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猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

これ、どうやってやるの…

現在PM6:00

お祭りには7:00~行くことになった。

その準備としてヘアアレンジというものをしようとしていたところだ。

だが、私はヘアアレンジというものをしたことは無い。

つまり苦戦している。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

うぐ、ッ

浴衣は持っていないため、髪型くらいは可愛く、千冬と釣り合うくらいにしていきたい。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

…これ簡単そうだな、

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

これにしよ。

~ 千冬said ~

松野 千冬

麗奈何してんだろ、

麗奈はオレに「絶対リビングに来ないで。」と言ったままそこに、こもりっぱなしだった。

松野 千冬

何か心配なんだけど…

そんなことを考えている時、階段を登る音がした。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

千冬

松野 千冬

ん、

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

入るよ、?

松野 千冬

良いけど…?

麗奈は何処かぎこちない風に話しかけてきた。

ガチャ…

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

松野 千冬

…ッ!

そこには明らかにいつもとは違う麗奈が居た。

セミロングのサラサラの髪をハーフアップにして、

いつもはパーカーを着ているあの麗奈が白いワンピースを着ていたのだ。

松野 千冬

いつもは見ない姿に見惚れてしまったオレ。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

…やっぱ、辞める…

松野 千冬

何でだよッ!?

部屋を出て行こうとした麗奈の手を取る。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

だってジロジロ見てくるじゃん…

松野 千冬

だってそれはお前が………いから、

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

なんて?

松野 千冬

麗奈が可愛いからッ!!!!!!!

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

鼓膜破れる…

松野 千冬

何かこの言葉に対して思わないのかよ、

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

早く行こ、

松野 千冬

はぁ、

全く話を聞かない麗奈の頬は少し赤みがかっていた気がした。

~ 麗奈said ~

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

おお…

祭り会場は思っていたより賑わっていた。

松野 千冬

麗奈何食うッ?

千冬は小学生のように、目を輝かせていた。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

…かき氷!

そんなことを言っている私も小学生の頃に戻ったような気持ちになっていた。

松野 千冬

何味?

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

えーと、

かき氷屋さんの看板には 「いちご」 「レモン」 「メロン」 「ブルーハワイ」 「コーラ」 と書いてあった。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

れもん…

松野 千冬

レモン?

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

うん、

松野 千冬

ここで待ってろよ!

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

うん

松野 千冬

おまたせっ!

そう言ってニカッと笑う千冬。

右手には私のレモン味のかき氷。

そして左手にはおそらく千冬のだろう、いちご味のかき氷が乗っていた。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

(いちご味とか可愛い笑)

松野 千冬

ほら

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

ありがと、

この時食べたかき氷はいつもより美味しかった_____

松野 千冬

そろそろ花火だな

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

確かに、混んできたね…

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

はぐれそ、

松野 千冬

松野 千冬

千冬は私に手を差し出した。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

な、

松野 千冬

いっ、いいからッ!!

少し恥ずかしがりながら手をギュッと握る千冬。

その手は暖かかった。

???

あら?

???

麗奈?

聞き覚えのある、嫌な声が聞こえた。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

!?

???

麗奈!?

???

何処に行っていたんだッ!!!

お父さんとお母さんに内緒で!!!

義母

そうよ?麗奈

義母

心配してたのよ?

心配なんかしてないくせに、

私の事なんかどうでもいいと思っているはずなのに、

いつの間にか震えがとまらなくなっていた。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

…ッ

松野 千冬

麗奈?

何とか言え!麗奈!!!

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

ごめん…なさい…ッ

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

やめて、ッ

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

殴、らない…で、ッ

義母

あんたのせいで…ッ!

バコッ

幼い頃の麗奈

ごめん…なさい…ッ

義母

全部ッ

ゴッ

幼い頃の麗奈

やめて、ッ

義母

失敗…ッ!するのッッ!

母の手が勢い良く向かってくる。

幼い頃の麗奈

殴、らない…で、ッ

義母

うるさいッッッ!!

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

はぁ、はぁ…!

松野 千冬

…奈、麗奈ッ!!

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

、ッ!

松野 千冬

逃げるぞ、!

震えが止まらない。

松野 千冬

走れない程に__

松野 千冬

オレが、守るからッ!

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

!!

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

ちふ、ごめ…ッ

松野 千冬

いいんだよ、

松野 千冬

お前の気持ちが1番だから。

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

…ありがとうッ

松野 千冬

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

…千冬、

松野 千冬

ん?

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

泣いて…いい、?

松野 千冬

いいに決まってんだろ、

猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)

うッ…ぅ

幼い頃のトラウマが蘇ってしまった。

だけど、昔とは違う。

今は寄り添ってくれる君がいる。

私はここに居てもいいし、

迷惑はかけていない。

この間、気付かせてくれた。

だからもう、

無理はしない__

𝙉𝙚𝙭𝙩 ↝ ♡100

Looking forward to the next story…♡

【夢小説】«千冬×夢主» 猫拾いました。

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コメント

12

ユーザー

ごめん…限界が5260しかハート押せなかった…明日またいっぱい押すから待ってて…!!

ユーザー

今日機嫌いいから(?)ハートいっぱい押しとくね♡♡♡

ユーザー

お祭りかぁ…!私はまずかき氷は全種類の味にして…あとチョコバナナも食べたいよなぁ…あと〜…(((黙れ

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