ソナモン
ソナモン
ソナモン
ソナモン
眠りについてからどれくらい時間が経ったかは分からない…脳は起きてるはずなのに面白いくらい目は開かず未だ浮遊感が残っている。すると目の前に誰かの影を感じる。その影が自分に近づいてきていると脳では理解しても体は反応できなかった
???
たけみっち
誰かがそう耳元で呟く。俺はその言葉に驚き目を覚ました。でもそこには誰もいなかった…
たけみっち
たけみっち
俺が目覚めた時あれだけ鬱陶しく付きまとっていた影がいなかった。近くにいるように感じはするのに姿は見えずただ1人公園のブランコの上に座り込んでいた…
たけみっち
俺はブランコから降り公園の出口へ足を向けるとものすごい走る音と俺の名前を呼ぶ聞きなれた声が聞こえた。
たけみっち
俺はその声が誰かすぐにわかった…だからこそその声の主に会いたくはなかった…急いで家に帰ろうと公園を出て走っているとある人とぶつかる…その人は声の主である…千冬だ
千冬
たけみっち
たけみっち
俺は千冬から顔を背け立ち上がりすぐに走ろうとする。すると千冬に腕を引かれ止められた…
千冬
たけみっち
千冬
たけみっち
千冬
たけみっち
千冬
たけみっち
千冬
たけみっち
千冬は今にも泣き出しそうな顔をして俺に謝ってくる…でも俺はその姿に…言葉に怒りをおぼえてしまった…
たけみっち
千冬
たけみっち
千冬
たけみっち
千冬
たけみっち
俺は何も言い返せずただ必死に掴まれた手を離そうとする。しかし千冬は一向に手を緩めない。
たけみっち
千冬
かれこれ10分以上も続くこのやり取りにもうそろそろ嫌気がさしてくるとある人の介入によって終わる。その人は千冬の手を強くつかみ千冬を睨みつけた
イヌピー
たけみっち
千冬
イヌピー
千冬
イヌピー
千冬
千冬は今の時間初めて…俺の顔を見た。そして何かを悟ったのかそっと手を離した…
千冬
千冬は今にも泣きそうな不安げな顔で俺に謝罪を述べてくる。俺は千冬の顔を見て一言告げた
たけみっち
笑顔と…1つの嘘と共に感謝の言葉を
イヌピー
イヌピーくんは俺を隠すように抱き寄せ俺の家に歩き出した
イヌピー
たけみっち
イヌピー君は千冬に掴まれていた俺の手を見る
たけみっち
たけみっち
イヌピー
たけみっち
イヌピー
たけみっち
イヌピー
たけみっち
イヌピー君のその問いが俺の心を締め付ける…
たけみっち
たけみっち
イヌピー
たけみっち
俺のその反応を見たイヌピー君が急に足を止める。そして俺の方に振り返り口を開いた
イヌピー
たけみっち
イヌピー
たけみっち
たけみっち
イヌピー
俺はイヌピーくんに笑顔を向け足を動かし始める。
たけみっち
たけみっち
イヌピー
たけみっち
イヌピー
たけみっち
イヌピー君の言葉を遮り笑いかける。その時にはもう家の前に着いていた
たけみっち
俺はイヌピーくんに別れを告げたあと家の玄関に手を伸ばす…その瞬間腕を引かれその反動で後ろに振り向く…すると口元に何か暖かい感触を感じる。イヌピーくんにキスをされていたと気づいたのはその暖かさがなくなってからだった…
たけみっち
イヌピー
イヌピー君はそれだけを言い残し去っていった。残された俺は家に入りさっさと眠りにつく準備をした…
たけみっち
俺はペンを置き…部屋のカーテンを開けた
たけみっち
昨日家についてからあるものを書き続け夜が開けていた…それを書いている間イヌピー君のことを気にせずに済んだ…もちろん他の余計なことも…寝てないから夢で苦しむ必要もなかった…俺は洗面所に向かい鏡を見る
たけみっち
ここ数日のストレスとオールした寝不足で人としての顔色では無かった…まぁそんなの…もう関係の無い話だ…
たけみっち
武道ママ
たけみっち
武道ママ
たけみっち
武道ママ
たけみっち
武道ママ
たけみっち
武道ママ
たけみっち
武道ママ
家のドアを開け、家を出る。最後まで母の顔は見れなかった…
たけみっち
俺は今人気の少ない橋の上にいる。
たけみっち
俺は橋の柵を飛び越え橋の縁に立つ。そして下を覗き込んでいると後ろから小さな声が聞こえた
小さな子ども
たけみっち
小さな子ども
たけみっち
小さな子ども
たけみっち
こんな小さな子の前でする必要も無いか…と思い、俺はまた柵を越えて中に戻る
小さな子ども
たけみっち
小さな子ども
たけみっち
小さな子ども
声をかけてきた子どもの子と話し込んでいるとすっかり辺りは暗くなり夕方になっていた…
小さな子ども
たけみっち
小さな子ども
すると橋の奥から誰かの名前を呼ぶ声がする
子どもの母
小さな子ども
子どもの母
小さな子ども
子どもの母
小さな子ども
子どもの母
たけみっち
たけみっち
小さな子ども
たけみっち
小さな子ども
子どもの母
たけみっち
俺は夢丸という名の子とその子の母親を見送った後、もう一度柵を越える
たけみっち
夢丸という子に言われた言葉は少し俺の心を軽くした。
たけみっち
そう呟いた瞬間俺はその橋から飛び降りた
ソナモン
ソナモン
ソナモン
ソナモン
コメント
2件
こういう設定大好きなんだよなたけちゃん闇堕ちサイコー(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