こんばんは!!!
ちょっと出来があまり良くないので 消す可能性大です笑
それでも良ければ 読んでくださると嬉しいです❕
そして、いつもいつも 応援ありがとうございます🌷
では、どぞぞぞ🌧
こくん
放課後の教室で 黙々と机に向かう 君を見つけた
るくん
僕に気づいて、 大きな瞳をこちらに向ける
こくん
そっと駆け寄って 君の手元を覗き込む
生徒会の資料が 机に広がっていて その資料の中に 丁寧な文字が 書き込まれていた
こくん
るくん
笑いながら両手で 資料を隠して
あっちにいけ、と 手を振った
こくん
先輩の指示とは真逆に 近くの椅子を引っ張ってきて 隣に座った
るくん
普段全校生徒の前では堅苦しい 言葉を並べているはずなのに
壇上を下りると人が変わったように 稚拙な態度になる
そのギャップに 僕はイチコロだった
こくん
るくん
るくん
るくん
風船のように頬を 膨らまして笑う君が
心の底から愛おしく感じて
今すぐにでも 抱きしめたくなる
るくん
るくん
目線は資料に向けたまま 質問してくる
こくん
こくん
こくん
るくん
るくん
シャーペンを手放して 手を叩いて笑いだした
こくん
るくん
るくん
こくん
なんの冗談??
頭の中が真っ白になった
嬉しいはずなのに 上手く笑えない
るくん
少しだけ気まづそうに はにかむ君は 誤魔化すように資料に 目線を戻した
こくん
こくん
恥ずかしくなって 顔をあげられなかった
るくん
君とこうして2人きりで いられるなら
いくらでも待てる気がする
沈黙の教室に シャーペンが紙の上を 走る音だけが響く
オレンジ色だった教室も だんだん影に包まれてきている
足元に映し出される 2人の影が 僕の心を擽る
るくん
突然君の落ち着いた声が 耳に届く
こくん
るくん
気付けば僕は 思いもよらないことを 口にしていた
こくん
こくん
咄嗟に出た言葉は ただの嘘でしかなくて
言った傍から 自分の情けなさに 押しつぶされそうになる
るくん
るくん
こくん
こくん
気持ちを隠すための 嘘ならいくらでも 言えるのに
どうしてあの たったの2文字が 言えないのだろう
るくん
こくん
るくん
君は僕の言葉を 繰り返した
少しだけ寂しそうな顔をする
こくん
るくん
止めていた手をもう一度 動かして、 また沈黙が始まる
この沈黙が気まづくて 何か話そうと考えていると
また君が口を開いた
るくん
こくん
るくん
下を向いたまま そっと言葉を続ける
るくん
るくん
こくん
るくん
るくん
るくん
るくん
きっと今の僕の心臓の BPMは190を超えているだろう
君のいう近い関係というのは どんな意味を持つのだろうか
僕の望むものであれば どんなに幸せだろう
こくん
意味を知りたくて 口を開くと いきなり視界が暗くなる
そして微かに唇に 柔らかいものが触れる
目を開けると そこには今まで見た事ない 顔をした君がいた
こくん
開いた口が塞がらないとは こういうことかと実感する
るくん
るくん
僕の身体中に熱が走る
座っているのもままならない くらいに心臓が大きく動いて
声も上手く出せない
るくん
僕の手を握って 潤んだ瞳で見つめてくる
直視できるはずもなく 目は泳いでしまう
握られた手は震えていた
こくん
せめてこれだけは 僕から言いたかった
震えているせいで 恋愛映画のような かっこいい告白はできなかった
だけどやっと せき止められていた 気持ちを伝えられて
心做しかほっとしている
るくん
目から涙をこぼす君も 可愛くて
思いきり抱きしめた
こくん
るくん
こくん
こくん
るくん
何故か君が敬語で 立場が逆転したようだった
腕のなかで嬉しそうに 笑う君は
本当にあの生徒会長なのか 疑ってしまうほど 別人に見える
真面目な生徒会長の 本当の顔を知っているのは
僕だけなのが どこか誇らしくて
どんな資料にも載ってない 僕だけが知ってる君は
極秘情報にしておこう
コメント
19件
時差コメすいません( ; ; ) ぶくしつです(><)❤︎❤︎
もうう、大好きです! 今回も神作ありがとうございます😊
もぉ今回も最高です… 尊ししそうでした… ブクマ失礼します! あと遅れちゃいました( ´・ω・`)