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ボスキと主様

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ボスキと主様

3 - 第3話 街へ買い物 (デート編)

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2024年09月08日

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ボスキと主は街に2人で買い物にきていた。

ボスキ

主様、何か見たいものやほしいものはないか?

え?

ボスキ

せっかく、街に来たんだ。主様が行きたいとこに行こうと思ってな。

ボスキ///

ボスキ

ないか?

それなら、ボスキが行きたいところに行こう。

ボスキ

それでいいのか?俺は特段これって場所はねぇが…。そうだなぁ…。なら、その辺でも見ながら行きたいとこを探すか。

うん。

そして、2人で歩いていると、主はある物に目を惹かれた。

綺麗…。

ボスキ

ん?このネックレス気に入ったのか?

あっ、ただ、綺麗だなって思っただけ。だって、ボスキの髪と目の色みたいで。あっ////

(私ったら////)

ボスキ

主様は、本当に俺が好きなんだな。

そう笑うボスキに主は顔を真っ赤にして下を向く。

ボスキ

主様は可愛いな。

ボスキ

おい。店主、このネックレスをくれ。

ちょっ、ボスキ。

店の店主

はいよ。兄ちゃん、彼女さんへのプレゼントかい?

ボスキ

あぁ。

そう笑うボスキ。

ボスキ///

ボスキ

ほらよ。主様。

ありがとう///
大事にするね。

そう笑うとボスキから主は、 ネックレスを受け取った。そして、

ボスキ

せっかくだから、付けてやるよ。

そういい、付けようとしてくれるが、義手側の右手が上手くいかないらしく手こずる。

ボスキ

ちっ…。
上手く開かねぇ…。

ボスキいいよ。
自分でつけるから。

と慌ててボスキの方を振り返ろうとしてバランスを崩し転びそうになる主。

きゃっ!

ボスキ

っとあぶねぇ。
大丈夫か?主様?

ボスキが片腕を主の前に出し、主を支える。

うっ、うん。ありがとう////

ボスキ

急に振り返ったら危ねぇじゃねぇか。

ごめんなさい。

【シュン】

落ち込む主に

ボスキ

怪我してねぇなら問題ねぇ。俺がついておきながら、主様に怪我なんかさせたら、二度と2人きりでなんて出かけさせてくれねぇだろうからな。

うん。気をつけます。

そんな落ち込む主の頭をボスキは、左手で撫でる。

なでなで

!!//////

ボスキ

気にするな。

そういうと、また主の後ろから両手を伸ばし、主の首元にネックレスをつけるボスキ。

ボスキ

よし、できた。

あっ、ありがとう///

ボスキ

似合ってるぜ。主様。

ありがとう。嬉しい。これでいつもボスキと一緒にいれるね。

そう笑う主にボスキは顔を赤くする。普段、あまり表情に出さないボスキの照れた表情に主は

照れてるの?

ボスキ

ちっ…。主様の方が顔、真っ赤にしてるのに、何言ってやがる。

え?////

ボスキ

なぁ、主様、ちょっとそこの公園にいかねぇか?

不敵な笑みで主を見るボスキ。

う、うん////

そして、花々が咲く公園へと来ると。

ボスキ

そこのベンチにでも座るか。

うん。

2人でベンチに腰を下ろすと

ボスキ

主様は、この後、どこに行きたい?

えーと、少しお腹空いたからご飯行きたいかな。

ボスキ

よし、じゃぁ、俺の行きつけの店に行くか。あそこは、悪魔執事の俺にも関係なく普通に接してくれる店主がいるからな。きっと、主様も安心して食事ができるはずだ。

うん。じゃぁ、そこに連れて行ってもらおうかな。でも、ボスキの行きつけなんでしょ?
私が行ってもいいの?

ボスキ

当たり前じゃねぇか。
主様は…〇〇は、俺の大事な人なんだからな////

照れながらもはっきり言うボスキに

嬉しい。私もボスキのこと大事に思ってるよ。

そう微笑むとボスキは

ボスキ

なぁ、〇〇、今は周りに誰もいねぇ。この間の続きしねぇか?

そういうと、主の左頬にボスキは左手を添えキスを迫る。

(あっ、私、ボスキに
キスされちゃうんだ////)

期待をして目を瞑る主の唇にボスキの唇が重ねられる。

んっ...///

ちゅっ

そして、ボスキの舌が主の口の中へと侵入し、主の舌と絡みあう。

んっ…はぁ…んっ...///

ボスキ

(やわらけぇ…。それにめちゃくちゃそそる顔してやがる///)

くちゃくちゅっレロレロ

んっ...///ボ…ふ…き…///

ボスキ

っとすまねぇ。
やりすぎちまったか?

