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テラーノベル(Teller Novel)

イチカ

これどうぞ。

紅茶を出し

ツカサ

あぁ、ありがとう

イチカ

それでどうしたんですか?

ツカサ

あぁ、イチカに頼みたいことがあるんだ

ツカサ

俺らの国をt…

サキ

私たちの国を救って欲しいの!!

ツカサ

(( 驚

イチカ

サキ達の国を救う、?

シホ

私たち東国は西国の魔法使いに目をつけられているの

シホ

私たちで何とかしようとした、

シホ

けど、私たちだけじゃ力不足なの。

ツカサ

だから、イチカに……

イチカ

…ごめんなさい

サキ

え、?

ツカサ

なぜだ、?

イチカ

…私はこの国を離れることは出来ない。

イチカ

南国の剣士はそう多くない

イチカ

特攻隊の私が居なくなれば、いつ敵が来た時に戦えない

イチカ

私はこの国が大好きなんです

イチカ

それを見捨てることは私にはできない、

ツカサ

イチカ……

ツカサ

だが…っ

サキ

いっちゃん、どうしてもだめかな、?

イチカ

サキ……

サキ

アイリ様……

イチカ

え?

サキ

アイリ様は私たちの恩人でしょ!

イチカ

……!!

イチカ

けど……私は、っ

ツカサ

イチカ、?何を迷っている。

ツカサ

恩人が狙われているんだぞッ、!

イチカ

っ……

イチカ

でも、あの……( 拳握

ツカサ

イチk……

  

イチカ…?

イチカ

!!

ツカサ

、?

ツカサ

( なんだ、この雰囲気…… )

シホ

っ!

マフユ

何をしているの…?

マフユ

ゴホッ、ゴホッ、

ツカサ

お前……

イチカ

マフユ様…っ!!

ツカサ

マフユ…様?

イチカ

なぜ外に出てきているのです、!?

イチカ

また体調を崩したら……

マフユ

私は平気よ…

マフユ

なんか外が騒がしかったので…

イチカ

すみません、部屋行きましょ?

ツカサ

イチカ!!

ツカサ

お願いだ!来てくれ!!

イチカ

………

マフユ

イチカ、お客さん…?

イチカ

いえ、なんでもありません。

ツカサ

イチ……

イチカ

私は……っ!!!

イチカ

マフユ様を1人には出来ないのです…っ!!!

ツカサ

……!!

マフユ

……、?

イチカ

アイリ様も恩人です……

イチカ

けど、

イチカ

それ以前に私はマフユ様に救われた……っ!!

ツカサ

……!!

子供の頃、

ある出来事がきっかけで

私を含め、

ツカサさん、サキ、シホはアイリ様に引き取られた

顔の出来がいいサキはアイリ様みたいなお嬢様。

私、シホ、ツカサさんはアイリ様たちを守る騎士になるよう、訓練をした

騎士達

ツカサ!お前飲み込み早いな!

ツカサ(幼少期)

あ、ありがとうございます!!

騎士達

シホもいい感じだ!!

シホ(幼少期)

はい、!

騎士達

…でもイチカはもう少し練習が必要だな、

イチカ(幼少期)

…はい、

私はシホとツカサさんと比べて

出来が悪く、

今すぐにでもここを抜け出したかった。

私は誰よりも特訓をした

救ってくれたアイリ様を守れるように…

イチカ

ふっ、はっ!!

イチカ

きやっ、!( 倒

イチカ

っ。!

イチカ

どうして…!どうして出来ないの!!

イチカ

ツカサさんが出来るのを…シホが出来るのをどうして……っっ!!!

私はストレスを感じていたか、

気づいたら眠りについていた。

イチカ

っ……ん、

目が覚めると、そこには私と同じくらいの髪の長さの

綺麗な女の人がいた。

イチカ

…あの、、

私は思わず声をかけてしまった

そして女の人は何も言わずに振り向いた

イチカ

( 服装からして私と同じ騎士なのだろうか、 )

マフユ

…え

マフユ

生きてたのね…!

イチカ

え?

マフユ

声掛けてもビクともしなかったのでタヒんでいるのかと…

イチカ

し、タヒんでません!!

