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紫陽花
#溺愛
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ルシア
暗殺者の二人組が膝を付き、公爵様と私に頭を下げている。
ヴァル
ヴァル
リラ
リラ
リラ
ルシア
ルシア
ルシア
ルシア
ルシア
ルシア
私は部屋の隅にいた男に声をかけた。
モルドン
モルドン
モルドン
モルドン
モルドン
ルシア
ラグナーク
ラグナーク
ラグナーク
ヴァル
リラ
ルシア
ルシア
ヴァル
リラ
息を呑む。
モルドンも目をむいている。
これは彼も知らなかったらしい。
たった二人で、街一つ地図から消せる戦力。
彼らは、思った以上にとんでもない存在らしい。
ラグナーク
ラグナーク
ラグナーク
ラグナーク影
公爵様が笑みを深くする。
ヴァルやリラ、モルドンがかすかに震える。
謂われない罪が本当に無実だと知ってるのは、私だけらしい。
ラグナーク
ラグナーク
ルシア
ラグナーク
ラグナーク
ルシア
ルシア
不意に思い出す。
私はこの屋敷に何しに来たんだったか。
ルシア
私はモルドンを指さす。
ルシア
ルシア
ヴァルとリラの眼が、妖しく光った。
ヴァル&リラ
モルドンの顔が青ざめる。
モルドン
モルドン
ルシア
ルシア
そして、あまりほどほどじゃない拷問が始まった。
ごめんね、モルドン。
私もここまで容赦ない感じにする気はなかったよ。
王宮内
第一王子ヴァシュレイの執務室
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
苛立ちまぎれに机を叩く。
机の上の仮面が揺れる。
ナイト・オウルの司令塔として、ヴァルやリラに会う際に使っていた仮面だ。
ヴァシュレイ皇子
金を払い、モルドンにルシアやラグナークを貶める記事を書かせた。
そして、手持ちの暗殺者を差し向けた。
モルドンの死体を前に、世間は思う。
聖女ルシアとラグナークが、モルドンを殺したと。
そういう計画だったはずなのに……。
ヴァシュレイ皇子
結果としてモルドンは姿を消した。
暗殺者の二人には、死体は目につく場所に置けと伝えたにもかかわらず、だ。
二人に事情を聞こうにも、音信不通になっている。
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
今後は荒事に対処できなくなる。
今まで通りにはいかないだろう。
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
毒草を使って飼いならした、最強の暗殺者。
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
頭はアレだが、その気になれば一夜で千人を殺せる戦力。
彼らの力で、邪魔な政敵を消してきた。
どんなに恨みを買っても怖くなかった。
今までは、そうだった。
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
執務室のドアが叩かれる。
執務官
執務官
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
執務官
ヴァシュレイが舌打ちする。
ヴァシュレイ皇子
執務官
執務官は手に紙束を持っている。
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
執務官
ヴァシュレイ皇子
モルドンは生きている?
何がどうなっている?
ヴァシュレイは執務官から新聞をひったくるように受け取った。
ヴァシュレイ皇子
ヴァシュレイ皇子
記事の見出しを読み、ヴァシュレイは怒髪天を衝く勢いで怒り狂った。