おぃ!
はゃく死ねよ!!
なんでお前なんかが生きてるんだよ
日向
っ
バコッ ゲシッ
日向
いった…
気持ちわりぃんだよ
いつも笑顔で!
死ね!
毎日飽きずに殴ってくる友達
俺の変化に気づかない先生
俺に冷たくしてくる親
そして
顔に笑顔を貼り付けて
いつも大丈夫っていう俺
みんなみんなおれの大嫌いな人だ
影山
日向!もっと早く動け!
月島
そんなのも出来ないの?w
山口
日向…サーブ強化したら?
日向
ハァハァ
みんな俺の事をわかってくれない
日向
ははっwすまん影山!
影山
何笑ってんだよ!もっと高く飛べ!
貼り付けたはずの笑顔も
日向
影山っ!!!トスくれ!!!
影山
俺はお前が勝ちに必要だとは思わない
笑かすためのことばも
月島
うるさいヨ
月島
頭痛くなるから静かにしてよネ
山口
大丈夫ツッキー!!
月島
山口うるさい
みんなみんな迷惑らしくて
俺は笑うことしか出来なかった
日向
やっと家…
毎日が淡々と過ぎていき
その毎日はためにならないものばかりで
今日もまたリスカをする
これだけは俺のためになるもの
スーッスーッ ザシュッ
日向
あ゛深く切りすぎだ…
日向
…
傷から流れてくる血は綺麗で
ずっと見ていたいと思った
切りすぎだ傷は深くて
俺は気を失った
日向
っは
はっ、と起きた時の時間はもう朝で
また地獄の学校が始まるとなると
つらい
苦しい
死にたい
そんな感情しか溢れ出てこなくて
俺は無断で学校を休んだ
その開放感と言ったら
半端なくて
このまま死んでしまおうかと思った
スーッスーッ
りすか
ご飯
リスカ
トイレ
リスカ
風呂
それだけしかしない毎日が続いて
腕は傷だらけで
体は血だらけで
今日が何日かもわかってなくて
ダメ人間とはこのことなんだな
心の中でそう思った
ピンポン
聞こえないほど弱っていたのか
ただ現実が分かっていないのか
俺にも分からなかったが
チャイムがなった後に
人が入ってくる音を聞き取ることが
出来なかった
影山
日向
影山
いるか?
スーッ
日向
ハハッw
影山
…?
影山
おい!
日向
は、?
俺は影山に怒鳴られるまで気づかなくて
気づいた時には
もう遅いなって思った
山口
入るね。。日向
ガチャ
日向
やらっ
影山
え、ブルおい、日向。。
月島
…
山口
え、
1人は怯えてて
1人は気持ち悪がるように見てて
1人は哀れんでる
そんな君たちを見て俺は
生きる気力をなくした







