りうら
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
りうら
りうら
妹
りうら
俺には妹がいる
最近やっと卒園した
それなのに全くの正反対
妹は笑顔が本当に優しくて楽しんでるのが本当に伝わる
しかも色んな人と普通に話せて
俺が大っ嫌いな陽キャと言っても過言ではない
しかも成績まで良くて
まだ小学校入る前だって言うのに
小学受験もやって受験した学校ほぼ全部受かった
なのに俺は…
りうら
帰国生受験なのに一校しか受かんなくて
しかも成績もどん底
そんな自分が大っ嫌いだ…
だけど俺と妹は違う
その一つは多分
親と過ごした時間なのだろう
蘭奈
4、5歳くらい
母
4、5歳くらい
普通の子供はすぐ泣くから
俺も紛れて泣いていた
4、5歳くらい
別に寂しくなかった
だって一日中自由に遊べて
遅ければ7時まで残ってた
ずっと絵描いたり
文字の書き方とかを覚えたりしてる
俺はある日先生に言われた
保育園の先生
4、5歳くらい
保育園の先生
保育園の先生
4、5歳くらい
保育園の先生
保育園の先生
保育園の先生
4、5歳くらい
その時はあんまりそんな事考えてなかったから
適当に
4、5歳くらい
保育園の先生
4、5歳くらい
本当に絵にしか目がなかったあの時だったから
それを言った
だけど卒園の表紙の絵がよく分からなくって
適当に色んな色を使ってただ線を書いていた
それでお母さんに言われた
『あんたが夢を持っても意味がない』
その時に
自分への将来の夢を失くすようになった
もう自分が何すればいいかわかんないから
もうしょうがないから
絵を描くのをやめて
全ての思いもなくして
どうでも良くなった
もう…全部をすれば捨ててやった
だけどやっぱり声が出なかった
本当の思い
本当の言葉
助けて
初めて発した言葉
初めて…
自分の心でしか言えない言葉が
5歳の時に
初めて出た
りうら
りうら
もう叫ぶのを諦めた
言うのがどうでもよかった
もう俺はいいんだって
知ってしまったからだ
だって
もう何年も前にさ
闇に
段々と
落ちてしまったからだ
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
誕生日まであと
3日
コメント
2件
早いけどお誕生日おめでとー🎉🎂 これからも小説待ってます!