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柱になっても縛られたくない！

第5話 - 嘘が剥がれ落ちるとき

2025年09月11日

#鬼滅の刃

#二次創作

#おりきゃら

#へたくそ

#逆ハー？

Adam＠文スト乱歩さん推し

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

フォロワー70いった…

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

ありがとうございます(*´ε`*)ﾁｭｯ

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

早速本編どぞ！

竈門炭治郎

玄弥――っ！！
北東に向かって真っすぐだ！

竈門炭治郎

五体目は低い位置に身を隠している！！

竈門炭治郎

向かってくれ！　援護する

不死川玄弥

（北東…！！）

竈門炭治郎

禰豆子！　玄弥を助けろ！

竈門炭治郎

鬼に玄弥の邪魔をさせるな！！

月詠琥珀

私は喜怒哀楽を抑えるから、
炭治郎くんも五体目に向かって！

竈門炭治郎

わかりました！！
ありがとうございます！

不死川玄弥

（はぁ、はぁっ、
くそ、どこだ…）

半天狗

ﾋｨｨ

不死川玄弥

っ！

不死川玄弥

（ちっさ！！）

不死川玄弥

🔪彡ﾌﾞﾝｯ

半天狗

ギャッ

ﾊﾟｷｨﾝ

不死川玄弥

折れ…！？

積怒

死ね！！

月詠琥珀

玄弥くん！！

不死川玄弥

（しまった、もたつきすぎた
避けられねぇ、やられる
頸は回復できねぇ…）

不死川玄弥

（…ごめん兄ちゃん）

風の呼吸、壱ノ型「塵旋風・削ぎ」！

月詠琥珀

っっ！！

不死川玄弥

琥珀さん…！？

竈門炭治郎

（どういうことだ！？
琥珀さんは星の呼吸の使い手だ。
どうして風の呼吸を…）

月詠琥珀

私、これでも実弥の継子だからさ！

月詠琥珀

でも、風の呼吸は、なんていうか難しくて…
壱ノ型しか習得できなかったんだ

月詠琥珀

玄弥くん、諦めないで！
柱になるんでしょ！？

不死川玄弥

…っ！

月詠琥珀

炭治郎くん、五体目は今どこらへん?!

竈門炭治郎

まだ近くにいます！

不死川玄弥

…俺じゃ切れない

月詠琥珀

玄弥くん？

不死川玄弥

炭治郎、お前が切れ

不死川玄弥

今回だけは、お前に譲る

竈門炭治郎

わかった！

月詠琥珀

炭治郎くん、お願い！

竈門炭治郎

はい！

飛ばします

ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱｱ”！！

竈門炭治郎

（なんて声だ耳が…！）

竈門炭治郎

（でも行ける…！？　頸を斬れ…）

ｿﾞﾜｯ

ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷｯ‼

月詠琥珀

っ、何!??

憎珀天

不快不愉快極まれり

憎珀天

極悪人共めが

竈門炭治郎

（六体目…！！）

月詠琥珀

まだいるの⁉　勘弁してよ!!

憎珀天

…ｷﾞﾛ

竈門炭治郎

っ…

不死川玄弥

…っ

月詠琥珀

こっわぁ……

憎珀天

ドン！🥁ｼｭﾙｼｭﾙ…（本体を隠す

不死川玄弥

待て！！

憎珀天

…何ぞ？
貴様、儂のすることに何か不満でもあるのか

憎珀天

のう　悪人、共めら

不死川玄弥

……っ！

不死川玄弥

（重い、声が、いあるが
手足に力が入らなくなる
立ってられねぇ）

竈門炭治郎

どうして俺たちが悪人なんだ？

月詠琥珀

（あ、そこ聞くんだ？）

憎珀天

弱き者をいたぶるからよ

憎珀天

のう、
先程貴様らは手のひらに乗るような小さく弱き者を斬ろうとした

憎珀天

なんという極悪非道
これはもう鬼畜の所業だ

竈門炭治郎

小さく弱き者？
誰が…誰がだ、ふざけるな

竈門炭治郎

お前たちのこの匂い…血の匂い！

竈門炭治郎

食った人間の数は百や二百じゃないだろう！

竈門炭治郎

その人たちがお前に何をした？
その全員が、
命をもって償わなければならないことをしたのか！？

竈門炭治郎

大勢の人を殺して喰っておいて
被害者ぶるのはやめろ！！

竈門炭治郎

ねじ曲がった性根だ
絶対に許さない

竈門炭治郎

悪鬼め…！
お前の首は俺が斬る！！

月詠琥珀

……

月詠琥珀

まぁそもそも、
上弦の時点で弱いなんてありえないんだけどね

月詠琥珀

炭治郎くん、よく言ったよ

不死川玄弥

……(　ﾟдﾟ)

