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コメント
2件
ぐっ、尊い、けど!クロノアさん無理しないでぇ(T^T)やっぱ🐦ちゃんが書く物語大好き!!
キャラ崩壊凄いです ( 今更 )
START
〜夜〜
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吐きそうな程に 気分が悪いのに
というか吐きたいのに、 うまく力が入らず
自力で吐けない。
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うまく立てない。
焦点が合わず世界がぐるぐる していて
部屋の物が全部3重ぐらいに見えて
光もそんな強くないはずなのに 眩しいような そんなかんじがする
苦しい。
…けどそれが心地良い
嫌なことを考えられないから
…これでいい
ふと、何故か人と話したくなった
だから 適当な誰かに電話をかけた。
プルルル、
コール音が止まる。
すぐに電話がかかったようだ。 相手が喋り出す。
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口が勝手に動き、 相手の言葉を遮る。
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一言喋ると、 その声を出しているのが
自分ではないような 不思議な感覚になる。
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ぇ、電話きっちゃいけないの まぁでもとらぞーがいうなら
それにしたがうか
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トラゾーが来るまでの間 何かずっと 話しかけられていたけれど
なんだったかよく覚えてない。
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そうして立ち上がった瞬間
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床がぐにゃっと曲がったような感覚になり、目眩も相まって
まっすぐ歩けず、ふらふらになりながらもゆっくりと玄関へ向かう
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ガチャ
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ドアを開けてすぐに トラゾーが俺の身体を支える
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そして俺の部屋まで 支えてもらいながら戻る。
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声を振り絞って最低限の返事をする
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俺の震えた手を掴み
優しい表情をしながらも 真剣な眼差しで俺を見つめ
トラゾーが問う。
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にこにこと眩しい笑顔を 俺に向ける
kr
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そうして トラゾーの言葉に少し頷き
何故この状態になったのかの説明と 過去の事について話した。