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~ 数日後 ‐ 教室 ~
MOB
朝倉
後ろの席へとプリントを回す その瞬間も、聞こえてしまった。
" サボる気満々だわ~ "
朝倉
MOB
軽い声。 何事もないみたいな顔。 ───これだ。 これが、俺の能力なんだ。
一ノ瀬
隣から一ノ瀬が小声で聞いてくる
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬はじっとこちらを見た後、視線をふっと外した。
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬
朝倉
──触れるな。
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬は小さく笑っていた 本当かどうかは─分からない 怖くて能力を使う事が出来なかった
~ 放課後 ‐ 教室 ~
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
少しだけ、距離を詰めてくる
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬
" 嘘じゃない "
朝倉
一ノ瀬
──ダメだ
俺は人と関わっちゃいけない
そんな存在だから
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬は身を乗り出してくる
"「お前は今後一切人と関わるな」"
そんな怒鳴り声が聞こえてくる
朝倉
一ノ瀬
朝倉
朝倉
一ノ瀬
朝倉
しばらくの間、沈黙が続く
一ノ瀬
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬は小さく息を吐いた
一ノ瀬
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
答えられない
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一歩、近付く気配
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一ノ瀬の声が、少し低くなる
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
一瀬が背を向ける
一ノ瀬
朝倉
~ 翌朝 ‐ 朝倉の部屋 ~
朝倉
"「他人なんてどうでもいい」"
朝倉
声が聞こえる度、吐き気がする
朝倉
~ 教室 ‐ 昼休み ~
一ノ瀬は、クラスの女子と笑っていた とても楽しそうだった
" 嘘 "
朝倉
自然に気付いたのか、目が合った だが、すぐ逸らされた
~ 放課後 ‐ 屋上 ~
朝倉
朝倉
一ノ瀬
朝倉
一ノ瀬
朝倉
その瞬間──
" 私は朝倉くんに嫌われた "
ソレが聞こえた時にはもう、一ノ瀬は屋上を去っていた
朝倉
朝倉
朝倉
─そう言えば、あの時もそうだった
" 私はここにいちゃいけない " と はっきり聞こえた
朝倉