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五条に髪切ってって言われてドキドキして行ったらあちらは我慢の限界だったみたいで……!
第1話 - 五条に髪切ってって言われてドキドキして家行ったらあちらは我慢の限界だったみたいで……!
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2022年09月18日
ヒロイン
五条
五条
ヒロイン
焦るヒロイン。
五条
五条は伸びた髪をひょいとつまむと突然目を輝かせた。
五条
ヒロイン
ヒロイン
私なんかにはできません
五条
ヒロイン
五条
ヒロイン
五条の家はすっきりしていて、余計なものがなかった。
ヒロイン
五条
ヒロイン
五条
五条
ヒロイン
ヒロイン
ヒロイン
見てください。
ヒロイン
五条
ファッション誌をパラパラめくりながらものらりくらりやる気なさそう。
五条
ボクのほうがグッドルッキングガイだと思わない?
ファッション誌のカバーを指差し にこにこ聞いてくる五条。 ヒロインは二人きりなのに、ド キドキしてるのは自分だけなのかな、と不安なヒロインはつい、 適当に返事してしまう。
ヒロイン
本当は五条の方が確かに遥かにかっこいいと思いながらも、 それを顔に出せない性格なのだ。
ヒロイン
五条
ヒロインちゃんの腕前は一流だと思うよー
ヒロイン
呪霊討伐の腕前持ってこられても全然嬉しくないよ。)
ヒロイン
二人きりに長時間なっちゃうのに……)
ヒロイン
安心しますね
ヒロインは心にもないことを言った。
五条
ハサミ震えてるよ?
五条
五条
五条もヒロインが不安がっていることに 気づいたようだった。
ヒロイン
やだとはいってるじゃないですか……
五条
迷惑かもしれないけど……!
突然そんな甘いことを言い出した五条に ヒロインはびっくりした。
ヒロイン
ヒロイン
そんな幸福が私に訪れるわけない……)
思い直しながら、髪をチョキチョキと切っていく。
ヒロイン
ヒロイン
家にまで呼んで……
五条
五条
ヒロイン
五条
ヒロイン
ヒロインが髪を切る手を止めた時、突然五条は叫んだ。
五条
キミのことが!
五条
抑えられないくらい……!
ヒロイン
赤くなるヒロイン。
ヒロイン
髪切るのに紛れてみたいな遠回りな告り方するんですか。
本当に私のこと好きなんですか
五条
五条
ヒロイン
五条
五条
ここボクの家だし
たぶんキミのことめちゃめちゃにしちゃうと思う
ヒロイン
ヒロインは手元が狂って シャキン!と多めに耳のそばの髪を切ってしまった。 すると真っ赤に染まった耳たぶが出てきた。
ヒロイン
五条
もしかして耳赤くなってる?
五条
五条
五条
五条
ヒロイン
ヒロイン
五条
慌て出す五条。 ふだん冷静に立ち振る舞う その姿からは想像できないほど慌てている。
五条
五条
なんと五条は出し抜けにヒロインの唇に自分のくちびを重ねてきた。 頭が真っ白になり、やがて真っ赤になるヒロイン。 思わず、五条を突き飛ばす。
ヒロイン
ヒロイン
しょぼんとする五条。
五条
ヒロイン
女性関係で初めてのことなんてないんだろうなと思って
ちょっと寂しい気持ちになったから言ってみただけですよ
五条
ヒロイン
ヒロインは観念したように、五条とは対照的に小声で呟いた。
五条
そのまま何度もキスして やんわり組み敷こうとする五条。
ヒロイン
ヒロイン
五条
五条
五条
ヒロイン
ヒロイン
五条
ヒロイン
五条
五条
ヒロイン
五条
五条
五条は同意を得たとばかりに再びヒロインを組み敷いた。 そして、二人は初めて一人になった。 終わってシャワーを浴びた後、五条は鏡を覗き見た。
五条
ヒロイン
五条
ヒロイン
五条
五条は思わずヒロインやを再び抱きしめた。