『死ぬことだけが救いだ…』
そんな風に思っていた時期が…
俺には少なからずあった…。
独特な性格で…
空気がよめなくて…アホで。
そのせいか…学生だった頃
妙に気持ち悪がられていた。
男子1
男子1
男子2
男子1
男子2
死にたいよ。だったら殺してくれよ。
羊汰
羊汰
男子1
男子1
男子2
自分達から言ってきたくせに…。
羊汰
羊汰
羊汰
母
母
羊汰
羊汰
羊汰
母
母
母
母
羊汰
羊汰
羊汰
羊汰
母は俺の手を握っていた。
俺は…理不尽なこの世界が嫌いだ…。
5年後。
ネットを始めた。
配信をしていると何故か気が楽だった。
未だにあの頃の母の"人らしい"…
が理解できていなかった…
そんな時…。
森田
森田
森田
羊汰
無理やり連れ出されたんだ。
デリカシーなさすぎ…
なんだこいつ…。
そう思っていたのもつかの間…
森田
森田
犬井
羊汰
里川
羊汰
里川
里川
たくさんの人と出会わされた。
こういう空気は嫌いじゃ無かったが、
また…1人になるんだ…
そう思うと辛くなった。
八木
八木
根津
根津
羊汰
羊汰
羊汰
根津
根津
根津
羊汰
羊汰
根津
でも…
いつの間にか楽しくなっていた。
1人っていう言葉を忘れたように…。
そりゃもう笑顔になった。
そして俺達は…
羊汰
いつの間にか…
本当にいつの間にか…
大きくなっていた。
森田
犬井
里川
根津
八木
八木
羊汰
羊汰
八木
羊汰
八木
八木
八木
八木
羊汰
羊汰
『ライブなんかするな…』
羊汰
羊汰
森田
『お前らまじきもいから』
森田
森田
森田
羊汰
そうやって笑顔でいられるリーダー。
君がカッコイイなって思ったんだ。
でも俺は知っていた。
自分が1番変わり者なんだってこと…。
『特に羊汰ってやつがきもい』
羊汰
やっぱり俺は…
ここに馴染めるはずがなかったんだ…
現実で上手くいかなかったからって…
この世界に逃げ出していいはずが…
なかったんだよな。
羊汰
里川
里川
里川
羊汰
里川
里川
羊汰
羊汰
里川
里川
里川
羊汰
里川
里川
里川
羊汰
やっぱり分かり合えない。
森田
犬井
里川
里川
根津
羊汰
羊汰
羊汰
羊汰
羊汰
羊汰
羊汰
羊汰
雨が降っていた。
その日は…
ライブ当日だった。
森田
犬井
根津
八木
里川
里川
みんなのツイートをみて思った。
俺は…なんであんなことをしたんだろう
大切な…仲間で…
大切だって思ってくれてるみんなを…
否定して、拒否して…。
馬鹿だよな…。
羊汰くんがいなくて残念だった!
羊汰
羊汰くんいなきゃこのグループ成り立たないよ。
今度は来てほしい。
森田
羊汰
森田
森田
森田
羊汰
森田
羊汰
森田
羊汰
リスナーさんに気付かされたことがある
俺って…1人じゃない。
こんな変わり者でも…好きって言ってくれるなら…
変わり者でもいいかな…。
今になり気付いた。
"人らしい"
こんな感情は必要なかったんだ。
馬鹿みたいなこと考えて…抱え込んで
人らしいことしてるなって…
そういうことでしょ?
羊汰
里川
羊汰
里川
君の優しさに…
当たり前のような愛に…。
生まれてきた後悔も…
全部馬鹿らしく感じる。
そんな馬鹿を…夢に繋げる第一歩へ…
里川
羊汰
根津
根津
根津
羊汰
根津
根津
羊汰
根津
根津
根津
羊汰
八木
根津
八木
根津
八木
里川
八木
失ったその時…
手に入れたその時…
気づく幸せがあるならば…
愚かささえも…今、後悔さえも…
羊汰
コメント
2件
黒腹みかげさん ありがとう✨そう言われると嬉しいな(*´˘`*)♡
素敵ですね… RION様の作品、いつも読んでます。 毎回素晴らしい作品ばかりで、感動です。