この狭い狭い

この世界から

家族も

学校の奴らも

何もかも

全部捨ててさんど(さん、雛子ちゃん(ぷっちーと3人で

遠い遠い誰も居ない場所で3人で死のうよ

もうこの世界に価値などないよ

誰にも縛られないで

3人 線路の上を歩いた

金を盗んで

3人で逃げて

何処でも行ける気がしたんだ

今更怖い物は

俺達(私達にはなかったんだ

期待の汗も

落ちた眼鏡も(眼鏡かけてないけど眼鏡あることにすr)

今となっちゃどうでもいいさ

まぐれ者の

小さな

逃避行の

旅だ!!

あけもなく さまよう蝉の群れに

水もなくなり 揺れ出す視界

迫り狂う鬼達の怒号に

馬鹿みたいにはしゃぎ合い

ふとさんど(さんはナイフを持った

そしてさんど(さんは首を切った

まるで何かの映画のワンシーンだ

白昼夢を見てる気がした

気付けば俺達(私達は捕まっていた

さんど(さんが何処にも見つからなくて

さんど(さんが何処にも居なくて

そして時は過ぎていった

ただ暑い暑い日が過ぎていった

家族も

クラスの奴らも

居るのに

何故かさんど(さんだけは何処にも居ない

あの夏の日を思い出す

俺達(私達は今も今でも歌ってる

さんど(さんをずっと探しているんだ

さんど(さんに言いたい事があるんだ

9月の終わりにくしゃみして

6月の匂いを繰り返す

さんど(さんの笑顔は

さんど(さんの無邪気さは

頭の中を飽和している

誰も何も悪くないよ

さんど(さんは何も悪くないから

ぷっちーと雛子へ 先に死んでごめんな俺ぷっちーと雛子と一緒にいる時が一番楽しかったぜ！俺の分まで生きて欲しいんだ！これが新しい約束な！今までありがとなじゃーな！ぷっちー…雛子また会ったら一緒に居らせてくれよ！また会う日まで さんどより

【完】