オレの彼女はセンスが良い!! でも…。
上鳴
あー!!またオレの服着てる!!
適当に服漁ったらオレの服だったって!?
上鳴
その服今日オレも着ようと思ってたのに。
そんなに服無いなら買ってあげるよ??
そんなに服無いなら買ってあげるよ??
オレの服着心地よくて可愛い!? よし、似合ってるから許す!!
そんな彼女、今日は美容室に行く。 オレのために綺麗でいてくれるのが嬉しい。
上鳴
パンプスよりヒールが良いよ。
足元にさりげなくハイブランドを持ってくる。ヒールに履き替え、彼女も満足そうだ。
上鳴
浮気しないでよね??
誰がするかといつものように明るくひと蹴りいれられて。
上鳴
ゆっくりしてきてね。晩ごはん作るからさ。
頷いて彼女はドアを閉めた。
上鳴
おかえり。やっぱり良いねその髪色、似合ってる。
色んな角度から髪を触りまくる。 またひとつ好きが増えた。
上鳴
お土産??ワッフル!!今月の限定なんだっけ??あ、コーヒーか紅茶どっちにする??
差し出した紙袋を受け取り、浮き足立ってキッチンへ。
上鳴
はいコーヒー。
ヴィンテージのドレス??見たいみたい!!
ヴィンテージのドレス??見たいみたい!!
キープしてもらってるから今度一緒に行こうねと言ってくれて、最高かよ。仲良くワッフルを頬張りファッションの話に花が咲く。
上鳴
オレもさ、このブランドの服が雑誌に載っててさ!!
彼女のおかげでクラスメイトからはお洒落になったと言われるように。
ワッフルよりも甘い2人の時間永遠に…。