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2件
フォロー失礼します! 良ければ仲良くしてください! 物語作るの上手ですね! 尊敬します✨
レン
レン
レン
レン
レン
レン
名無し
ふかふかなベットの上で僕は目覚める。何らかの事があってか、記憶が飛んでいる。僕は上半身を起こして出来事を思い出す。
名無し
何者かに連れ去られて、何かの液体が入ったカプセルに入れられた瞬間記憶が飛んだこと…それしか思い出せない。
???
名無し
夏葉
少し悲しそうな顔をする目の前の女性に、僕は困惑する。「誰?」「ここはどこ?」考えれば考える程、疑問が浮かび上がる。
夏葉
名無し
思い出そうとしても、予想通り思い出せない。記憶が思い出せない位なんだから、当たり前な事くらい知ってる。僕はボソッとギリギリ聞こえる声で呟く。
名無し
夏葉
???
夏葉
らっだぁ
夏葉
何かを話している夏葉さんと先輩?さん。僕は困惑しながらも話を聞いてみる。
夏葉
ぴくと
夏葉
らっだぁ
夏葉
等と話している。吸血鬼の時…?説明…?この人達は、僕の事を知っている?等と考察を簡単にしていると、夏葉さん達が此方を向く。
夏葉
名無し
らっだぁ
名無し
よく分からない事を言われ、多少困惑したが、僕が何をしたのか分からないし、ただ過去に囚われてるだけの僕は嫌だ。…意味が違うような気もするけど。
名無し
夏葉
ぴくと
夏葉
夏葉さんは先輩方に困った顔をするけれど、本人には気付いていないのか、完全に上目遣いだ。先輩方は完全に惚れたように顔を赤くすると、目線を逸らしたまま頷く。
夏葉
らっだぁ
夏葉
ぴくと
夏葉
名無し
夏葉
夏葉さんは僕に顔を近付けて頷く。本当に、優しい笑顔。この人なら…信じられるかな。僕は夏葉さんに「いいですよ」と微笑んで頷く。
夏葉
夏葉
夏葉
レン
夏葉
レン
_神社の鳥居の奥で大きく手を振る夏葉さんの姿が見え、僕は少し動かしずらい浴衣を気にしながら早足で夏葉さんの元に行く。
とも
ぺいんと
レン
今日は夏葉さんの住む町の大きな神社、"神代神社"の夏祭り。毎年やっているみたいで、この夏祭りの為に遠くから来る人だって居るみたいだ。
ぺんちゃん達の同級生
死神 ぺいんと
相変わらず、あの二人は七味と呼ばれている。あの二人はそのまま同級生さんと一緒に回ることになった。何か、2人とも無駄足な気もするけど…気の所為かな。
とも
らっだぁ
ぴくと
夏葉
レン
ぴくとさんの言葉が少しズキっと来る為、念の為小声で謝る。絶対聞こえてないだろうと少し罪悪感を感じながらも僕は皆と回った。
金魚すくいのおっちゃん
らっだぁ
とも
らっだぁ
らっだぁさんは自信満々に浴衣の裾を捲る。こういう時って大体、外れるような…なんて考えたが、あぁ、やばい金魚すくい潰れる可能性ある。
らっだぁ
夏葉
らっだぁ
とも
らっだぁ
ぴくと
らっだぁ
レン
金魚すくいのおっちゃん
らっだぁ
金魚すくいのおっちゃん
らっだぁ
おじさんが少ししょぼりとした表情でキラリと光った黒色の金魚とよく見る普通の金魚5匹を入れてもらう。次からはらっだぁさんにはやらせない方がいいな。
射的屋のおじさん
とも
らっだぁ
子供
…よく見れば、皆が的確に当ててるのに、ピクリともしない。これは酷いな…なんて、思っていると……あ、ぴくとさんが能力発動してる〜終わったかも
ぴくと
射的屋のおじさん
ぴくと
射的屋のおじさん
射的専用銃を受け取ると同時におじさんを睨む。おじさんは固まってる。流石、ぴくとさん。 ぴくとさんは弾を入れ、構える。
バン、という音と共に、見えない速度で的が飛ぶ。5m位先に的は見つかったが、完全に穴が空いている。ぴくとさん、流石のぼったくりと言えど能力を使うのはちょっとどうかと思いますよ?
_やがて、ぴくとさんはほぼ全て、当てて貰った分の弾が切れる。良く考えれば、ぴくとさんが当てていない景品は確か、子供達が欲しかった景品だったはず……
子供
ママ
お母さんも困惑気味な様子だが、良かった。多分、ぴくとさんがどうにかしてくれたんだろうな…
ぴくと
ぴくとさんは銃をおじさんに投げるように渡す。おじさんは早々と行動をして景品を僕達に渡し、屋台を直していた。
レン
サッカー店のおじちゃん
サッカーゲーム……?他の皆を見渡すと、ポカーンとした表情で見ている。皆も分かっていないようだ。
レン
サッカー店のおじちゃん
よく周りを見れば、サッカーの的がある。大きい入れる的に小さい的。得点の書いである下に穴の空いた看板が恐らく的だろう。
夏葉
とも
らっだぁ
ともさんが看板前に立つと、どうしてか迫力がある。僕は唾をゴクリと飲むと、ともさんが「いいよ〜!!」と、自信満々に叫ぶ。
ピー!!