月詠琥珀

玄弥くん、禰豆子ちゃん、
ここからが本番だよ！

えっと、蜜璃ちゃんポジを琥珀ちゃんに置き換えます

もう書くことないので大分飛ばします

月詠琥珀

あーっ！　みんなー！！

竈門炭治郎

琥珀さん！

月詠琥珀

よかったぁ、頸斬れたんだね
すごいよ炭治郎くん！

竈門炭治郎

いえいえ！
琥珀さんや禰豆子、玄弥、無一郎くんがいてくれたから勝てたんです
俺一人じゃ無理でした

月詠琥珀

謙遜しいなくていいの！
私こそ、柱なのに大した活躍できなくてごめんね

時透無一郎

琥珀はちゃんと活躍してたでしょ

月詠琥珀

…え、無一郎くん⁈

時透無一郎

なに？　鳩が豆鉄砲を食ったような顔して

月詠琥珀

無一郎くんに名前読んでもらったの初めてだなぁって
いつも「君」って呼ぶでしょ？　なんか新鮮

月詠琥珀

それに、少し顔つきが変わったね
成長したってことかな？

時透無一郎

僕より年下のくせに…

月詠琥珀

なんにせよ、皆生きててよかったね！

竈門炭治郎

はい！

竈門禰豆子

よかった、ねえ

時透無一郎

…まぁ、琥珀は帰った時が一番の山場だろうけど

月詠琥珀

え、なんで？

時透無一郎

僕は知らないから

月詠琥珀

えぇえ、本当に何⁉

不死川実弥

まさか、本当にわかんねぇなんて言わねぇよな？

月詠琥珀

…なんのことでしょう？

不死川実弥

恍けんな。
勝手に上弦と対峙すんなって言っただろ！

月詠琥珀

言ってないでしょ⁉

不死川実弥

うるせえ！　俺の中では言ったんだよ！！

月詠琥珀

暴論⁉

月詠琥珀

大体、実弥は過保護なんだよ
私だって柱だよ

不死川実弥

だからといって、
お前が体を張る理由はないだろ！

月詠琥珀

あるよ！

月詠琥珀

私は鬼を斃さなきゃ…
そうじゃなきゃ、
生きてる意味なんてないんだから！

不死川実弥

っ、お前！

不死川実弥

……

月詠琥珀

…な、なに

不死川実弥

お前、腕貸せ

月詠琥珀

え、なんで

不死川実弥

いいから（ｸﾞｲｯ

月詠琥珀

痛っ！

月詠琥珀

…あ、違、

不死川実弥

やっぱり、体ボロボロじゃねぇか

不死川実弥

お前、風の呼吸使っただろ

月詠琥珀

…使ってないよ

不死川実弥

嘘つけ

不死川実弥

風の呼吸はお前の体には合わないから、
習得を中断したよな？
お前の華奢な体で風の呼吸を使ったら、
最悪四肢がもげて死ぬかも知れねぇんだ

月詠琥珀

それは…わかってるよ

不死川実弥

なんで使った？

不死川実弥

お前は、わざわざ危険を冒さないだろ

不死川実弥

誰を庇った？

月詠琥珀

…違う、誰も庇ってないよ

月詠琥珀

私が不甲斐なかっただけ

不死川実弥

…言わねぇとくすぐるぞ

月詠琥珀

体ボロボロって言ってるのに⁉

月詠琥珀

真顔で過激なこと言うね
私泣いちゃうかもよ？

不死川実弥

そん時はそん時だ

不死川実弥

ほら、早く言えよ

月詠琥珀

……

月詠琥珀

（大切な時、実弥はいつも
優しい顔をする。
反抗しづらいから困るんだよなぁ）

月詠琥珀

…怒らないって誓う？

不死川実弥

まぁ、善処はするが

月詠琥珀

げ、玄弥くんがね…その
鬼の頸を斬ろうとして、でも硬くて、
刀が折れちゃったんだ

月詠琥珀

上弦の肆だったんだけど、
五体くらいに分裂してて、
そのうちの一隊が玄弥くんを襲おうとしてたから

月詠琥珀

星の呼吸はあまり力技じゃないというか、
咄嗟に切りつけるにしては弱いから、
風の呼吸を…適材適所かなって

不死川実弥

……

月詠琥珀

私の判断だから、玄弥くんを責めないで

月詠琥珀

…お願い

不死川実弥

…そんな顔すんな
別に怒っちゃいねぇよ

月詠琥珀

ぇ？

不死川実弥

あー、あれだ
…玄弥のこと、助けてくれてありがとな

月詠琥珀

……(*'▽')

