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久しぶりにテラーを開いたら壱ちゃんの新しい神作が…⁉︎
主
主
主
主
主
主
主
主
主
日曜日の昼時
学生、サラリーマン、観光客などで賑わっている中、私は一直線に男女2人組に近づいた
花宮 萌音
花宮 萌音
須藤 健太郎
花宮 萌音
木下 更紗
花宮 萌音
須藤 健太郎
私を見た2人は表情を変えることなく、私の名を呼ぶ
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
須藤 健太郎
須藤 健太郎
木下 更紗
木下 更紗
須藤 健太郎
花宮 萌音
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
須藤 健太郎
須藤 健太郎
木下 更紗
木下 更紗
花宮 萌音
いきなり馬鹿女がみっともなく泣き出す
花宮 萌音
須藤 健太郎
須藤 健太郎
そして健太郎が彼女の手を握って慰め始めた
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
須藤 健太郎
木下 更紗
昼休み
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
先程からLI●Eが来ないかずっとスマホ画面を凝視しているから箸が進まないでいる
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
健太郎の苗字に反応してスマホから瑠衣に目を移す
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
健太郎とのLI●E
復縁した時
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
木下 更紗
木下 更紗
須藤 健太郎
しばらくして……
木下 更紗
木下 更紗
須藤 健太郎
木下 更紗
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
木下 更紗
木下 更紗
花宮さんのストーリーが更新され、見るのが怖かったけど
気になって仕方がないからアイコンをタップしてしまった
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
瑠衣の質問に首を縦に振る
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
瑠衣の顔がみるみる険しくなっていく
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
そうして瑠衣は腕を私の首に巻き付け、ヘッドロックを決めてきた
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
放課後
花宮 萌音
帰ろうとした時、脳内お花畑女が話しかけてきた
木下 更紗
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
花宮 萌音
花宮 萌音
須藤 健太郎
須藤 健太郎
後ろから健太郎の怒鳴り声が聞こえたと思いきや、肩を捕まれ突き飛ばされた
木下 更紗
床に思い切り尻もちをつく
木下 更紗
須藤 健太郎
花宮 萌音
花宮 萌音
須藤 健太郎
須藤 健太郎
木下 更紗
木下 更紗
目頭が熱くなって涙が出そうになる
木下 更紗
木下 更紗
教室でイチャつく2人を無視してカバンを持って廊下に出る
おしりがまだ痛い
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
とぼとぼ歩いていると後ろから声を掛けられた
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
返答に困っていると彼はヘラッと笑い
高坂 綾人
と言って手を差し伸べてきた
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
そんな邪な気持ちで私は……
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
彼の告白をOKしてしまう
でもこの選択が私の人生を大きく変えることになるとは
今の私は1ミリも思っていなかった
翌日
駅のホームで電車を待っていると肩をとんとんっと叩かれた
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂くんはニコニコと笑っている
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
"1番線に電車が参ります。黄色の線の内側までお下がりください。"
ガタンゴトン🚃
高坂くんと隣同士で座る
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂くんが意表を突かれたような顔をして固まった
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
"次は〇〇、〇〇"
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
昇降口に着くと一生会いたくなかったやつがいた
花宮 萌音
花宮 萌音
須藤 健太郎
花宮 萌音
木下 更紗
胸がズキリと痛む
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
花宮 萌音
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
健太郎が私を軽蔑した目で睨んできた
木下 更紗
花宮 萌音
花宮 萌音
花宮 萌音
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
花宮 萌音
須藤 健太郎
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
怒りが込み上げてくる
高坂 綾人
そんな私にとって重たい空気にあやくんの明るい声が降りかかった
花宮 萌音
須藤 健太郎
須藤 健太郎
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
須藤 健太郎
須藤 健太郎
高坂 綾人
須藤 健太郎
木下 更紗
木下 更紗
須藤 健太郎
花宮 萌音
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
花宮 萌音
花宮 萌音
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
須藤 健太郎
須藤 健太郎
木下 更紗
木下 更紗
胸が苦しい、締め付けられる
好きな人から蔑ろにされて、バカみたい
高坂 綾人
木下 更紗
花宮 萌音
花宮 萌音
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんはそう言ってウィンクする
木下 更紗
須藤 健太郎
花宮 萌音
その場で固まる3人
周りにいた人達もあやくんの言葉が聞こえたのか、口を開けて固まっていた
木下 更紗
さすがに好きでもない人から言われるとキツい
思わずその場から走って逃げる
更紗がいなくなった昇降口
周りが綾人をチラチラと見ながら通り過ぎていく
須藤 健太郎
須藤 健太郎
花宮 萌音
高坂 綾人
須藤 健太郎
須藤 健太郎
高坂 綾人
須藤 健太郎
須藤 健太郎
高坂 綾人
高坂 綾人
花宮 萌音
花宮 萌音
花宮 萌音
須藤 健太郎
花宮 萌音
ガラガラッ🚪
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
頭上に"?"が浮かんでいる瑠衣に今までの経緯を全て話す
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
花宮 萌音
花宮 萌音
教室に花宮さんと健太郎が入ってきた
花宮萌音ははっきりいって女子たちから嫌われている
理由は言わなくても分かるでしょ?
