一方シオンはおかゆの後を追いかけていた。そしておかゆを 抱きしめて慰めているころねを見つけた。
紫咲 シオン
おかゆから離れて‼
シオンは大きな声で言った。
戌神 ころね
何?おがゆはこおねのなんだけど
言い返すころねにシオンは更に言い返した。
紫咲 シオン
おかゆを奪おうとしたのはそっちでしょ?
だがころねもひるまない。
戌神 ころね
おがゆを完全に堕とせなかったシオンちゃんが悪いんだよ
シオンはその言葉が胸にナイフを刺されたかのように突き刺さった。 ころねは続ける。
戌神 ころね
そもそも本気で愛してるんなら、奪われるとか
ありえないでしょwwwwwだから、諦めなよシオンちゃん
ありえないでしょwwwwwだから、諦めなよシオンちゃん
シオンは膝から崩れ落ちてしまった。それを見たころねは小さな声で
戌神 ころね
シオンちゃん脱落~
と言った。その後疲れた顔で
戌神 ころね
あと一人か
と言った。それを聞いたシオンは、何かに気づき走っていった。