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微炭酸サイダー

レッツゴー

Y.

S.

Y.

ただいま。

Y母

だいたいあなたがッ!!!💢

Y父

お前があの時そうしてればよかっただろッッ!!💢💢

Y.

…喧嘩は、やめよう、や?

Y.

仲良くッしよ、?

Y父

うるさいッ!💢

Y父

お前は黙ってろッ!💢

Y母

今は私たちが話してるのッ!💢

Y母

そんなことも分からないのッ!?💢

Y.

…ごめん、なさい。

Y.

俺、外でてるね。

Y母

ええそうしなさい。

Y父

次は邪魔、すんじゃねぇぞ💢

Y.

はい、

Y.

…学校終わったばっかやのに。

Y.

はぁ…

俺は悠佑 今年から高校生になった 高校は中学からは遠く離れたところに通っている。理由は親の転勤。高校では知り合いが一人もいなくて上手く馴染めてない。親は転勤先で上手くいってない。俺の高校の学費やそのほかの家事で毎日喧嘩ばかりだ

Y.

この辺歩いてみるか。

Y.

どっか1人になれる場所…

Y.

Y.

こんなとこに神社?

Y.

鳥居も古くなっとるし

Y.

もう人も来てないんかな。

Y.

…ここなら神様もおるし

Y.

俺の願い叶えてくれたりするんかな

Y.

なんてな笑

Y.

…ちょっとお邪魔してもええかな。

ペコッ スタスタ(頭を下げ鳥居を潜る)

Y.

おぉ、こっちも古くなってるな

Y.

ほんまに昔からあるんやろな。

Y.

…ここも忘れられてもうたんかな。

Y.

俺もここみたいに忘れられたいな。

Y.

参拝して、帰るか。

Y.

(2礼2拍手1礼)

Y.

…神様、俺を助けてください。

シャンッ✨️✨️🔔

Y.

え、?

Y.

気の所為、か?

Y.

ここの神様独りやったら寂しいよな。

Y.

あ、これ飴お供えしとこ。

Y.

こんなんでごめんな、神様笑

Y.

また、来るな、!

シャンッ✨️✨️🔔

Y.

Y.

また聞こえた気が。

Y.

気のせいか、帰ろ。

Y.

ただいま…

Y母

おかえりなさい。

Y父

おかえり

Y.

ッ!?

Y.

え、あうん…

Y.

ただいま、

喧嘩が終わっとる、それにおかえりって、2人とも言ってくれた…

Y.

ッ神様、ありがとう。(ボソッ)

Y母

今日はハンバーグよー!

Y.

Y.

やったぁ!

Y父

母さんの作るの美味いもんな笑

Y母

やめてよ笑

こんな幸せが続けばいいのにな

その日から俺は毎日お供え物をもってあの神社に行った

グミやチョコやガム簡単なものばかりだけどお供え物を置いて1人で今日あったこと、クラスに馴染めなくて寂しいこと、転勤する前の学校ではいじめられていたことを神様に話すように呟いていた

Y.

今日も聞いてくれてありがとうな!

Y.

…学校、行きたないな笑

Y.

じゃあまた明日来るな!

シャンッ✨️✨️🔔

Y.

Y.

また、この音や。

この神社に来て気づいたことは俺が帰るとき、お願いをした時鈴の音が聞こえること

Y.

神様がほんまにおるんかな、笑

俺はこの日思っていなかった この日を最後に俺が

"死"を願うことに なるなんて

Y.

生徒

ガヤガヤガヤ

Y.

賑やかやな、このクラスって

生徒

おい悠佑

Y.

ビクッ

Y.

え、はい、?

生徒

お前今日昼休み空き教室来てくんね?

Y.

Y.

わ、分かった。

Y.

なんなんかな?

Y.

ガラガラガラ

Y.

来ました、

Y.

??

バジャッ💦

Y.

ッ?!

Y.

つ、めた…

生徒

ww

生徒

まんまと引っかかってくれてありがとw

生徒

これから悠佑は俺らのサンドバック決定ね?

Y.

え、俺ッ

生徒

あ"?断んの?

生徒

拒否権てめぇにねっつうの💢

生徒

ガンッッッッ

Y.

