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リリヤ

どうすればいいの!

王 リゼ

落ち着くんだ!

慎一郎

ッ...

王 リゼ

慎一郎、起きたか?

慎一郎

ッ...何があった。

慎一郎

奏ちゃんは...?

リリヤ

あ...。

王 リゼ

慎一郎、悪い。

王 リゼ

我々がしくじったせいだ。

慎一郎

どういうこと...。

王 リゼ

奏雅が...連れてかれた。

慎一郎

ッ?!

慎一郎

えっ...?!

慎一郎

どこに行った?!

王 リゼ

レイズのアジトだ。

慎一郎

レイズってあいつ?!

王 リゼ

あぁ。

慎一郎

取り戻しに行く。

リリヤ

無理よ!

リリヤ

レイズの事何も分かってないでしょ!

慎一郎

でも奏ちゃんは俺の親友
なんだ!

慎一郎

野放しにはできない!

慎一郎

絶対に取り戻す。

王 リゼ

俺らも行こう。

リリヤ

パパ?!

王 リゼ

レイズの事なら、俺が一番わかってる。

慎一郎

えっ?

王 リゼ

俺の弟だからな。

慎一郎

おと、弟?!

王 リゼ

あいつのアジトは遠い、
早く出るぞ。

慎一郎

弟だってさ!

リリヤ

ええ、あたしも初耳!

慎一郎

わぁお!

約1ヶ月後

レイズ

奏雅〜!

奏雅

はい。

レイズ

ハハハッ...

レイズ

やっぱりお前にはその
チョーカーが似合うな!

奏雅

...。

レイズ

ほんとにお前は可愛いなぁ

首筋を謎りながら言う

ガタンッ

レイズ

ッ?!

レイズ

なんの騒ぎだ?

レイズ

行け。

奏雅

はい。

奏雅

何事だ?!

慎一郎

奏ちゃん!

奏雅

ッ???

慎一郎

やっと見つけたッ

シュッ

慎一郎を蹴ろうとしたが避けられる

王 リゼ

むやみに近寄るな!

慎一郎

なんで、俺を。

王 リゼ

今の奏雅はチョーカーを
外さない限り、レイズの
言いなりだ。

慎一郎

嘘だろ。

奏雅

避けられた?(心)

奏雅

相手は人間だ。(心)

奏雅

ッ...いや、あののっぽと女は違う。(心)

奏雅

彼岸花のヴィランだ。(心)

王 リゼ

奏雅、俺はリゼ。

王 リゼ

こっちは娘のリリヤだ。

王 リゼ

幼い頃のお前を助けた、
お前をヴィランにしたのは俺たちだ。

奏雅

気安く喋りかけるな。

奏雅

俺が求めているのはその
人間。

奏雅

その人間をレイズ様にお渡しする。

慎一郎

奏ちゃん...。

慎一郎

俺の事、忘れたの?

慎一郎

俺ら、親友だろ?

慎一郎

馬鹿みたいに叫んで、馬鹿みたいに2人で怒られて。

慎一郎

忘れたのか?

奏雅

黙れ人間!!!

奏雅

お前は黙ってレイズ様に
血を渡せ!

慎一郎

俺はお前以外に血を飲ませない!

奏雅

哀れな人間め。

慎一郎

哀れな親友。

奏雅

ッ?!

過去の記憶

奏雅

慎ちゃんごめん。

奏雅

生きてる事ずっと隠してた

奏雅

親友なのに。(泣)

慎一郎

大丈夫、大丈夫だよ。

慎一郎

だから泣かないで。

奏雅

ヴッ...

吐きそうになって口を抑える

奏雅

なんだ今の...(心)

奏雅

俺の記憶...?!(心)

奏雅

あの人間と深い関係なのか(心)

奏雅

親友...(心)

王 リゼ

何をそんな慌てている。

奏雅

ッ!!

王 リゼ

何か思い出したか?

奏雅

うるさい!

奏雅

お前らに何がわかる!!

王 リゼ

わかるんだよ。

王 リゼ

お前さんの考える事全て、想像がつく。

奏雅

ッ?!

レイズ

何をやってるんだ?
奏雅。

奏雅

ッ...?!!!

奏雅

も、申し訳ごさいません。

レイズ

リゼ、俺の奏雅に変な事
教えないでくれるか?

王 リゼ

お前のものでは無い。

王 リゼ

奏雅はこの人間のものだ。

レイズ

は?

奏雅

レイズ様、俺が何とかします。

奏雅

なのでッ

奏雅

ヴッ...

奏雅

さっきの言葉が頭から離れない!(心)

奏雅

何故だ。(心)

レイズ

チッ...

レイズ

リゼ!!!

レイズ

俺と勝負しろ。

王 リゼ

なんだ、また兄弟喧嘩でもするか?

レイズ

うるせぇ!!!

レイズ

さっさと来いよ。

王 リゼ

いいだろう。

君は“ ヴィラン ”になった

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