テラーノベル
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注意事項 ・グロ要素 ・死亡キャラ
奏音視点
沙叶 美都
美都先輩は研究長室の扉を勢いよく開けた。八雲研究長はというと、溜め息をつき、彼女をうんざりしたように見ていた。
八雲 白湯
沙叶 美都
彼女は僕でも分かるほどの棒読みで言うと、ぷいっと横を向いた。そんな彼女の様子を見て彼は再び溜め息をついた。
八雲 白湯
黒酔 奏音
八雲 白湯
沙叶 美都
期待というより圧をかけられた彼は数秒考えた後、こう言った。
八雲 白湯
沙叶 美都
なんというか美都さんは強引な人なのかもしれない。さっきの自己紹介でのことも…って何思い出してるんだ僕!?
八雲 白湯
沙叶 美都
それは高い気がするが…歓迎してくれてるし余計なことは言わない方がいいだろう。
黒酔 奏音
八雲 白湯
彼の言葉に彼女は少し驚きつつも頷いた。…何かあったんだろうか?
黒酔 奏音
沙叶 美都
黒酔 奏音
デートという言葉に思わず顔が赤くなる。この人といると調子が狂う。皐月さんには八雲研究長との話を早く終えて来てほしい。お願いだから。
沙叶 美都
黒酔 奏音
僕は先を歩く彼女の背中を追いかけ、部屋の扉を閉めてコンビニへ向かった。
奏音視点
沙叶 美都
黒酔 奏音
沙叶 美都
黒酔 奏音
沙叶 美都
黒酔 奏音
奢りとは分かってても何か申し訳ないな…メロンソーダ1本と…後は水道水で乗り切ろう。
篠 皐月
皐月さんは約10分後に僕達と合流した。美都先輩はお帰り。と笑っている。
沙叶 美都
確かに僕から見ても皐月さんは顔色が悪いように見える。走って来たから…というわけではなさそうだけど…
篠 皐月
沙叶 美都
篠 皐月
沙叶 美都
黒酔 奏音
僕はさっとメロンソーダをカゴにいれ、その後は空気と化していたのだった。
研究所に帰り、買ってきたものを休憩室の冷蔵庫に放り込んだ。様子を見に来た八雲研究長は買ってきたものを見て苦い顔をしていたが、僕は見なかったことにした。
数時間後、新人歓迎会という名のただの飲み会が始まった。
夜鐘 恋呼
レノ・マキスティア・ベル
夜鐘 恋呼
枝豆をまるで毒物かのように口に運ぶレノ先輩とそれを見守る恋呼先輩…
沙叶 美都
杏音 礼紗
沙叶 美都
お酒を静かに飲む朱音先輩とちょっかいを出しに行く美都先輩…
八雲 白湯
帝 七無
八雲 白湯
既にベロベロに酔っている八雲研究長とフォローしている帝先輩…
黒酔 奏音
黒酔 奏音
ここで僕はやっていけるんだろうか…そんな不安を抱えながら、ストローを使ってメロンソーダを少しずつ飲んでいく。
篠 皐月
黒酔 奏音
篠 皐月
黒酔 奏音
黒酔 奏音
篠 皐月
黒酔 奏音
僕が聞くと、彼女は一瞬きょとんとした後、ニヤニヤと笑った。絶対勘違いしてるな。この人。
篠 皐月
黒酔 奏音
篠 皐月
黒酔 奏音
篠 皐月
篠 皐月
篠 皐月
黒酔 奏音
篠 皐月
黒酔 奏音
篠 皐月
彼女はしまったと言うように口を押さえ、コップの中のお酒を一気飲みした。…危険だからやらない方がいい。
篠 皐月
彼女は笑いながら立ち上がり、部屋から出て行った。
黒酔 奏音
皐月さんが帰ってきて数分後、新人歓迎会は終わり、僕達は休憩室を出た。時間ももう遅いということで各自場所を見つけて研究所に泊まることになった。…トイレの中で寝るか。
篠 皐月
黒酔 奏音
途中で噛んでしまった。そんな僕を見て彼女は腹を抱えて笑っている。
篠 皐月
黒酔 奏音
正論を言われ、何も言えなかった僕はそれだけ言ってトイレに向かった。
皐月視点
私は呼び出された通り、研究室の階段を下って下って…地下室に辿り着いた。あの人がどうやって地下室の存在を知ったのかは不思議なところだが今はどうでもいい。
地下室の手前側はダンボールが積み上げられていたが、奥の方には檻がたくさんあった。薄暗く、電気のスイッチがどこにあるのか分からないため中は全く見えないが、地下室にある中で1番大きい檻には「DNA組み換え用」と書かれている。朱音先輩のものだろう。
私を呼び出した人を探していると、誰かが私の肩をトン、と叩いた。びっくりして振り向くと、そこには◼️◼️◼️…私を呼び出した人がいた。薄暗かったから気付かなかったらしい。
篠 皐月
◼️◼️◼️
…何も言わない。そもそも聞こえているんだろうか?◼️◼️◼️はただ下を向いて黙り込んでいる。
篠 皐月
私は◼️◼️◼️の肩をぽんっと優しく叩いた。…すると◼️◼️◼️は私の手を片手で強く握り…
噛んだ。いや、目の前にご馳走が用意されてがっつく子供のような…そんな感じがした。
篠 皐月
◼️◼️◼️を振り払おうとしたが、中々離れてくれない。…いや、正当防衛だ。そう思い、◼️◼️◼️の頭を狙って殴る。何度も殴って、殴って…殴ったのに◼️◼️◼️は怯む様子もなく、ただ『食事』を続けた
篠 皐月
◼️◼️◼️
咀嚼音が地下室に響く。肉をムシャムシャと食べ、血は止まらない。…それなのに意識はあり、気絶は…逃げることはできない。そんな苦痛を味わった。10分間ほどだろうか。
意識が朦朧としてきて、ようやく目の前が真っ暗になった。
「美味しいなぁ美味しいなぁ美味しいなぁ」
「次のご飯は何かなぁ楽しみだなぁ」
「もうこんな時間だ。寝ないとお母さん達に怒られちゃう。お休みなさい。」
永遠に
コメント
8件
最初:このわちゃわちゃ空間好きすぎる…みんな個性豊かすぎていいな〜(?) 最後:ゑ゙
勢いよく扉開けるだけで扉壊れるて怪力やんけ
え……え……? ……美都さんがとても好みです🙃(現実逃避)