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なにここで泣いてんだ
凪誠士郎
ｯ
ミヒャエル・カイザー
中行かなくて大丈夫か？
凪誠士郎
……大丈夫
アレクシス・ネス
やっぱ！これだから、世一は信じられないんです！
凪誠士郎
潔は、？
ミヒャエル・カイザー
警察に突き出したから今は安心だな
凪誠士郎
そっか
凪誠士郎
…俺また守れなかった
凪誠士郎
玲王の事
アレクシス・ネス
凪が悪い訳じゃないですよ
凪誠士郎
俺がそばにいるからいつも玲王は、こんな目にッ、
玲王
次こそは、
絶対に守るから
小学生時代
佐藤穂乃果
ねぇ
凪誠士郎(小学生)
……
佐藤穂乃果
ねえってば！
凪誠士郎(小学生)
…何？
佐藤穂乃果
話聞いてた？
凪誠士郎(小学生)
興味無い
佐藤穂乃果
もうッ〜
この穂乃果(ほのか)とか言う奴は
俺のことが好きらしい
まあ興味無いけど
御影玲王(小学生)
なぎ！
凪誠士郎(小学生)
レオ
御影玲王(小学生)
サッカーしにいこうぜー！
凪誠士郎(小学生)
……めんどくさ
だって俺には好きな人がいるから
その人以外に興味があることなんてない
佐藤穂乃果
ねぇ御影くん今私と凪くんが話してたのわかる？
凪誠士郎(小学生)
は、？(ﾎﾞｿｯ
俺とレオの時間邪魔しないでよ
御影玲王(小学生)
えあ、ごめん
レオは悪くないよ全く
凪誠士郎(小学生)
レオ早く行こ
御影玲王(小学生)
お、おう！
その日以来、
御影玲王(小学生)
あれ、花瓶と、花？
レオの机には花が入った花瓶が置かれてあった
凪誠士郎(小学生)
……
佐藤穂乃果
御影くんにはぴったりだと思ってさー
御影玲王(小学生)
え、？あ、そうかな
佐藤穂乃果
あと、上履きも捨てといてあげたよ？
佐藤穂乃果
汚ったなかったから(笑)
凪誠士郎(小学生)
は？(ﾎﾞｿｯ
御影玲王(小学生)
え、
御影玲王(小学生)
捨てたのって穂乃果ちゃんだったの、？
佐藤穂乃果
ちゃん呼びキモー(笑)
レオが、泣きそう
許さない
凪誠士郎(小学生)
ねぇ
凪誠士郎(小学生)
何してんの？
佐藤穂乃果
え
佐藤穂乃果
いやこれは、仕方なくやったの！
凪誠士郎(小学生)
もういい
凪誠士郎(小学生)
レオ行こ
御影玲王(小学生)
ｺｸ
毎日のようにレオは穂乃果にいじめられていた
高校でも潔からのいじめが続いた
凪誠士郎
……
潔世一
(笑)
御影玲王
え、ﾎﾟﾛｯﾎﾟﾛ
もうレオにはこんな思いさせない
と誓ったはずなのに
俺は、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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