廉先生
え…
廉先生
嘘やろ…
紫耀先生
はやく行くぞ!
廉先生
おう
手術室…
紫耀先生
緊急手術を行います。
○○
パチッ
紫耀先生
○○ちゃん!
廉先生
起きた~
紫耀先生
良かった…
○○
なんでグスッ
○○
わたしは、グスッ死にたかったのに!グスッ
紫耀先生
だめ
紫耀先生
○○ちゃんは俺が死なせないから
○○
いや!
近くにあるものを投げ出した
廉先生
こら、
紫耀先生
○○ちゃん落ち着いて
○○
落ち着けない!無理!
紫耀先生
ギュッ
紫耀先生
言うこと聞いて
紫耀先生
体、震えてるよ
紫耀先生
辛いことあるんでしょ?
紫耀先生
いくらでも俺たちにいいな?
廉先生
平野が言ってる通り
廉先生
1人で抱え込まずに正直になって全部吐き出してみ
廉先生
俺らは○○ちゃんの味方だから
○○
分かった、
○○
分かった、全部言う
○○
全部言うから、、、グスッ
○○
あのね、
○○
まず、私は家族がいないから学校で虐められてる、
○○
お母さんは私が5歳の時に交通事故で亡くなった
○○
私が道路に飛び出してそれを庇って…グスッ
○○
お父さんは私が小学校5年生の時に亡くなった、、、
○○
病気で
○○
グスッグスッグスッグスッグスッ
○○
それから家族が居ないからっていじめの標的にされて、、、今までグスッ
○○
グスッグスッグスッグスッグスッグスッグスッグスッグスッ
紫耀先生
そっか、
紫耀先生
辛かったね
廉先生
辛かったな
廉先生
今まで1人で溜め込んできて…
○○
両親が亡くなってから虐められて、人間が怖くなって、
○○
人間恐怖症、になったグスッグスッ
○○
相談できる人がいないし、ずっと1人で悲しかった、寂しかった…グスッグスッグスッグスッグスッ
○○
ご飯も食べれなくて…
○○
小学校5年生の時から10kgぐらい痩せて、
○○
…グスッグスッグスッ
紫耀先生
ギュッ
紫耀先生
話してくれてありがとう
紫耀先生
そんな辛い過去があったなんて知らなかった…
廉先生
辛かったなグスッ
○○
なんで、泣いてるの?
廉先生
だってグスッ
○○
変なの!笑
ムギュッ
紫耀は○○のほっぺをつかんだ
○○
な、に、?
紫耀先生
初めて笑った…
紫耀先生
○○ちゃんには笑顔が1番にあってるよ?
紫耀先生
だからさ、これからは一人で抱え込まずにさ、
紫耀先生
俺ら達に相談して?
紫耀先生
分かった?
○○
分かった…から離して
紫耀先生
あ、ごめん笑
○○
私も初めて見た先生の笑ってる顔、
紫耀先生
、、、あはは!
○○
笑
廉先生
おーい
廉先生
俺を忘れるなよ?
○○
あ、居た
紫耀先生
忘れてた笑
廉先生
忘れるなや笑
こうして、○○の過去を知った
そして、○○は久しぶりに笑った
両親がいなくなってから、初めて頼れる人ができた、
初めてなんでも話せる人ができた
初めて一緒に笑い合える人ができた
○○の心は前より確かに軽くなっていた
今回はここまでです!
展開は早いですけどまだまだお話は続きます!
次のお話も是非お楽しみに⸜❤︎⸝