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赤い学校

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赤い学校

6 - 赤い学校 第6話

♥

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2019年08月08日

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千佳

おはよー

日和

日和

おはよ…千佳ちゃん……

おはよ。千佳。

千佳

千佳

なんかさ……

千佳

千佳

少なくなったね……

日和

日和

博斗くん…

日和

日和

大丈夫……?

博斗

結花が家庭科室に行く前

結花は、俺に一言電話した。

結花

博斗く~ん?

博斗

結花…!

博斗

今日、一緒に帰らないのかよ?!

結花

うん…

結花

ごめんね……

結花

結花

理久くんたちのためにも、

結花

私が行ってくる。

結花

結花

終わったら電話するから。

博斗

博斗

わかった。

博斗

待ってるから。

結花

うん!!

結花

結花

じゃあ……

結花

行ってきます!

博斗

行ってらっしゃい。

そのあと。

結花から電話が来ることは

二度となかった。

……と!

博斗!!

博斗

あ……

博斗

博斗

ごめん……

日和

しょうがないよ。

日和

彼女の結花ちゃんがいなくなっちゃったんだから。

千佳

そうだよ。博斗くん。

ゆっくり考えろよ。

博斗

博斗

ん……

博斗

ありがとな。

博斗

博斗

(裕……)

博斗

(あいつっ……!)

博斗

(あいつだけは……!!)

今朝

応答なし

応答なし

博斗

……

博斗

博斗

かけ直すか……

博斗

博斗

もしもし?

あぁ…博斗くん…

博斗

なんだよ、さっき電話しただろ?

うん。した。

博斗

用は?

博斗

俺だって学校行く時間あるんだよ!

(これだからお坊ちゃまは……)

今日の16:27。

家庭科室で会える?

博斗

おい、裕。

博斗

お前、これまでもこうやって誘ったんだろ?

博斗

昨日もそれで結花を……!!

それもふまえて話すから。

絶対来て。

プツッ

ツー

ツー

通話終了

通話
01:16

博斗

チッ…

博斗

博斗

よくも結花を……!!

コンコン

博斗

博斗

なんだよ。

博斗の執事

博斗坊ちゃん、

博斗の執事

準備はできましたか?

博斗

ああ、できたよ。

博斗の執事

では参りましょうか。

博斗

うん……

千佳

ねぇ、みんな。

日和

なに?

どうしたどうした

千佳

私たちさ、裕のこといじめてるじゃん。

千佳

千佳

この選択、間違ってたんじゃないかなって……

博斗

何言ってんだよ、千佳

博斗

あいつは俺たちの敵なんだよ!

博斗

あいつと分かり合うことなんて出来るわけねえ!!!

そうだよ。

あいつなんて……

俺たちのクラスメートでもなんでもねぇんだよ。

千佳

………

千佳

千佳

そうだよね!!

千佳

(私何言ってるんだろ…)

千佳

千佳

(まず……)

千佳

(あんなこと起きなければ……)

千佳

千佳

(裕のこと……)

ガララ

(やっと着いた……)

(相変わらず視線がウザイな……)

博斗

裕。

おはよ…

博斗

耳貸せ。

いいけど…

博斗

……!?

キーンコーンカーンコーン

博斗

またなww

千佳

じゃあね~博斗くん!

博斗

またな~

16:27 家庭科室

(僕は……)

(すでに犯罪者だ……)

(自首は……)

(したくない……)

(優希や兄さん、)

(母さんや父さんを置いていけない……!)

ガララ

博斗

よっ

博斗

話すんだよな?

博斗

言えよ。

だったら……

博斗

少し黙っててくれよ。

結花を殺した時と同じように、

口を塞いで、

手を縛った。

博斗

んんっ!!

お前の彼女も、

そんな風になったよ。

博斗

??!

結花は俺が殺した。

同じ時間に、ここで。

博斗の口に貼っていたテープを剥がした。

博斗

お前……!!

あまり騒ぐと、

また塞ぐぞ。

博斗

博斗

ちくしょうっ……!!

最期に。

なんで俺をいじめた?

さっさと言えよ。

博斗

はっ…w

博斗

博斗

そんなの簡単だよ。

博斗

お前ん家貧乏だろ?

博斗

この世は金だよ、金!!

博斗

金がねぇと生きていけねぇ!!

博斗

そんなお前と同じクラスで!

博斗

目障りだったんだよ!!

博斗

結花を殺したお前ん家なんてな!

博斗

すぐに俺がつぶし……

グサッ

博斗

博斗

ぁ……ぁ……

幸せ者だよ、お前は。

彼女と同じ場所で!

同じ時間に!

同じ死に方ができるんだ!!

まぁ、あいつは首一刺しだったけどなwww

博斗

ぉ……前……!!

じゃあ…

また地獄で。

グサッ

はは……ww

はぁ……

また……

1つ罪を……

ふと、頬に手を当ててみた。

少し、手が濡れた。

え…?

僕…

なんで泣いて……

少年

こんばんは。

少年

裕くん。

次は…どこだよ……

どこなんだよ!!

少年

待ってよ、

少年

今言うからっ!

少年

16:00で……

少年

理科室だね。

少年

で…次は…

少年

少年

日和ちゃんだね。

わかった。

じゃあな。

少年

僕も行く!

僕は、また罪を重ねた。

ダメだと分かってるはずなんだ。

でも

同じ痛みを味わせてやりたい。

この気持ちが、勝っていた。

来夢

こんばんは!

来夢

来夢です!

いむ

いむです!!

来夢

第6話。

来夢

あと半分もないですね。

来夢

なんか早いな……

来夢

早く最終話投稿したい……←

いむ

ダメだからね!!

来夢

わかってるよw

来夢

やばい、

来夢

話のネタがない!!

いむ

今回ここら辺で終わる?

来夢

そうだね……

いむ

(。'-')ウンウン

いむ

また💚連打等よろしくお願いします!✨😆

来夢

よろしくお願いします!!

来夢

ここまで読んでいただきありがとうございました!✨

いむ

ありがとうございました!!😆

来夢

ではまた!!

いむ

じゃーねー!!
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