テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
バシャッ
あかり
ずっと
ゆずは
泣くことも
りほ
笑うことも
あかり
忘れている
ねね
はずだった。
あかり
ねね
あかり
ねね
ゆずは
りほ
あかり
クラスメイト
クラスメイト
あかり
みんな嘘をついている
本当は知っているのに
本当はわかっているのに
自分がいじめられるのが
怖いんだ
この世の中は
偽善者で溢れている
ねね
こうやって
本当は辛い思いをしている人がいることなんて知らないふりをして。
あかり
放課後
ゆずは
ねね
あかり
りほ
ねね
あかり
ねね
ゆずは
ねね
あかり
りほ
ドサドサっ
ゆずは
あかり
りほ
ねね
ねね
ああ、私は弱い
でも泣かないのだ
いや、泣けないのだ
もう泣くことなんて、とっくの昔に忘れているのだから。
ねね
朝かけられた水のせいでまだ少し湿った髪の毛をかきあげようとする
ねね
その時だった
かける
私のくたびれた髪の毛に
誰かの手が触れた
ねね
かける
ねね
かける
ねね
かける
ねね
かける
満面の笑みで、言われた。
私が出会ったのは
笑うことしか知らない君。
♡が5000行ったら続き書きます!