猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
現在PM6:00
お祭りには7:00~行くことになった。
その準備としてヘアアレンジというものをしようとしていたところだ。
だが、私はヘアアレンジというものをしたことは無い。
つまり苦戦している。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
浴衣は持っていないため、髪型くらいは可愛く、千冬と釣り合うくらいにしていきたい。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
~ 千冬said ~
松野 千冬
麗奈はオレに「絶対リビングに来ないで。」と言ったままそこに、こもりっぱなしだった。
松野 千冬
そんなことを考えている時、階段を登る音がした。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
麗奈は何処かぎこちない風に話しかけてきた。
ガチャ…
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
そこには明らかにいつもとは違う麗奈が居た。
セミロングのサラサラの髪をハーフアップにして、
いつもはパーカーを着ているあの麗奈が白いワンピースを着ていたのだ。
松野 千冬
いつもは見ない姿に見惚れてしまったオレ。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
部屋を出て行こうとした麗奈の手を取る。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
全く話を聞かない麗奈の頬は少し赤みがかっていた気がした。
~ 麗奈said ~
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
祭り会場は思っていたより賑わっていた。
松野 千冬
千冬は小学生のように、目を輝かせていた。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
そんなことを言っている私も小学生の頃に戻ったような気持ちになっていた。
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
かき氷屋さんの看板には 「いちご」 「レモン」 「メロン」 「ブルーハワイ」 「コーラ」 と書いてあった。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
そう言ってニカッと笑う千冬。
右手には私のレモン味のかき氷。
そして左手にはおそらく千冬のだろう、いちご味のかき氷が乗っていた。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
この時食べたかき氷はいつもより美味しかった_____
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
松野 千冬
千冬は私に手を差し出した。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
少し恥ずかしがりながら手をギュッと握る千冬。
その手は暖かかった。
???
???
聞き覚えのある、嫌な声が聞こえた。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
???
???
父
義母
義母
心配なんかしてないくせに、
私の事なんかどうでもいいと思っているはずなのに、
いつの間にか震えがとまらなくなっていた。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
父
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
義母
バコッ
幼い頃の麗奈
義母
ゴッ
幼い頃の麗奈
義母
母の手が勢い良く向かってくる。
幼い頃の麗奈
義母
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
震えが止まらない。
松野 千冬
走れない程に__
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
幼い頃のトラウマが蘇ってしまった。
だけど、昔とは違う。
今は寄り添ってくれる君がいる。
私はここに居てもいいし、
迷惑はかけていない。
この間、気付かせてくれた。
だからもう、
無理はしない__
𝙉𝙚𝙭𝙩 ↝ ♡100
Looking forward to the next story…♡
コメント
12件
ごめん…限界が5260しかハート押せなかった…明日またいっぱい押すから待ってて…!!
今日機嫌いいから(?)ハートいっぱい押しとくね♡♡♡
お祭りかぁ…!私はまずかき氷は全種類の味にして…あとチョコバナナも食べたいよなぁ…あと〜…(((黙れ