二宮翔子(依頼人)
……っよし、もう大丈夫です、ごめんなさい
おらふくん
いえいえ…!どうぞゆっくりお話しください!
二宮翔子(依頼人)
は、はい!
二宮翔子(依頼人)
私達は先ほども言ったとおり父子家庭で、母は既に他界してます
二宮翔子(依頼人)
で…最近…その亡くなったはずの母が……化けて出て来たんです…
おんりー
……
おらふくん
…なるほど…
二宮翔子(依頼人)
きっかけは至って単純でした…
二宮翔子(依頼人)
私が高校から帰った後、ポストの中に一通の手紙が入っていたんです
二宮翔子(依頼人)
そして、その手紙には…何かの血で書かれたような字で…
二宮翔子(依頼人)
【逃げろ】と…
おんりー
……
二宮翔子(依頼人)
私も最初は誰かのいたずらだと思いました…
二宮翔子(依頼人)
けれど…その手紙を見た後の事でした
二宮翔子(依頼人)
気味が悪いなと思い、その手紙を捨てようとした時、
二宮翔子(依頼人)
私が今まで通っていた帰り道に…血があったんです
二宮翔子(依頼人)
そして、その血を辿ってみると、ある倉庫に着きました
二宮翔子(依頼人)
そしたら…その倉庫に……し、死体があったんです…
おんりー
その死体は、知り合いだったの?
二宮翔子(依頼人)
いえ…知らない男性の方でした…
二宮翔子(依頼人)
それから…死体は地方の人に相談して処理して貰ったんですが…
二宮翔子(依頼人)
それからも不可解な事がよく起きるようになって…
二宮翔子(依頼人)
そうしていく内に…母の霊が見えるようになったんです…
二宮翔子(依頼人)
そして、家族に相談したら…ここの探偵事務所に頼めと言われ…今に至ります…
おらふくん
……な、なるほど…
おんりー
………分かった、君達家族をお母さんの呪いから守る
二宮翔子(依頼人)
…!!ありがとうございます!
おらふくん
……おんりー、いいの?
おんりー
うん、
おらふくん
じゃ、じゃあ!二宮さんの家へ行かせて貰ってもいいですか?
二宮翔子(依頼人)
はい!
おんりー
うわ~…すごい山奥…
おらふくん
自然豊かでいいな~
二宮翔子(依頼人)
こっちです、あそこの家です
おんりー
(……
二宮翔子(依頼人)
死体があったと言う倉庫は後で案内しますね!
おんりー
分かった、お邪魔しま~す
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