TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

意味怖3「ききまちがい」

一覧ページ

「意味怖3「ききまちがい」」のメインビジュアル

意味怖3「ききまちがい」

1 - 意味怖3「ききまちがい」

♥

1

2022年05月15日

シェアするシェアする
報告する

天使

意味怖ーーーーーーーーーーーーー☆

ききまちがい

天使

ある日、私は街角で占い師の老人に出会った。

天使

その占い師はその人がいつ、どんな〇に方をするのかを占うと言うのだ。私は興味本位で自分の〇因を聞いてみることにした。

天使

すると老人は禍々しい手つきでなにやら魔具を弄り、ブツブツと呪文のような言葉を唱え始めた。

天使

そして、か細くしわがれた声で二言ぼそりと呟いた。どうやら私は三年後の七月七日に溺れて〇ぬらしい。その時の私はその事を本気にしておらず、大して気にしてもいなかった━━。

天使

月日は流れ、私が〇ぬとされる日がやって来た。さして気にしていなかった私だが、改めて意識し始めると途端に不安が募り始めた。一応念の為、万が一ということもあるし、何もしないよりはマシだろうと考えて、私はあらゆる可能性を考慮し、対策を講じることにした。

天使

その日は一切の飲み物を口に入れず(水分は果汁多めの果物を取ることにした)、風呂に入らないのはもちろんのこと、水場の近くには近づかないようにした。恐れるべきは「体液」で、それ以外で〇ぬことはない。まあこれもその占いが当たっていると言う前提なんだけど......。

天使

私は今、家の外に出て、歩いて移動している。

天使

本当は外を出歩くのは危険なのだが、どうしても外せない用事ができてしまっていた。

天使

命には変えられないと思うのだろうが、生き延びるのを仮定するのであれば外すことはできない、そんな用事であった。

天使

でも実際はどうなのだろうか?向かう先の近くに川があるが、近づく毛頭ない。車に乗る予定もないから、運転手が突然気絶して、制御不能になり川に突っ込む、なんて事もない。車に轢かれて吹っ飛んだ先が川だった、とかの方がまだ可能性としてありそうだ。もっともその場合、〇因は別になりそうだが。

天使

......ん?

天使

まてよ............そうか、やばい!その可能性があった!やっぱり外に出るんじゃなかった。

天使

解説


天使

語り手は自分が溺れて〇ぬと思っていた。だがそんな気配はない。語り手は聞き間違えた可能性に気づいた。「溺〇」ではなく「轢〇」だと......。

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

6

ユーザー

怖っ… 呪文…1回,本屋さんで,変なBBAがいたのは,分かるわ 警察ぶったバカ〇ねとか唱えてて,お母さんと居て,「離れよか」ってなって,離れたけど,そのBBA怖すぎて泣きそうになった‪w

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