セカアル

朝 5:00

くぅ、くぅ、と寝息をたて、その度にぴょこぴょこと動くナンタケット、優しく垂れさせた眉などの様子を見ると誰でも微笑ましくなるだろう。

そう言いながらアルのサラサラと輝いている明るいブロンドを優しく撫でた。

アルはあくびをしながらゆっくりと起き上がる。

そう言いながらアーサーは胸をほっ、と撫で下ろし安心したような素振りを見せた。

そう言いながらアルは頬を膨らませ、子供が拗ねたような可愛らしい表情を見せる。

朝ごはんを食べ…

蒸してる途中…

蒸らし終わり…

入れ終わり…

そう音を立てながら紅茶を飲む。

そう言いながら顔を嬉しそうに緩ませ、ぴょんぴょんと小さく嬉しそうに跳ねる。