煩いホイッスルの音と共に、ともさんの元にサッカーボールが飛んでくる。ともさんは「余裕」と言うようににやけさせ、ボールを蹴る。的に掠りもせずに的確なシュートを決めると、休む暇もなくボールが飛んでくる。
とも
ぴくと
らっだぁ
レン
夏葉
ダンスを踊るかのように軽やかなステップをしてシュートを決めていく。いつの間にか周りには人が集まっている。
ピーッと言う音が鳴り響く。時間制限の2分が経ったという合図だろう。もう、殆ど的確に当てていたしめちゃくちゃ行ったとは思うけど……
サッカー店のおじちゃん
とも
まじかよ…なんて言う表情をしながら皆はともさんの方を唖然に見つめている。急に、そんなの出されたらやばい…もんね。
ぴくと
とも
らっだぁ
夏葉
レン
ともさんがあんなにサッカー上手いなんて知らなかったな…等と多少考えながらも、皆に置かれていかれないように着いて行った。
子供
大勢の人が花火会場に向かう。あそこ辺が1番見えやすいんだっけ……なんて、考えているとらっだぁさんが僕の耳元でコソッと呟く。
らっだぁ
レン
らっだぁ
ぴくと
とも
らっだぁ
ぴくとさんとともさんは急ならっだぁさんの無茶振りに乗ってる感が凄いけど、ちゃんと乗ってる…って、僕告れって事?!
…いや、今は考えないで居よう。僕は夏葉さんを連れて花火会場に向かった。
夏葉
レン
夏葉
レン
夏葉
レン
なんて、歩きながら今更な事を話す僕達。もう花火が上がりそうってのに、歩くなんて何しているんだろう… でも、なんだか歩きたい。夏葉さんと、もっと一緒に居ていたい。そんな気持ちが僕の中にある。
レン
夏葉
僕達はゆっくり歩いて人の居ない木のベンチに座って花火が上がるのを待っていた。
レン
夏葉
レン
僕が考えている間に、花火は打ち上がっていた。ハッとして夜空を見ると、そこには黄色の花火が上がっていた。
次々と上がる花火に僕は呆気に取られる。隣をチラリと見ると、花火で色鮮やかに輝いた、向日葵のように笑っていた夏葉さんが居る。この笑顔で、僕は何時も励まされた。
僕が…本当に、いいのかな。そんな事を考えながら僕は花火を見る。鮮やかな花火を見ていると、自然と過去の事を思い出す。
夏葉
レン
夏葉
レン
らっだぁ
夏葉
らっだぁ
ぴくと
レン
ぴくと
レン
ぴくと
レン
ぺいんと
レン
ぺいんと
レン
ぺいんと
レン
ぺいんと
レン
死神
レン
死神
レン
死神
レン
とも
レン
とも
レン
とも
レン
皆のあの発言は、僕”だから”言った言葉なんだ。僕が似合わないなんて関係ない。僕は…!
_フィナーレ前の花火が大きく鳴り響く。少し間が空いて、大きな花火が上がる。僕は呼吸を整えて、夏葉さんに向き合う。
レン
夏葉
レン
レン
ドーン!!!
大きな花火の音が僕の右側から鳴る。夏葉さんの唖然とした表情が花火の逆光で一瞬見えなくなる。僕は眩しくてつい目を細め、マシになった時に僕はまた夏葉さんを見る。
その夏葉さんの表情は、唖然とした表情ではなく、今までに見た事の無い幸せそうな笑顔だった。
夏葉
そう、叫んだ夏葉さんは涙を流していた。僕も、そんな光景に思わず笑って、涙が出る。とにかく、顔も暑いし目も、鼻も、全体が暑い。なのに、何処か僕は涼しかった。
夏葉
レン
成人式が終わった頃、私達は暇だったのでレンと散歩に来ていた。成人になったからか、何処か心が軽くなったな…なんて、思う。
YouTubeの登録者数も増えてるし、本当に幸せな人生を送れている。私は大きく背伸びをして思い出のベンチを後にする。
気付けば空は綺麗な黒色に染め上げていた。そんな夜空を見ながら私は見慣れた道を歩く。 レンは「御手洗に行ってくる」と一言言って走り出す。
夏葉
神代神社は私の思い出が詰まったような場所だ。私は珍しく開いている神社に足を踏み入れる。 参拝をしてから私は「帰ろう」と思った時、神社の奥に何かの道がある事に気が付く。
夏葉
でも、そんな道を作ったなんて噂聞いた事ないし、草は生えまくってるし…気の所為かな。私は好奇心に負け、その道を歩む。
_数分歩き、漸くお墓らしきものが見える。神代家の先祖さんとか…?そんな事を考えているが、ある不自然な事に気が付く。
夏葉
辺りを見渡しても、特にお墓らしき物は無い。木に隠れている…なんて事は無い。もしそれだとスペースの幅が大きすぎる。私はそんな不気味なお墓に怖くなり、帰ろうとする。
夏葉
墓に背を向けた瞬間、私はお墓の方向から何かに引っ張られる。それも、複数の手に。
何か抵抗するなんて事もなく、私の体は地面を抜け、真っ暗な空間へと引きずり込まれる。 _最後に聞こえたのは”転生”という言葉だけだった。
涼月
レン
涼月
レン
涼月
レン
涼月
レン
涼月
レン