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ばいきんまん💜
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運営様大好きです! BLあり (1話にはありませんが)🔞あり 苦手な方はUターン 通報禁止
何をどうして幸せ者と言うのだろうか
親に愛されてるから幸せ? 金があるから幸せ? じゃあ俺にはどっちもある
俺は幸せ者なのか? 幸せの定義ってなに? わかんない。
そう、これは
愛に飢えてるとでも言うのだろうか
真っ暗な夜道。携帯からは親からくる延々としたメッセージの通知音がなっている。
ぶっちゃけた話。ここがどこか分からない。迷子?いいや違うね。
だって俺は小さな子供じゃない。 まだ8時だし。
竜太
暗闇に一言放って、俺は携帯の電源を切った。
道が分からないというのに携帯の電源を落とすなんて。冷静に考えればバカのすることだ。
思ってもないメールを送ってくる親に嫌気がさす。
今まで何も言ってこなかったくせに。都合のいい時に限ってこうやって親ヅラしてくるからムカつく。
竜太
寒いし…イライラしてきた…
暗闇の中寒さに自分の肩を抱きながら歩く。
寒さに震える俺が足を踏み入れたのは知りもしない広めの公園。 言っちゃ悪いが
竜太
さむい………
トイレ……
竜太
俺は薄暗い近くの公衆トイレに走った ぶっちゃけた話、こんな気味悪いトイレになんか入りたくない。
寒いけど…背に腹はかえられぬ
………なんか聞こえる
女
うわ…いかにもなやつ… 場所考えろよ。
用を済ませた俺はさっさと出ていこうと思った……が
ちょっと気になる…
そりゃそうだ…俺だって思春期男子…こんなとこでやってんのが悪い。
隙間から覗いてみる…
凛
目…合った!? 最悪っ…見てんのバレた!?
俺は焦ってがむしゃらに走っていた。
竜太
運動音痴にも程があるだろっ…自分を笑いながら必死に走った
竜太
知ってる場所に出られた…良かった…
竜太
バチンッ…
母
竜太
あぁ…めんどくさ…男子高校生なんだ…九時前で怒んなよ
母
父
父
竜太
父
俺は真顔で一礼し部屋に戻った
俺の家は…いわゆる…金持ち?ってやつだ。
それだけ
両親は…まぁ…天才ってやつ? 才色兼備か? どーでもいーけど
でも
ただこの家に生まれただけの俺に求めないで欲しい。 あんたら天才とは違うんだよ。
自分で言うのもなんだけど…顔は整ってると思う。ここだけ親のDNAか?
運動も勉強もできない俺を…2人は気にしてた。塾と習い事。家と学校の行き来の生活。
無理あるだろばーか。
祖父母だって…その上だって…親戚だってこんな出来損ないはいない。
笑い者にされるのは慣れた。
両親は慣れないようで、親戚との顔合わせは俺の事ばっか気にしてる。
竜太
まぁ…そんな勇気俺には無いんだけど
俺はその日。疲れていたからかぐっすり眠った
学校
齋藤
竜太
齋藤
チッ…忘れてた…最悪 よりによって数学かよ…
竜太
齋藤
らっきー
竜太
齋藤
田中…だっけ?
竜太
田中
めんどくさい…
竜太
田中
田中
俺に声掛けてくれる…良い奴だけど…うるさいんだよな…
あらかた授業は終わり、昼休み
田中
竜太
食堂へ歩く
食堂
大勢の人がいる
田中
竜太
急に手を引かれてよろけてしまった
あれ…
平気だ
凛
竜太
女
凛
あん時のやつだ…夜のっ…最悪…結構あの公園遠かったはずなのにっ
田中
竜太
俺は一礼して田中に着いてった
同じ学校だったとは…ぜってぇ会わないようにしねぇと…
帰り道
眠…どっか寄ってこーかな
凛
竜太