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七菜
今日は両親がいない日だ。
早めに帰ってきてよかったな。
七菜
七菜
そんなことを言ったって叶うわけが無い。
この世界は無慈悲で残酷だ。
七菜
私が死んだところで何も変わらないだろう。
いつも通り、両親が喧嘩して
いつも通り、学校ではいじめられて
いつも通り……
いつきさんに話してしまった方が楽だろうか。
どうすればいいんだろう…
お母さん
七菜
お母さん
七菜
お母さん
お母さん
お母さん
七菜
お母さん
七菜
お母さん
お母さん
嫌だ。
聞きたくない。
お母さん
七菜
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
私は誰からも必要とされない…
私なんて、
七菜
五月
七菜
七菜
五月
五月
七菜
七菜
七菜
五月
五月
七菜
それから落ち着きを取り戻した私は
全てを話した。
学校でいじめにあってること。
お父さんに暴力をふるわれていること。
お母さんに
『あんたなんて産まなきゃよかった』と言われたこと。
五月
七菜
五月
五月
七菜
私はしばらくまた泣き続けた
いつきさんは私がまた泣き止むまで静かに傍にいてくれた
七菜
五月
七菜
七菜
七菜
五月
五月
五月
五月
七菜
五月
七菜
五月
五月
そこで私の意識は途切れた。