れい
皆さん!れいでーす!
レイ
オイ
れい
あっなんでしょう?
レイ
なんでしょうじゃない
なんなんですかこの
ストーリー。
なんなんですかこの
ストーリー。
れい
『脅威さんが食害を
しなくなったそうです』
しなくなったそうです』
レイ
ずいぶんと56されたい
らしいですね?
らしいですね?
レイ
そうじゃなく!
レイ
本編ロクに話
進んでないくせに
新しい連載をすると⁉︎
進んでないくせに
新しい連載をすると⁉︎
れい
そうですね〜
れい
というわけで君の出番は
ないですよ。
ないですよ。
レイ
殺す。
れい
じゃ!始まりまーす!
その日の食堂はいつも以上に 騒がしかった。
いや、というより、普段一番騒ぐ者が 騒がず、逆に周りが 騒ぎ立てていたのだ。
コネシマ
おい!マジで
どうした⁉︎
どうした⁉︎
シャオロン
具合悪いんか?
この異様な光景に。
鬱
なぁトンち、
なにがあったん?
なにがあったん?
トントン
さあ………
でも確実になんか
あったな。
でも確実になんか
あったな。
チラリと目をやったトントンの先に いた彼は、幹部達に囲まれて どうしたどうしたと心配されている中 黙秘を貫いていた。
トントン
ゾムがおかわりもせんと
食害もせぇへんとか
異常すぎる………
食害もせぇへんとか
異常すぎる………
ゾム
……………。
ロボロ
ゾムの様子が
おかしい?
おかしい?
監視カメラのチェックに追われ、 ちょうど食堂にいなかったロボロの 耳にその話が入ったのはかなり 早かった。
シャオロン
そやねん、食害ナシの
からあげ定食1つ
食べただけで「残す」
ゆうんやで⁉︎
からあげ定食1つ
食べただけで「残す」
ゆうんやで⁉︎
シャオロン
おかしいやろ⁉︎
ヤバない⁉︎
ヤバない⁉︎
コネシマ
というわけで、お前に
いち早く
伝えにきたんや。
いち早く
伝えにきたんや。
それもそのはず、軍で屈指の行動力を 持つコネシマとシャオロンこと 狂犬組がわざわざロボロの部屋に 押しかけてきたのだ。
ロボロ
あーうん………
それで?
それで?
シャオロン
それで⁉︎
コネシマ
お前なんも
思わへんの⁉︎
思わへんの⁉︎
ロボロ
まあおかしいな
思うけどそれまで……
思うけどそれまで……
コネシマ
ほんま心無いな……
ロボロ
お前にだけは
言われたないな。
言われたないな。
ロボロ
で、結局
何の用なん?
何の用なん?
シャオロン
ロボロにな、ゾムが
おかしなった原因
調べてほしいねん。
おかしなった原因
調べてほしいねん。
ロボロ
ええ⁉︎
なんで俺が?
なんで俺が?
コネシマ
幹部みんな今
忙しいし………
俺らも溜めてる書類
あるしで大変なんや。
忙しいし………
俺らも溜めてる書類
あるしで大変なんや。
ロボロ
俺かて暇じゃ
ないんやけど……
ないんやけど……
ロボロ
そもそも何日かしたら
戻るんちゃうん?
戻るんちゃうん?
シャオロン
それでも異常やって。
ロボロ
例えばダイエット
してるだけとか。
してるだけとか。
コネシマ
あいつ太らんやん。
ロボロ
がまん大会
してるとか。
してるとか。
シャオロン
誰と?
ロボロ
…エミさんあたりと
喋ったら普通に
ワケ話すんちゃう。
喋ったら普通に
ワケ話すんちゃう。
コネシマ
ゾムのまともな話相手
今全員ロボロ以外
他国おるわ。
今全員ロボロ以外
他国おるわ。
ロボロ
トントンは?
シャオロン
今三徹中。
頼める?
頼める?
ロボロ
………
コネシマ
それにさ、ゾム
食べへんだけやなくて
元気もないやん。
食べへんだけやなくて
元気もないやん。
コネシマ
心配やて。
ロボロ
………
ロボロ
……心無シマの
くせに………
くせに………
コネシマ
なんやと⁉︎
ロボロ
まあええわ。確かに
体調不良とかやったら
心配やし。ゾムらしく
ないしな。
体調不良とかやったら
心配やし。ゾムらしく
ないしな。
シャオロン
お!じゃあ
調べてくれるんか⁉︎
調べてくれるんか⁉︎
ロボロ
できる限り
やってみるわ。
やってみるわ。
コネシマ
ありがとうロボロ!
ロボロ
とりあえずそれは
ええねんけどお前ら……
ええねんけどお前ら……
ロボロ
溜めてるっていう
書類は?
書類は?
シャオロン
あっ………
コンコンコン
部屋のドアを叩く音がする。
トントン
ロボロォ〜?そこに
アホ犬共おらへん〜?
アホ犬共おらへん〜?
ドア越しから疲れきったトントンの 声が聞こえる。
ロボロ
(あーこりゃ
相当お疲れやな…)
相当お疲れやな…)
そう思ったロボロは 満面の笑みで返す。
ロボロ
おん!おるで!
コネシマ
(おいコラ
ロボロォ‼︎)
ロボロォ‼︎)
シャオロン
(なんで
ゆうねんんんんん‼︎)
ゆうねんんんんん‼︎)
トントン
お前らぁ〜
書類出来とるん
やろうなぁ〜?
書類出来とるん
やろうなぁ〜?
ゆらぁ、と部屋に入ってきた トントンの手に握られていたのは…… 内ゲバでお馴染み粛清剣。
シャオロン
ヒィッ………
コネシマ
あの………
トントンさん………?
粛清剣
下ろしてもろて…………
トントンさん………?
粛清剣
下ろしてもろて…………
トントン
ん?振り下ろせ?
なんやシッマよほど
反省したいんやなぁ!
なんやシッマよほど
反省したいんやなぁ!
コネシマ
えっちが………
あああああ‼︎
あああああ‼︎
シャオロン
シッマアアアアア⁉︎
ロボロ
はあ………
うるさ………。
うるさ………。
ロボロは耳に深くインカムを 押し込む。
かくして、この嵐のような依頼から ロボロのゾム観察調査は 始まったのだった。
れい
はい!こんな感じ
ですね!
ですね!
レイ
………これ本当に
連載するつもりですか?
連載するつもりですか?
れい
あー……実は………
れい
レイも言ってた通り
私の別連載
『泣きたいなんて言えない』の
方が全然進んでないんで………
私の別連載
『泣きたいなんて言えない』の
方が全然進んでないんで………
れい
この話❤️100超えたら
連載しようかなって……
連載しようかなって……
レイ
見切り発車の連載の
くせに即打ち切りですか。
お疲れ様です。
くせに即打ち切りですか。
お疲れ様です。
れい
扱いひどくない?
れい
まぁ………
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
れい
では、また!