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いきなり突きつけられた真実(?)を受け止めきれずに、俺の脳内がめっちゃくちゃに混乱している。
てかそもそも、俺生きてんじゃん。でも何、あっちの世界じゃって?
本物の俺は死んでんの??
sn
snは真顔のまんま呟く。
今のsnは心底辛そうな顔してる。 顔は見えないけど、絶対に。
声が震えてる。
kr
tr
tr
tr
pn
trの立ち位置が全ッッッ然掴めてこない。何なのこいつは??
snの加担者?それともなに、何こいつ???
tr
tr
tr
trは信じられないくらいには落ち着いた様子で、いつもの調子で淡々と告げる。
全然内容が頭に入って来ねぇ。 まず俺が死んだってことも訳わかんねぇのに。
kr
tr
tr
krさんの説明で辛うじて分かった。さすノア。
sn
sn
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あれ、なんか、頭が痛い。
思い出せそうだけど、身体が拒否ってる。
sn
sn
sn
sn
sn
snの声が震えている。
恨みと怒りと哀しみが混じった声が。
krさんもtrも神妙な顔で、黙って聞いていた。
sn
sn
そう叫ぶや否や、snは泣き崩れた。
krさんとtrが即座に駆け寄る。
俺は動けなかった。
sn
sn
sn
sn
涙声でずっと喋り続けるsn。
俺はあまりの緊迫感に何も言えない。
sn
sn
sn
snの声に、興奮したような熱が籠る。
sn
sn
sn
sn
pn
もう何も言えなかった。
snは、本当に本気だ。
本当に俺は殺された。それを何がなんでも認めたくなかったんだ、snは。
辛くて辛くて、心が砕けちゃったんだ。
俺がsnの立場だったらどうだっただろう。
きっと俺は、そもそもそんな可能性にまで脳が行かない。
俺はsnみたいに賢くない。
ただただ打ちひしがれるぐらいしか出来ないと思う。
sn
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snがいつの間にか俺を抱きしめていた。
強く、それでも優しく、涙を流しながら俺を抱きしめる。
sn
sn
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でも、ここは俺たちが馬鹿して遊んでた世界じゃない。
俺たちが生まれた世界じゃない。
pn
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sn
snはガバッと俺を見上げた。
その瞳には焦りの色が見える。
sn
sn
snの、捨てられた子犬みたいな目に一瞬怯む。
そんな目されたら、断れる自信が無い。
俺、好きな人には弱いから。
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さっきまで一丁前に考えてた、元の世界に戻りたいって理由が曖昧になってくる。
sn
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sn
snが俺の口元に人差し指を当ててくる。
sn
snの声が、今までで1番震えてた。
1番認めたくないことを、自身の口で言ったんだ、 認めたんだ、当たり前だろ……
pn
でも、でも、この世界に浸るのは、やっぱりなんか違う気がして……
sn
snはそう言って、ゆっくりと顔を上げた。
sn
sn
sn
sn
snは、そっと俺の手を取ると続けた。
……居なくなるのは、僕です。
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sn
sn
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snはどこか濁った瞳で俺を見つめる。
その目で見つめられると、何故か何も言えなくなる。
sn
snは俺の手をぎゅっと握って言った。
sn
pn
どうしますかって……
このままここに残ってしまえば、平和だし、辛いこともないし、みんな一緒だし……
でも、本物の世界ってどうなるんだ?この創られた世界に居続けるのって、大丈夫なのか……?
俺は……俺は……
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