不死川実弥

んだよ、その顔は

月詠琥珀

ううん、何でもない♪

不死川実弥

…ﾁｯ、なんなんだよ

月詠琥珀

いやぁ、人間って成長するんだなって！

月詠琥珀

あ、聞いてよ、無一郎くんもね
初めて私のこと琥珀って…

不死川実弥

あー、悪ぃ、その話後でいいか？

月詠琥珀

え、うん、いいけど…なんで？

不死川実弥

お前は無理して風の呼吸を使った時の
傷が癒えてねぇんだから、
無理しねぇで寝ろ

月詠琥珀

別に無理はしてないけど…

不死川実弥

…お前って本当、才能に呪われてるよな

月詠琥珀

…？

不死川実弥

どんなに体が痛くても、
痛くならねぇ体の動かし方を知ってる

不死川実弥

どんなにつらくても、
つらくねぇって顔して誤魔化せる

不死川実弥

無駄な才能に呪われたな

月詠琥珀

……。(･ω･ )

月詠琥珀

酷いこと言うなぁ、もう

不死川実弥

俺の前では、下手に笑わなくていい

月詠琥珀

え？

不死川実弥

お前のことは、よく知ってんだよ

不死川実弥

無理して笑ってる理由だって、
毎晩うなされてる理由だって、
俺はもう全部知ってんだ

不死川実弥

俺に隠す理由なんてねぇよ

月詠琥珀

…なに、それ……

不死川実弥

……

月詠琥珀

私、ずっと頑張ったんだよ？

月詠琥珀

頑張ってるのに、強くなれないし、
柱なのに、誰のことも守れないし…

月詠琥珀

そしたら、私が生きてる意味なんてないじゃん
私のために死んだお父さんとお母さんは、きっと許してくれない

月詠琥珀

みんなを助けなきゃ、鬼を斃さなきゃ、
私に価値なんてないんだよ？

月詠琥珀

なのに、つらいって思っちゃったら、
打ちのめされちゃったら、
私、どうしたらいいの…？

月詠琥珀

自分を出すとか、繕わないでいるとか、
どうしたらいいの？

月詠琥珀

このままでいいんだよ！
このままが一番、いいんだよ…！！

ｷﾞｭｯ…

月詠琥珀

え…？

月詠琥珀

実弥…？

不死川実弥

うるせえ、黙ってこうされてろ

月詠琥珀

や、抱擁なんて恥ずかしいし…

不死川実弥

……

月詠琥珀

なんか言ってよ…

不死川実弥

ごめんな

月詠琥珀

え？

不死川実弥

あの時、俺がもっと早くついてたら、
お前は今でも幸せに過ごしてた

不死川実弥

ごめんな

月詠琥珀

なんで実弥が謝るの

不死川実弥

…泣いてもいいぞ

不死川実弥

今なら、お前の顔見れねぇし

不死川実弥

お前の情けない顔が見えないのは残念だけどな

月詠琥珀

…うるさぃ……っ

月詠琥珀

ばか…っ、実弥のばかぁ…！

不死川実弥

…ヾ(・ω・*)

月詠琥珀

頭撫でんな…ばか

不死川実弥

うるせぇ、

月詠琥珀

（久しぶりに快眠だったな…）

竈門炭治郎

あ、琥珀さん！　おはようございます！

月詠琥珀

あ、炭治郎くん、おはよう

竈門炭治郎

…！
（琥珀さんの嘘の匂いが薄れてる…？）

月詠琥珀

どうしたの？

竈門炭治郎

琥珀さん、何かありましたか？

月詠琥珀

えっ⁉

月詠琥珀

えええええっとね!??
あったといえばあったんだけど
わざわざ話すことでもなくてね!?

月詠琥珀

あの…説明難しいけど……えっと

月詠琥珀

すっきりした、かな？

竈門炭治郎

そうなんですか！

竈門炭治郎

よかったです！！

月詠琥珀

ありがとう
なんか、炭治郎くんは気づいてたんだよね？

竈門炭治郎

あ、いえ！
嘘の匂いがするなとは思ってましたけど…

月詠琥珀

意外とばれてるもんだねぇ

月詠琥珀

これから気をつけよっと

月詠琥珀

じゃあね炭治郎くん！　お大事に！

竈門炭治郎

はい！！

竈門炭治郎

…琥珀さん、すこしおはぎの匂いがしたような

竈門炭治郎

気のせいかな？

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

わぁ

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

お疲れ様です！

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

今日学校でやらかして死にたくなってる笑

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

女子ってつらいねってことですよ

主（Adam@文スト乱歩さん推し）

ではまた、ばいばーい

柱になっても縛られたくない！

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