マフユ

ならよかったわ…

マフユ

( くすっ

イチカ

あの……あなたは、、

マフユ

私はマフユ

マフユ

この隣、南国で騎士をしているわ。

イチカ

私と同じ……

マフユ

だと思ったわ

マフユ

だってこの手……

マフユ

相当練習してたのよね?

イチカ

はい、

イチカ

すぐに追いつきたくて……

マフユ

追いつく?

イチカ

はい、私の幼馴染はみんな好成績の持ち主で、

イチカ

私はいつもダメ出しばっか。

イチカ

師匠も悪気は無いことは分かってるんです。

イチカ

けど……

イチカ

早くあの人たちみたいにならなくちゃ……

マフユ

………

マフユ

他人に合わせるってそんなに大事な事かしら?

イチカ

……え?

マフユ

だって、私は私1人しか居ないのよ?

マフユ

なんで他人に合わせなければいけないのかしら?

イチカ

……

マフユ

あ、ごめんなさい

マフユ

赤の他人が口出してしまったわ

マフユ

貴方が私と同じように見えたもの。

イチカ

マ、マフユさんも、?

マフユ

えぇ、

マフユ

私は他の人と違って体が弱いの

マフユ

それなのに団長が厳しくするから。

マフユ

( はぁ、

イチカ

で、ですよね、!

イチカ

人それぞれですよね!

マフユ

…!

マフユ

そうよ、人それぞれ

イチカ

( にこ

私は初めて

自分の気持ちを尊重された気がした。

この時から私は

この人のそばにいたいと思った

ツカサ

そんなことが……

イチカ

だから、私はマフユ様から離れません、

イチカ

マフユ様を失ったら私…っ、

サキ

イッチャン……

シホ

けど、アイリ様に助けてもらわなければこの人にも会えなかったでしょ!!

イチカ

っ……

イチカ

シホは何も分かってない!!

イチカ

大切な人を失って気づく……

イチカ

後悔してからじゃ遅……

シホ

分かるよ!!!

イチカ

…!

シホ

大切な人を失う辛さ……

私もそうだったから。

シホ(幼少期)

お姉ちゃんッ!!!!

雫(幼少期)

………( 眠

イチカ

けど……

マフユ

イチカ。

イチカ

マフユさ……

マフユ

行ってきて。

イチカ

え?

マフユ

あなたは私に囚われ過ぎてるわ。

イチカ

でも……ッ!!

マフユ

イチカ、

マフユ

私はそう弱くない。

マフユ

貴方に剣術を教えたのは誰…?

マフユ

貴方に自分の道を歩む大切さを教えたのは誰…?

イチカ

マフユ様……

マフユ

そう、全部わたしよ。

マフユ

自分のことは自分でなんとかする。

マフユ

だからイチカ。

マフユ

( 手を頬に添えて

マフユ

行ってきなさい。

イチカ

っ……( 涙流

イチカ

マフユ様……っ、

イチカ

必ず戻ります、絶対に。

マフユ

……ふふ、

マフユ

約束ですよ、イチカ。( にこ

サキ

うぅ……( 感動

ツカサ

ちょ、大丈夫か、?( 撫

シホ

…イチカ

イチカ

…?

シホ

さっきはその…ごめん。

イチカ

いいの、

イチカ

私、アイリ様を救いに行きます!

ツカサ

…!

ツカサ

ありがとうイチカ。

イチカ

すぐ出発しましょう

サキ

うん!!

ツカサ

マフユ様。

マフユ

やめて、貴方にまで『様』付けはむず痒いわ…

ツカサ

必ず、俺がみんなを守ります

マフユ

…!

マフユ

頼もしいですね…

マフユ

どうかあの子を…イチカをお願いします、

ツカサ

はい。

マフユ

ゴホッゴホッ…

マフユ

健闘を祈ります…

君 を 守 る 為 な ら ば _ 。

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コメント

7

ユーザー

急でごめんなさい!出来れば、リンちゃんを出していただけないでしょうか、?

ユーザー
ユーザー

がんばれえぇぇぇえ

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