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りおん@激遅投稿🐢
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sea(主)
sea(主)
すち
みこと
知らない人なのに、思わず声をかけてしまった
雪が寂しく降り注ぎ、辺りを真っ白に変えていくこの季節
家の近所で悴む手を擦り
ただただ空を見上げていた…綺麗な人
蜂蜜色の瞳が暗い辺りの中で優しく輝いていて
思わずずっと見つめていたいような、そんな感覚を覚えた
すち
普段なら知らない人になんて絶対に声をかけないのに
何か…どうしても、心配になって
みこと
すち
俺に話しかけられても、空を見上げ続ける彼
きっと、降っている雪を見ているのだろう
真っ白なコートに身を包んで、髪には少しだけ雪が吹きかけている
そんな光景が…ただただ儚い
今俺が彼を見逃したら、消えてしまうかもしれないって
どこか遠くに行ってしまうのではないかって
そんな気がして
みこと
すち
知らない人だから、関係ない
そうわかっていたはずなのに
すち
俺は居た堪れずに、彼の手を引いて
自分の家へと歩みを進めていた
あれから、1年
みこと
すち
みこと
俺の部屋の床に座って
首を傾げながら彼はそんなことを聞いてきた
今では…恋人となった、彼が
すち
みこと
本当は今だって変わらない
あの日だけでなく、今もずっと
みこちゃんは消えてしまいそうだ
目を離したら…急に何処かへ行ってしまいそうな
そんな儚い綺麗さは、ずっと変わっていない
俺も色白い方だけど、みこちゃんはそれよりも白くて…同性なのに華奢で
触れたら崩れてしまうのではないかと心配になったりもする
みこと
すち
みこと
すち
俺はそんなみこちゃんをなるべく優しく抱きしめ、その温もりを確かめた
そうすると頬を赤くしながらも、ゆっくり抱きしめ返してくれる
その度に、思う
綺麗で儚くて
たまに赤くなるのがどうしても可愛らしくって
君はまるで、雪みたいな人だな…と
コメント
1件
雪の降る夜に、知らない人なのに心配で声をかけてしまう——その「どうしても」という気持ちの描写がとても繊細で、惹きつけられました。一年後、腕の中にいるみこちゃんを抱きしめながら「雪みたいな人」と思い直すシーン、儚さと愛おしさがぎゅっと詰まっていて、胸が温かくなりました。続きが気になります🌷