ッい"ッッ

腹を蹴られ机に頭をぶつけてしまう

Y.

ッポロポロ

Y.

や、やめて、くださいッポロポロ

生徒

だーかーらー

生徒

拒否権ないの

生徒

わかる?ww

生徒

バコッガンガンッボコッ

そこから殴られ蹴られが続いた

Y.

ッハァハァッッポロポロ

Y.

ッ…

生徒

じゃあ今日は帰るかw

生徒

おいお前

生徒

誰かに喋ってみろ?

生徒

お前のこと殺してやるからな?w

生徒

友達に話したらその友達もw

生徒

ま、そんな友だちいねぇよなww

生徒

じゃあーなサンドバックくんw

Y.

…はぁ

Y.

また、ッまた地獄が始まるんやなぁ…w

Y.

もうめんどくさいな、生きるのってなんでこんなんなんよッポロポロ

Y.

ただいま…

Y父

お前ッッいい加減にしろッッッ!!!!💢

Y母

あなたこそッいい加減分かりなさいよッ

Y母

いつもいつもッッ!

Y父

うるさいッ💢

ガンッッ(母の顔を殴る)

Y母

ッッッ!

Y母

暴力振るうなんてッッッ!

Y父

持とうと言えばお前がッ!💢

Y母

もうでていきますッッ!

Y母

こんな家もう知らないッッ💢

Y父

おい逃げてんじゃねぇよッッ💢

Y母

(逃げ)

Y父

お"いッ!💢

Y.

…なんで今日こんなに喧嘩して、ん?

Y母

どいてッッッ💢💢

Y母

ドンッ

Y.

おわ、ッ?!

Y.

バタッ

Y父

おい、お前のせいで逃げられるだろうがッ!

Y父

邪魔すんなって言ってんだろッ💢

Y父

ガンッッ

Y.

う"ッ?!

今日この瞬間俺の居場所はどこにもなくなった。 いや、元々なかったんかもしれん。

Y.

…あー、死にたい。

Y.

もう、死んでしまおうか。

Y.

なんて、無理やけど。

Y.

神様、ッあそこならッ

唯一の居場所ッ俺の1人だけの

痣だらけの体で目は虚ろ気味 それでも頭でこの神社のことを 求めていた

Y.

あ、

S.

Y.

誰か、いる…

今日は1人になれるとこどこにもない

Y.

とことん、ついてないな…

Y.

もしほんとに神様がいるなら、

Y.

俺を、ッ

俺を殺してくれッッ

Y.

こんなとこからお願いしてもダメよな

Y.

…帰るしか、ないか。

Y.

トコトコ

S.

今日はお供え物置いてってくれへんの?笑

Y.

え、?

S.

悠佑くん今日は何持ってきてくれたん?笑

Y.

え、なんで俺の名前…

S.

いつも話してくれてたやん〜!

Y.

だって、俺はずっと1人でッッ

S.

僕は

君を助けるから

Y.

ッ!

Y.

あッ…ポロポロッッ

S.

だから、殺してなんて願わんといてよ…ポロ

Y.

え、なんで…

S.

僕はここの神様。

S.

悠佑くんのお供え物で生きてた弱い神様やで笑

Y.

神、様、?

S.

僕は君に助けられた。

S.

もう、誰からも覚えられていない

S.

こんな神社に、君が来てくれたから

S.

だから、僕は君の願い

S.

叶えるからッ!

Y.

…俺の願い?

Y.

…じゃあ、ッッもう殺してくれよッポロポロ

S.

だから、ッ(ギュッ)

Y.

お、わッ、?

Y.

暖かい…優しい、手や。

Y.

う"ッポロポロ

Y.

助けてッポロポロ

S.

助けたる。やからッ

S.

また明日ここに来てよ。

Y.

分かったッッ!

S.

ここに来たら

S.

初兎って呼んでな。

Y.

初兎、?

S.

僕の名前!

Y.

初兎、ええ名前やなッ!

S.

やろ笑

S.

じゃあまた"明日"

Y.

うんまた明日

君とまたここで

小さなお寺の神様と死にたい少年

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コメント

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好きです((即答 マジで続き頑張ってください!

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