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仁千流 るわ
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仁千流 るわ
け、京治さん…？
赤葦京治
ん？
仁千流 るわ
な、何してるんですか…？
私、るわは、
赤葦京治
わかんないの？
赤葦京治
血、ちょーだい？
仁千流 るわ
へ？
今、京治さんに壁ドン…？されてます…！
赤葦京治
るわから甘い匂いがすんだよねぇ…
仁千流 るわ
ど、どういうこと…？
赤葦京治
るわってさ、
赤葦京治
吸血鬼から愛される体質でしょ？
仁千流 るわ
へ？
仁千流 るわ
そ、そうなの…？
知らない！私そんなの知らない！
赤葦京治
うん、
赤葦京治
気をつけなよ？
赤葦京治
いつかさらって行かれるかもよ？
仁千流 るわ
こ、怖いこと言わないでっ！
仁千流 るわ
てか離して！
赤葦京治
やーだね
仁千流 るわ
血がほしいの…？
赤葦京治
最初言ったじゃん
仁千流 るわ
…
どうしよう…
まぁちょっとだけ…なら？
仁千流 るわ
ちょっとだけ…ね？
赤葦京治
ふーん…
仁千流 るわ
はい、
そう言って私は手を出した
赤葦京治
ねぇ
仁千流 るわ
な、何？
赤葦京治
俺は…
赤葦京治
こっちがいい
そう言って京治さんは
私の首を指差した
仁千流 るわ
く、び…？
赤葦京治
うん
仁千流 るわ
な、なんで…？
赤葦京治
だってそしたら
赤葦京治
俺のパートナーになるから
仁千流 るわ
パートナー！？！？
赤葦京治
うん
赤葦京治
俺お腹空いてるんだよね…
赤葦京治
パートナーになってくれたらいつでも血、飲めるし？
仁千流 るわ
はぁ！？
仁千流 るわ
…
赤葦京治
しかも俺、
赤葦京治
合宿行くし？
赤葦京治
そん時るわがいたら心強いし？
仁千流 るわ
私バレー部じゃない！！
赤葦京治
先生に言ったら許してくれるでしょ
仁千流 るわ
ぬぅ…
仁千流 るわ
わ、わかった！
あぁ！
また、圧に押されちゃった…
この癖どうにかしないとぉ！
赤葦京治
ほんと！？
仁千流 るわ
で、でもなんで首？？
赤葦京治
首に俺の噛み跡をつけるの、消えないようにね
赤葦京治
そしたら俺のって言う証拠になるの
仁千流 るわ
な、なるほど…？
赤葦京治
てことで、
赤葦京治
噛んでいい…？
仁千流 るわ
…
仁千流 るわ
い、いいよ…？
赤葦京治
よかった…
赤葦京治
じゃあ
赤葦京治
いただきます！
仁千流 るわ
ん…
ｶﾌﾟ
！？！？
な、にこれ
ふわふわするッ！
力…入んないっ！！
仁千流 るわ
あ、
ﾄﾞｻ
赤葦京治
っとあぶな…
赤葦京治
なるほど…？
赤葦京治
めっちゃ甘かった…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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