TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シ導塾

一覧ページ

「シ導塾」のメインビジュアル

シ導塾

13 - シ導塾 12話

♥

50

2022年06月25日

シェアするシェアする
報告する

せ、先生!!

紫が声を上げた

蓮「何でしょうか?」

こッ...こんなの...!!

!

亜紀が紫の前に手を置いた

亜紀

やめろ。紫

亜紀

注意した所でどうせ何も変わんねぇよ。下手すりゃ殺されるぞ?

ッ...

なんでも...ない、です...。

蓮「そうですか」

蓮「あ、この授業の後、進級テストをします」

蓮「しっかり勉強するように」

チャイムが鳴り、蓮が職員室に戻ると、児童達は誰もが集中出来なかった

瑠磨

...おい、緑

何?

瑠磨

お前、あのとき...

緑の顔が一瞬曇る

瑠磨

ッいや、何でもねぇ。

...そう?

瑠磨

うん。悪ぃな...

数分後、チャイムが鳴り蓮が帰って来た

蓮「チャイム鳴ったのでテスト用紙配ります」

テスト用紙には、小学生には解けないような問題が多数あった

方程式に古代文明、時差、気候...

だが、児童達は全て分かっていた

チャイムが鳴り、蓮が用紙を回収した後、

蓮「おぉおお!!」

と、声を上げた

蓮「素晴らしい!!全員が満点です!」

蓮「小学生では解けないような問題を多数出したのに!凄いです!」

瑠磨

(は...?)

蓮「今日の授業はこれで終わりです!」

児童達は一斉に児童室に戻った

ッッッしゃあああああっ!!!

亜紀

どうした?w

あ、ごめんw

進級テストを合格出来たから、つい..

亜紀

wwwまぁ確かに分かるなw

草w

朗夢

あ...今日...

?

亜紀

どした?

朗夢

さッ坂根さんの誕生日...だよ

亜紀

えぇ!?

心寧

ガチかよ()

朗夢

う、うん

里美「あ、そうじゃん今日私の誕生日じゃん」

おめでとう!

里美「ありがとう!」

昼食時、緑が言った

ていうか、ここ一応塾なのにご飯出るんだね

瑠磨

そりゃあ、最低限の配慮はしてくれるようだしな

亜紀

しかも美味いという()

美味しかったら何でも良いんだよ☆これも朝ごはんも

数時間後、就寝時間になり、皆が寝静まっている

スースーと寝息を出しながら寝る児童達だが、

突然、児童室に蓮が入って来た

蓮「おーい、坂根さーん」

蓮「起きて下さーい」

蓮の声に気が付き目を覚ました里美

里美「なんですか?」

蓮「貴方は今日...7月5日火曜日、誕生日だそうですね!」

里美「あ、はい!」

蓮「ですよね。では...」

蓮「死んで下さい」

里美「え...?」

里美「な、なんで...」

蓮「だって、貴方はもう12歳なのです」

蓮「12歳という事は、中学生の年齢になる、小学生では無くなるということ...」

蓮「ですので、部外者として殺すんです」

里美「う、嘘...」

里美「嘘だぁああッ!!」

里美がしゃがみ、手で頭を抱え、取り乱した

里美「そ、そんなこと聞いてない!聞いてない、聞いてない...!!!」

蓮「そうですか♪叫んでも無駄です、それが規則なので♪」

蓮「急に起こしてすみませんね。では...」

里美「!」

蓮「おやすみなさい」

蓮はそう言い残し、里美の腹を鋏(はさみ)の刃で抉って殺 した

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

9

ユーザー

お、お誕生日になったらやられちゃうとか…みんなお誕生日が怖くなっちゃいますよ……生き残って欲しい(><)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