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#恋愛
『お餅』🌹
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コメント
3件
第7話「ラビリンス」、読みました! 最初の和空間への急な切り替わりが印象的で、掛け軸に「宮本武郎」って出てきたときは「おおっ」となりました。そこから一転、意味不明なひらがなの紙(びぶはーじっと…?)が出てくる不気味さが好きです。陽菜と彩乃が二手に分かれて追われてからの緊張感、特に最後の「あんた、ソレ何考えてるのさ?!」には心臓が跳ねました。4人の距離感も自然で、続きが気になります!
先程の空虚で無機質な空間とは打って変わって和の空間だった
古びた畳が敷き詰められ、壁にはいくつもの掛け軸があった
陽菜
杏里
杏里
ゆずは
彩乃
陽菜
私は一番近いものをじっと見た
崩した字で書かれていてよく読めない
陽菜
杏里
杏里
杏里
杏里は時々何かを小さく呟きながら掛軸全体を見回した
杏里
陽菜
ゆずは
ゆずは
彩乃
陽菜
ゆずは
ゆずは
陽菜
杏里
彩乃
陽菜
彩乃
ゆずは
ゆずは
ゆずは
陽菜
陽菜
杏里
杏里
陽菜
私はゆずはと、杏里は彩乃と辺りを探すことになった
ゆずは
陽菜
ゆずは
陽菜
すると、ちょうど同じことを考えていたらしいもう二人に出会った
互いに指で四角形を作り、見せ合った
四人分の長い息が聞こえた
陽菜
杏里
ゆずは
陽菜
彩乃
ゆずは
彩乃
彩乃
私たちは彩乃の導くままに進んだ
そこには頑丈そうな鉄の扉があった
陽菜
杏里
杏里
ゆずは
陽菜
私はカ一杯扉を押した
その先には、どこか既視感のある空間があった
木箱がいくつか並んでいるものの、中に何かが「ある」
もしくは「いる」気配はしない
陽菜
杏里
ゆずは
彩乃
いつの間にか脇道を調べていたらしい彩乃は、人の顔ほど大きい紙を持って戻ってきた
黄ばみ、所々破れているそれにはひらがなで意味の分からない言葉が書かれていた
びぶはーじっとかるな
にーでりんうん
どぅーるみん
陽菜
杏里
ゆずは
彩乃
彩乃
陽菜
彩乃
陽菜
杏里
ゆずは
ゆずは
杏里
陽菜
陽菜
私たちは階段を一段一段下った
杏里
陽菜
ゆずは
彩乃
彩乃
杏里
杏里
杏里
陽菜
ゆずは
彩乃
杏里
陽菜
杏里
彩乃
陽菜
陽菜
彩乃
ゆずは
陽菜
杏里
???
???
過去の光に溺れていたら、あの女が「助け」にやってきた
この広い研究所を、屋敷を、
わざわざ探してきた
陽菜
陽菜
私は彩乃と、杏里はゆずはと共にそれぞれ違う方向へ走りだした
視界が後ろへ、後ろへと飛んでいく
そのひとかけらも気にとめている余裕はなかった
私たちは放置された木箱の影に逃げ込んだ
女の足音がだんだん遠ざかっていく
私は人差し指を下に向けた
彩乃
陽菜
陽菜
彩乃
陽菜
陽菜
今どこにいるのかは分からない
生きてここを出られるかは分からない
ただ、今目の前に生きている仲間がいるという揺るぎない真実を私は噛み締めていた
彩乃
何分か、あるいは何時間か経った頃彩乃が口を開いた
彩乃
陽菜
私は念の為外の様子を目視し、
音を立てないよう慎重に出た
陽菜
陽菜
彩乃
陽菜
私は改めて辺りを見回した
先程隠れていたものの他に木箱は見当たらない
古びたコンピュータのようなものが壁に沿っていくつも並べられていた
陽菜
陽菜
彩乃
陽菜
???
???
振り返りざまにあの女の姿を見た
逃げ場はない
行き止まりだ
陽菜
目を皿のようにして逃げ道を探していると、
彩乃
彩乃