はぁはぁ...///ボスキったら、こんなところで、そんな長いキスしてたら、誰かに見られちゃうよ////

ボスキ

わりぃわりぃ。でも、〇〇が可愛すぎるからよ。止まるに止まれなくなっちまったんだよ///

/////

ボスキ

っと〇〇は、俺の我慢を無駄にしやがる。

え?

ボスキ

なんでもねぇよ///
じゃぁ、飯でも行くか。

うん。

その日は、はじめてボスキとキスをした主。その後、ボスキの行きつけの場所で料理を食べ帰宅。

ムー

主様、おかえりなさい。
今日は、街まで行かれたんですよね?どうでしたか?楽しかったですか?
僕もいつか主様と2人で行ってみたいです。

楽しかったよ。うん。いつか行こうね。でも、迷子にだけはならないようにね。

ムー

はい。

そう笑うムーが

ムー

あれ?主様、そのネックレスどうしたんですか?街で買ったんですか?
綺麗ですね~。

うん。ボスキにね。
買ってもらったの///

ムー

へぇ~。とっても綺麗で主様に似合ってます。僕もいつか主様に綺麗な宝石がついたアクセサリーをプレゼントしたいです。僕がんばりますので、楽しみにしていてくださいね。

うん。気長に待ってるね。ムーありがとう。

そういい、ムーをなでる主。

ムー

【ゴロゴロ】

喉を鳴らして気持ちよさそうにするムーをなでながら、今日を思い出す主。

(ボスキ素敵だったな。紳士的かと思えば、あんな情熱的なキスをしてきて...////)

と顔を真っ赤にする主。

ムー

主様?顔が赤いですよ。街に出て、風邪でもひかれましたか?ルカスさんを呼んできましょうか?

と心配するムーに

大丈夫だよ。なんでもないから。

(さすがに今日ボスキにされていたことを思い出して照れてたなんて言えない///)

ムー

それなら良いですが。
無理はしないでくださいね。主様のことは僕が支えますから。

小さな体で胸をはるムーに可愛らしさを感じる主。

ムーは優しいね。ありがとう。じゃぁ、そろそろお風呂入って寝よっか。

ムー

はい。

そうして、主がムーと眠る頃。ボスキは、1人庭で剣の鍛錬をしながら、今日を考えていた。

ボスキ

フン!!フン!!

ボスキ

(今日の主様可愛かったな。それに、あんな安物のネックレスを大事そうに付けてくれて…。口付けもあんな艶っぽい顔しやがって…////他の連中には、絶対見せたくねぇな。)

ボスキ

さて、今日の鍛錬はこのぐらいにするか。

フェネス

ボスキ。

ボスキ

フェネス。

フェネス

今日も鍛錬していたんだね。お疲れ様。

そう言って、汗をかくボスキにタオルを渡すフェネス。

ボスキ

あぁ、ありがとな。

フェネスからタオルを受けとると、額の汗や首元の汗を拭うボスキ。

フェネス

今日は、主様と2人でお出かけしてきたんだよね?

ボスキ

あぁ。

フェネス

主様、楽しそうにしてた?

ボスキ

あぁ。楽しそうにはしゃいでたぞ。途中で主様が露店のネックレスを欲しそうにしてたから、買ってやったんだ。
まぁ、安物だけどな。

フェネス

そ、そうなんだ。
ねぇ、ボスキは主様のこと…。

そういいかけ、留まるフェネス。

ボスキ

ん?

フェネス

ごめん。なんでもない。もう、遅いからそろそろ戻ってきてね。ハウレスやアモンも心配してたから。

ボスキ

あぁ、今戻るよ。

フェネス

うん。じゃぁ、後でね。

そういうと、戻っていくフェネス。

ボスキ

(あいつ、さっき何を言いかけたんだ?主様をどうとかって…。
まぁ、いいか。)

腑に落ちないが気にしないことにするボスキ。

フェネス

(ボスキはきっと主様を悪魔執事の主としてじゃなく、それ以上の存在として見てる。それは、きっと主様もで…。なんか嫌だな。主様のことは俺の方が見てるのに…。)

フェネス

はっ!今、俺は何を…。いけないいけない。憶測でものを判断しちゃダメだよね。まだ、望みはあるかもしれないし。今度、俺も主様を街に誘ってみようと。

そう、考えるフェネス。 どうやら、2人を割って入る存在が現れたみたいだが、これからどうなる?

おわり

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コメント

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ボスキと主様の恋ワクワク😍

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