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最高です!続き楽しみにしています!^^
和の国にて
どこかの家で…
おぎゃあああー!
母
母
父
父
医者
父
医者
医者
母
母
父
父
医者
母
母
母
母
医者
母
母
医者
医者
父
父
医者
医者
医者
医者
母
母
母
母
父
父
父
医者
医者
医者
数年後
医者
医者
医者
LAN (幼少期)
LAN (幼少期)
LAN (幼少期)
医者
LAN (幼少期)
医者
LAN (幼少期)
LAN (幼少期)
LAN (幼少期)
医者
医者
医者
別の日
医者
LAN (幼少期)
医者
医者
LAN (幼少期)
医者
医者
また別の日…
医者
LAN (幼少期)
LAN (幼少期)
医者
“I am lonely.” 「俺は孤独」
その日の夜
医者
医者
医者
医者
医者
医者
医者
医者
俺の名前は、LAN
小さいときに、誰かに教えてもらった
その人は、今はいない
なんでだろう
わかんないや
俺は、“音”が聞こえないらしい
でも、“音”ってなんなんだろう
どんなのだろう
それもわかんないや
俺の世界は、目で見たものだけ
でも、見えるのはいつも同じ景色
俺は、毎日檻の中で過ごしてる
その理由もわからない
しかも、俺は嫌われているらしい
毎日誰かがここに来て
俺のことを殴る、蹴る、切る
その人はいつも何かを言ってるようだけど
俺にはわからない
聞こえない
ある日、檻の扉が開いてた
誰かが閉め忘れたのかな
そこからは、外に抜け出せそうだった
俺は、外を見てみたかった
俺の世界が広くなった
このまま、遠くに逃げてしまおうか
そう思った
毎日、走って、走って、走り続けた
走っていた
はずだったのに
俺は激痛に襲われた
俺は、何かにつかまれていた
もう、どうすることもできない
痛い、痛い、痛い…
誰か、助けてよ…
どのくらい時間が経っただろう
何かは、どこかに行った
せっかく世界が広がったのに
半分になった
どんどん気が遠くなる
感覚が失われていく
どんどん体が冷えてくる
この感じは何なんだろう
これが“死ぬ”ってことかな
でも、いいよね
俺は、存在価値もないだろうから
ほんとに、俺がいる意味ってなんだったんだろう
もう、逆に死んでしまってさ
来世で健康に生まれてきたらいいのかな
でも…
それって…
“寂しい”
よ…
俺は…死ぬまで“孤独”らしい
誰か…
一緒にいて…よ…
誰かが…いる…
起きたら、誰かがいた
身体中が痛い
誰かは何か言ってる
でも、俺はわからない…
いるま
いるま
いるま
いるま
LAN
いるま
LAN
LAN
LAN
LAN
LAN
LAN
LAN
LAN
LAN
いるま
“My name is LAN. What is your name?” 「俺の名前はらんです、君の名前は?」
いるま
いるま
いるま
いるま
いるま
LAN
いるま
“Will you stay with me foever?”
いるま
LAN
LAN
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
♡418→第15話