柚希
なぁ。秀磨
柚希
本当に ここであってんの
秀磨
あぁ。マップのとおりココだ。
俺らの前には 『入るな!危険⚠』と書かれた紙が沢山貼られた門がある
柚希
やっぱ、やめよーぜ。
柚希
空気もヤバい感じがする
秀磨
何を今更。
秀磨
ここまでの時間を無駄にする気か?
柚希
(何も言えない。)
秀磨
別にいーぜ? 1人ぼっt
柚希
ア゙ア゙ア゙ わ、か、り、ま、し、た!行けばいーんだろ?行けば
秀磨
そうこなくっちゃ
そして 俺ら2人は 貼られてる紙を剥がして 門を開けて 入った
秀磨
うわ。寒。風が通りやすいのか?
柚希
さぁ?。でも、トンネルだからかも。
秀磨
かもな。
確かに寒い。それに、夏の肝試しとしては もってこい だが 嫌な感じがして気持ち悪い。
秀磨
柚希。
柚希
ん?
秀磨
俺ら 高校生生活 最後じゃん?
柚希
うん
秀磨
皆 それぞれ の道を進むんだって思うと なんか寂しいわw
柚希
俺も そうだぜ。会う暇も無いのかと考えるしさ。
秀磨
んなw
柚希
てか、このトンネル 長いな随分。
秀磨
そうだよな。長いし 暗いし。ほんとうに トンネルかよ
柚希
足が疲れる
柚希
はぁ。。
?
おいで
柚希
え?
秀磨
え?
秀磨
なんだよ?
柚希
今 『おいで』て
秀磨
は?何言ってんだよ。
秀磨
どうせ、怖がらせようと思って
柚希
いや、確かに……
秀磨
もういーや!俺、疲れたし、怖がらせた罰として お前1人で行けよ。
柚希
はぁ?
秀磨
なんだよ
柚希
チッ。わかったよ、、なにがあっても知らんからな?
そう言うと 俺は トンネルの奥へと 進んでいった。