でも……
花宮 萌音
須藤 健太郎
スクールカースト上位にいる健太郎が怖くて誰も逆らえない
みんな苦笑いで挨拶を返していく
須藤 健太郎
花宮 萌音
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
お昼休み
トイレからの帰り道
木下 更紗
健太郎との思い出が脳裏に浮かぼうとしたその瞬間───
急に目の前が真っ暗になる
???
木下 更紗
誰かから目隠しをされた
まぁ、その相手は声で分かるけど…
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
あやくんから距離をとる
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
放課後
1人、夕焼けを眺めていると屋上の鉄のドアが開く音が聞こえた
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
一方的に気持ちを伝え、その場を去るつもりだった
彼の横を通り過ぎてドアを開ける
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
思わず足を止めて振り返った
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
普段は声を荒らげたりしない
でも今まで溜まっていた感情含めて、八つ当たりするかのように
木下 更紗
木下 更紗
と怒鳴ってドアを勢いよく閉めた
1週間後
あの日から高坂くんは私を見つけるなりクサいセリフを吐きながら近づいてくる
嫌すぎて今は保健室にいるというわけだ
保健室の先生
木下 更紗
保健室の先生
木下 更紗
保健室の先生
木下 更紗
今日はけが人も病人もいないから静か
先生が作業する音と時計の音しか聞こえない
木下 更紗
保健室の先生
保健室の先生
木下 更紗
スマホをいじっていると窓の外からザァーと雨の音が鳴り始めた
木下 更紗
保健室の先生
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
保健室の先生
保健室の先生
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
保健室の先生
保健室の先生
木下 更紗
保健室の先生、口は悪いけど根は優しいから好きだ
教室に傘を取りに戻ると中には健太郎と花宮さんがいた
木下 更紗
慌てて壁に隠れる
木下 更紗
木下 更紗
恐る恐る中を覗き込むと、2人は向かい合って立っていた
花宮 萌音
須藤 健太郎
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
はっきりと見えた
健太郎が花宮さんにキスするのが…
花宮 萌音
花宮 萌音
須藤 健太郎
須藤 健太郎
花宮 萌音
木下 更紗
体が急激に冷えていく
心に空いた大きな穴に風が吹いて来てとても寒い
花宮 萌音
花宮 萌音
木下 更紗
木下 更紗
健太郎と萌音がキスしていた頃、職員室では───
綾人の担任
高坂 綾人
高坂 綾人
綾人の担任
綾人の担任
綾人の担任
先生が綾人の頭をペシッと叩く
綾人の担任
高坂 綾人
綾人の担任
綾人の担任
高坂 綾人
綾人の担任
綾人の担任
高坂 綾人
綾人の担任
綾人の担任
高坂 綾人
高坂 綾人
昇降口で雨が降っていることに気づく
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
するといきなり後ろから誰かがぶつかってきた
高坂 綾人
油断していた
いや、油断も何も後ろから突進されると誰が思う
そのままバランスを崩して床に尻もちをついた
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
泣いていた
とても苦しそうな顔で瞳からぼろぼろと涙を流していた
木下 更紗
高坂 綾人
そうして彼女は暗い水の中へと走って消えてしまった
木下 更紗
木下 更紗
校門にむかって走る
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
雨で濡れた地面で滑り、ビシャッと音を立てて転んでしまった
木下 更紗
制服はずぶ濡れ、髪もベタベタ
メイクだってきっと落ちてる
転んだせいで膝から血出てるし…
なんて
みっともない
木下 更紗
起き上がってその場に座り込む
高坂 綾人
木下 更紗
声が聞こえた方を見ると、あやくんが傘もささずに走ってきていた
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
あやくんに両肩を捕まれ揺さぶられる
木下 更紗
高坂 綾人
そう言って彼は私の正面に座った
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
さっきまで心にぽっかり空いていた穴がだんだんと塞がっていくような感じがする
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
雨が絶え間なく私たちを包むように降る中、あやくんが真っ直ぐに私を見つめた
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
???
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
いきなり怒鳴り声が聞こえたかと思ったらあやくんが顔をしかめた
高坂 綾人
綾人の担任
綾人の担任
高坂 綾人
木下 更紗
綾人の担任
綾人の担任
高坂 綾人
綾人の担任
保健室
保健室の先生
木下 更紗
保健室の先生
高坂 綾人
また同じことを言おうとしているあやくんの頭をスパンッと叩く
高坂 綾人
木下 更紗
保健室の先生から着替えの制服を受け取り、カーテンの中で着替える
着替え終わってふと窓の外を見たら
木下 更紗
健太郎と花宮さんが相合傘をして帰るところを目撃してしまった
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
それはきっと、
あやくんのせいだろう
木下 更紗
保健室の先生
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
そう言って少し微笑む
高坂 綾人
私を見たあやくんは目を見開いた後、照れくさそうに顔を逸らして
高坂 綾人
と呟いた
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
保健室の先生
先生があやくんの頭をスパンッと叩く
高坂 綾人
高坂 綾人
翌日
駅であやくんと会い、そのまま一緒に登校する
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
須藤 健太郎
主
木下 更紗 (きのした さらさ)
絵:Xより、as様
高坂 綾人 (こうさか あやと)
絵:Xより、as様
須藤 健太郎 (すどう けんたろう)
花宮 萌音 (はなみや もね)
赤城 瑠衣 (あかぎ るい)