斗真
あー……
斗真
斗真
いや、大丈夫!行ける
斗真
OK!わかった
斗真
んー。じゃ!
雫
雫
誰からの電話?
斗真
石川だよ。同級生の
雫
あぁ、この前訪ねてきた人でしょ
斗真
うん
雫
んで、どんな形がいい?
雫
やっぱりカボチャ?それとも……かわいいオバケ?
斗真
んー……
斗真
斗真
どっちでも……いいよ
雫
そう?
雫
えー!どんなハロウィンケーキにしようー?
雫
あ、斗真さん……
雫
ちゃんと早く帰ってこないと……
雫
悪戯、しちゃうよ?
雫
雫
なーんて
雫
うふふ……楽しみにしててね
10月31日
雫
雫
やっぱり
雫
雫
そう、だよね
雫
あの時の……石川さんからの電話……
雫
雫
ハロウィンパーティーの、誘いだよね……
雫
ハロウィンケーキ……作ったのに
涙腺から涙が溢れる。
湿ったヒトミが涙とともに零れてしまいそうだった。
雫
言ったじゃん……
雫
悪戯……しちゃうって……
雫
雫
最後の最後まで……私は恵まれなかった、のね
雫
お母さん………信頼できた友達………結婚……
雫
全て……全てダメだった……
雫
やっと…音で、感覚で、ほとんどのことが出来るようになったのに
雫
斗真さんのおかげで、真っ暗でも怖くなかった。寂しくなかった、のに
雫
あの時から……無理矢理抜き取ったあのときから、おかしくなっちゃったのかな
雫
さて、出かけようかな……
雫
斗真さん……
雫
帰ってこないんだから……
雫
悪戯……しちゃうよ
雫
雫
私の人生に






