ドンッ…
大きな音を聞いて、泣いて少し目が腫れた顔を上げた。
ドンッ、ドドンッ
夜空に花が咲く。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
思わずそんな声が漏れた。
松野 千冬
君の整った横顔も、花火に見惚れているようだった。
花火が私たちを照らす。
まるで恋をしている私の背中を押すように。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
そして私は君との距離を詰めた。
松野 千冬
少し驚いたような顔をした君。
でもその顔はすぐに赤く染まっていく。
目を逸らし、また花火を見つめる。
その時、私の君の手が重なった。
次は私の顔が赤くなる。
"仕返し"をされた気分だ。
この時間が幸せだった____
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
ドンッ、ドンッ
花火の音が響く。
それでも私は構わず口を開く。
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
松野 千冬
私の目からは自然と涙が零れていた。
ドンッ
相変わらず花火の音は響いている。
次は千冬が口を開いた。
ドンッ、ドドンッ
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
夜空に咲くと大きな花の音で君の声はかき消された。
松野 千冬
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
そんな時、こんな声が聞こえたんだ。
「もう、離さねぇから、」
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
猫宮 麗奈 (ネコミヤ レイナ)
この声が君に届いたかは分からない。
でも、君の傍からもう
離れない___
Thank you for watching me!
Looking forward to the next story…♡
コメント
23件
とりあえずハート1000まで押しました!まだまだハートおしま~す!!
続き楽しみにしてます
ありがとうございます!てか、いい話すぎて100以上いいね押しましたwww私もこんなこと言われt(((殴