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最強の貴方となら

第6話 - 第5話　夏油傑

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2024年09月06日

#呪術廻戦

#オリキャラ

#五条悟

#呪術廻戦夢小説

#夢小説

凛々(ﾘﾝﾘﾝ)

神楽坂百合

確か、「夏油傑」と言う名前でした。

五条悟

！？

五条悟

(夏油傑…！？アイツが！？いや、なにかの間違いかもしれない…。)

五条悟

ねぇ、その夏油て人さ、めっちゃ特徴的な前髪してた…？

神楽坂百合

はい、初めて夏油さん見た時、私の中で第一印象が前髪に入る程めっちゃ特徴的でした。

五条悟

術式てまさか「呪霊操術」…？？

神楽坂百合

はい。あの、五条さんて夏油さんとお知り合いなのですか？

五条悟

え…？あぁ、まぁ。僕のたった1人の親友なんだよね、傑は…。

五条悟

(どうして傑がこの子を？何か目的でもあるのか…？)

五条悟

百合てさ…、人を殺したことがある…？それか、傑から人の殺し方を教わったこととかある…？

神楽坂百合

え…？いや、ないですけど…。教えて貰ったのは体術がメインですし、最近は呪力の操作も教わってる程度で...。

五条悟

そっか...。ねぇ、傑てたまにこっちに来てるんだよね？次いつ来るか分かる？

神楽坂百合

確か、明後日に来るて言ってました。

五条悟

明後日、か…。(表情や声色からしてこの子は嘘をついていないな…。だが、もし、この子がずっとアイツと一緒にいたら、きっとこの子に明るい未来はない…！なら…、)

神楽坂百合

あの、五条さん…？

五条悟

百合、急なことで悪いけど、今すぐ荷物をまとめて僕と一緒に東京の呪術高専に行こう。

神楽坂百合

え？何で急に…。

五条悟

それは…。(自分の恩師が呪詛師だって知ったら、この子は悲しむだろうな…。仮に本当の事を言っても、この子は信用してくれるかも分からないし…。)

五条悟

(なら、ここは敢えて...。)

五条悟

実はね、明後日に呪詛師達が鹿児島に爆破テロを仕掛けるて予告状が届いたんだ。

五条悟

僕はそれを止めるためにここに来たんだ。傑も僕と同じ任務に同行することになっててね。

五条悟

(敢えて嘘をついて、この子を傑から引き離し、高専に保護する…！)

神楽坂百合

で、でも…！私、明後日夏油さんと会う約束が…！

五条悟

気持ちは分かるけど、君の安全のために言ってるんだ。だから、大人しく高専に来なさい。

神楽坂百合

だ、だったら私もその呪詛師達と戦います…！少しは戦力になる筈だから…！

五条悟

確かに戦力になるかもしれないけど、君はまだ未熟過ぎる、だから高専で僕が君を保護し、君の実力を磨き上げたいんだ。

神楽坂百合

だけど、私は夏油さんを一人にしたくないです…！

五条悟

っ…。

*すると五条は神楽坂の言葉を防ぐかのようにに抱き付いた。*

神楽坂百合

っ…///！？え、ちょっと…///！

五条悟

お願い、百合が危ない目に遭うのは、僕や傑も耐えられないよ…。

五条悟

それに、君みたいな才能のある子は傑も呪術高専で呪術を学んで、一人前の呪術師になって欲しいと思っていると思うよ。

神楽坂百合

夏油さんが...？

五条悟

うん。それにもしかしたら、傑がいつか高専に遊びに来てくれると思うよ。だからお願い、高専に来てくれる？

神楽坂百合

っ…、分かりました…。呪術高専に行きます…。その代わり、条件が一つあります…。

五条悟

条件て？

神楽坂百合

夏油さんに手紙を書きたいです…。身寄りの無い私に体術や呪術を教えてくれた感謝をいっぱい書きたいから...！

五条悟

分かった、手紙書いていいよ。僕が傑に渡しとくから。だけど、書き終わったらすぐに荷物をまとめてね。

神楽坂百合

ありがとうございます、五条さん！

*神楽坂は急いで夏油に手紙を書き、荷物をまとめた。それと同時に五条は神楽坂の分の新幹線のチケットを購入した。*

*翌朝、五条達は急ぎで駅に向かった。*

五条悟

いや～、良かった、良かった。東京行きのチケットがまだ売れ残ってて。

神楽坂百合

……。

*だが、神楽坂はどこか落ち着かない様子だった。*

五条悟

どうしたの、百合？具合でも悪いの？？

神楽坂百合

あ、いえ！大丈夫です！何でもないです！

五条悟

そう？

*二人が会話している間に新幹線が来た。*

神楽坂百合

うわぁー！あれが新幹線？めっちゃ速い！

五条悟

百合て新幹線初めてなの？

神楽坂百合

はい、あまり外に出る機会がなくて…。だから、外の物につていはあまり知らなくて…。

五条悟

そっか、じゃあこれを機に外の物にいっぱい触れていこうね！

神楽坂百合

はい！

五条悟

じゃあ、そろそろ乗らないとね。足元気を付けなよー！

*2人は新幹線の中に入って行った。*

神楽坂百合

(これが新幹線の中か…、広いし、人もいっぱいだな～。)

五条悟

百合ー、僕の隣においで、窓側の席に座って。

神楽坂百合

あ、はい。

*神楽坂は窓側に座ると、窓に自身の姿が写ったが、彼女は再び浮かない顔をした。*

五条悟

百合、大丈夫？

神楽坂百合

あ、はい！大丈夫ですよ！(どうしよう…。)

神楽坂百合

(夏油さんから貰ったピアス失くしちゃった…。)

*神楽坂は夏油から貰った大事なピアスを片方失くしてしまったのだ。*

神楽坂百合

(夏油さんとの稽古を頑張ったご褒美に貰ったピアスが…。どこかに落としちゃったのかな…。)

神楽坂百合

っ…。

五条悟

(なんか、悲しそうな顔してるな…。余程傑から離れたくなかったのかな…。なんとかして元気付けないと…。)

五条悟

ねぇ、百合。お土産で買ったぢゃんぼ餅食べてみない？

*五条は神楽坂にぢゃんぼ餅を渡した。*

五条悟

神楽坂百合

あ、ありがとうございます。ŧ‹"ŧ‹"(*´ω｀*)

神楽坂百合

っ！美味しい！

五条悟

それは良かった！(良かった、少しは元気になったみたいだ…。)

主

今日のお話はここまでです！

主

いいね♥️とコメント💬沢山待ってます～！

神楽坂百合

次回「家入硝子」！！次のお話もお楽しみに！

主

そういえば、百合ちゃんて夏油さんに稽古つけて貰ったらしいけど、稽古のメニューてどんなのだったの？

神楽坂百合

確か体力の基礎作りをするために、桜島を登り下りしたり、呪霊を体術メインで祓ったり、夏油さんと100分間手合わせとかあったな～。

主

流石にハードすぎるのでは…？？

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凛々(ﾘﾝﾘﾝ)

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