rbr
…能力解放ッ!!天の声ッ!!グルッペン・フューラーッ!!!

gr
あ”ッ…くっそ、

rbr
お前はッ!!!能力を使えなくなるッ!!

gr
…チッ……、やられたか。

tn
ロボロッ!ナイスや!!

zm
グル”ッペ””ン”ッ!!!

グルッペンの方へとかけていく、
皆。その中でシッマとトントンがこっちへとくる。
ut
…、なんでなんや、……ちょっと待てって

ut
天の声…そうか、…あいつの能力ならギリギリ命令の能力を抜けられるんか。

tn
…シッマ、鬱の動き止めろ。おれはシャオロンをどうにかする。

kn
出来るだけどうにかする。

tn
…頼むで、コネシマ。

tn
……トイフェル・シャオロン。

sha
……とんとん、。

tn
……、俺な元々人間やなかってん。

sha
…は?

tn
…本当は、天界を守るために生まれた大天使。

tn
…そんな時、鬱が沢山の能力を貰うことになった。その経緯も全部知ってる。

tn
……シャオロンの事は全部知っててん。

tn
…だからといってお前におれは、酷くしなかったやろ?

sha
…、

tn
…なぁ、シャオロン。…お前は天使であるべきやって、…ヒーローであるべきやって思うんや。

ut
…まってッ!それじゃあ僕のシャオちゃんをッ!!

ut
またやッ!…またッ!…そんなん嫌やッ!!

kn
…大先生話を聞いてや。

tn
…また、こっちに来てや。…大丈夫、彼奴のあの羽は変えられる。

sha
いや、…でも、…メモには

tn
…メモにはそう書いてあったかもしれへん。でも、いけるんや。

sha
……、

彼奴の夢を叶えられるなら…、
未来を考えられるなら、…それでも良い…か。
ut
………、まってッ!

tn
…シャオロン。

ut
嫌やッ!!

tn
能力解放、…浄化

ut
辞めてッ!!!!!!

ut
…あ、…ぁ、…しゃおちゃ、…。

tn
…翼しまってまえ

sha
…おん、

kn
…ちょいと失礼すんで、鬱。

コネシマが大先生を軽々と持ち上げる。真っ黒な翼が煙を放っていた。
ut
…僕…、だけの…、シャオちゃんにしたかった…。

tn
…鬱。

ut
…なぁに?…とんち。

tn
…大天使として…お前の能力を奪います。

tn
…、お前の罰を浄化させます。

gr
待てッ、

sha
…とんとん?

優しく頭を撫でると、
鬱の羽は真っ白になっていく。
tn
…っ、…

ut
……あ、……、

ut
ぁ、…しゃお、…ちゃ、…?

ut
あ、………そっか、…そっか、……

ut
…僕を直せれば…、君と一緒に居ることなんてすぐ…やってんね、

ut
……、ごめん、…シャオちゃん

sha
…なにいってんの、…俺の方がわるいやんか。

ut
…ううん、

sha
…んふ、www…、

ut
…僕ら…仲良すぎやろwww

tn
……グルッペン。

急に2人が話し始めたので、
そちらを皆向来はじめる。
皆はトントンとグルッペンを
囲むように立ちすくむ。
gr
……、

tn
……話す気はないんか?

gr
……俺が話すべきではないと思ってな。

tn
…それは俺が話してええ…ってそう解釈するで。

tn
……、この世界にある。黒い天使と赤い天使を知っとう?

sha
……神様に能力をお願いするやつやろ?

そう聞くと、頷くトントン。
周りのみんなもあぁ、と思い出すような表情をする。
tn
………、まぁあの物語は結構改編されとる。

tn
…本当はな、……神様…、いや、…俺には何…と、決めることは出来ないナニカと、…

tn
……、ナニカに作られた。そんな2つと人外の2人が、退屈だった人類を無理矢理改編した事から始まったんや。

os
……、話したくない内容、…童話の話。

ht
…そこまで話したくないのは、…やっぱり。さっき話した通り君たちが天使と悪魔だから?

gr
…我々は天使と悪魔なんてそんないい存在じゃないさ。

gr
……まぁ、色々あって…神様を任された俺は…、相方を求めた。その結果作られたのがトントンだ。

gr
何百年、何千年、…何億年と同じような日々だった。それに嫌気がさした。

gr
……我々は、退屈だった。退屈で、退屈で嫌だった。だから、我々は

gr
世界に能力というものを作り出した。

tn
……世界は一からやり直された。何百年と何億年と…凄いかかったが…、我々が望む世界がうみだされた。

tn
…俺らは、お気に入りな人間がおってん。

rbr
…それが俺らやったんか?

tn
…よう分かったな。

tn
…、…お前らは小さい頃から知っとる。

tn
鬱とシャオロンの色々が会った時。鬱がまた生き返った時。我々は可哀想だと思ったんや。

tn
…やから、鬱に能力を与えた。

tn
……この子が退屈しない為に。…人間としての考えが発達してない俺らは能力を与えることが退屈を凌ぐ唯一の方法やと思ってた。

tn
…能力を与えた…、急に与えられてビックリしている鬱のためにおれは能力説明しにいった。

tn
…鬱とおれは仲良くなった。

tn
おれは鬱と仲良くすることによってこの世界で生きていたいと思うようになってん。

tn
…おれはグルさんをおいて、天界から去った。

tn
…鬱の元へと人間の姿で近寄った時には、…グルッペンと鬱は契約してた。

gr
…契約内容は、シャオロンと共に居たい。というものだった。おれは鬱に呪いをかけた。シャオロンに会いたいと言う欲を何百倍も大きくさせた。

gr
…シャオロンを、見つけやすくする為だけに…おれは我々だというヒーロー組織を作った。

gr
……その後は、お前らも知っての通りだ

tn
……、お前らが能力を持って、…ビィラン、ヒーローに別れてる…。そんな世界を作ったのは俺らがやったからや

os
…グルッペンも、トントンも、…鬱やっけ、…その人もさ、……この先どうすんの?

tn
おれはグルさんについてく。

os
トントンはこう言ってるけど…、グルッペンは?

gr
……、鬱の選択次第だな。

ut
…僕の選択次第ねぇ、……。僕もわがままだからね、…

ut
…僕は、……、シャオちゃんと一緒に居たい。シャオちゃんと入れるなら何処にへも行こう…、

os
つまりは、…シャオロンがどうするかって事やな?

os
…お前ら全員人に頼りすぎやねん。…で?シャオロンお前は?

sha
……、ここに居てええんやったら、…俺はここに居るよ。

kn
…………、だから、自分の意思を持てや。お前ら。

kn
シャオロンお前は、我々だに居たいんやろ?…なら、居ろや。

kn
鬱も、それならこっちに来ればええ。

kn
グルッペンも、トントンも…、もう、人外だとかんなもんどうでもええ

kn
…もう、ビィランだとか、…ヒーローだとか。…んなもんどうだってええねん。

kn
………、お前ら全員、我々だに来いや。

rbr
皆で全員入れるそんな日常こそがええんちゃうか。

shp
っは、w…チビが何か言ってますよ。

rbr
はぁぁあ!!?誰がチビや!!?

sha
…俺は、……、

sha
…俺はさ、……皆で国作って笑ってたい。

sha
…あと、……俺は、能力のある。こんな世界なんて無くしたい。

sha
…能力があるから、…こんなんになってると思うねん。

sha
トントンも、グルッペンも…確かに能力のある世界は楽しかったかもしれへん。

sha
やけど、今の現状を人間として経験して、…嫌なんやないか?

tn
……わーったよ、…。…グルッペン、

gr
…あぁ、

gr
…我々は…もう一度…もう一度だけ。

tn
…鬱も、シャオロンも……全員が平和で、暮らせる世界をまた作る。…また、こんな我々だっていう組織を俺らは作る。

gr
…だから、…

gr
…また皆来てくれないか。

gr
…主役は我々だって言う馬鹿騒ぐだけの俺たちの場所に。

sha
…んまぁ、来てくれないかって言うよりも

sha
…元に戻るだけや。

sha
俺らは一旦離れるだけ、また戻ってくる。

ut
…また会った時、…その時はただいまって笑い合いたい。

ut
…それでええやん?

rp
…そう、……ですね。

ci
…俺1番最初にショッピにあってDDRやるわ。

shp
は、w?お前この空気で言うことやないやろw

ut
DDRってあのゲーセンのやつ?

shp
そうですよ。

ut
僕も…一緒にやりたい。

kn
おぉ!?鬱軍団誕生か!?

zm
え、俺もゲーセンいきたーい。

ci
えー、でも3人用やからなぁ。

zm
……ひどぉい…ええもん、俺エミさんと一緒に焼肉食い行くしぃ!…、あ、シッマ、シャオロン、トントンチッス^^

tn
っ!?おわった、…

sha
…ええし、鬱も来るよな!?

ut
え、…でも、僕は…、

gr
良いじゃないか、鬱。…皆で焼肉行こう。

sha
お前が言うとただの誘拐犯のそれやな。

gr
はぁぁ?

rp
野蛮人…?

rbr
はーい、お薬出しときますねぇ…、

ht
後輩に野蛮人って呼ばれるって結構終わってるだろ、…、w

em
…あ、焼肉行きます?

kn
…焼肉…いやじゃぁ、…、

zm
ちゃんとお前言質撮ったからなぁ?

rbr
いや、俺も誘えよ!!?

sn
ローボロ♡、ロボロは俺と一緒にやろ?

rbr
きぃっしょッ!!…兄さん助けてや!!

ni
俺でもソレは何とかならへん、無理やな

sha
んっははははwww、

ut
んぇ、…しゃおちゃん?…急にどうしたの、…?

sha
いーや、…なんか、

sha
まとまりなんて一つもない奴らやなぁ思ってなw

tn
いや、俺らにまとまりなんてねぇよ

tn
協調性掛けてる奴らしか居らへんのやから。

os
それはそう。

オスマンのそれはそう…という言葉に皆笑い出してしまう、
それは何よりも
大切な…愛おしい時間だった。
tn
…はぁー、…笑った。

gr
…そろそろ、作り変えようか。

sha
……、

世界は作り替えられてしまう。
別に、…余り悲しいだとかは思わないけれど…でも、…でも、一つだけ。
…鬱にあんな事した俺の記憶も、
今の記憶も無くなっちゃうんだ、
tn
……、神術、作り替え。

そうトントンが言った瞬間、
世界はガラガラと音を立て
作り替えられた
sha
……みんな、ありがとう。

鬱の方を向いて、そう大きな声で皆に言えた。…聞こえてたかは分からないけれど、…、